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週刊漫画times本誌で気になってたので購入。まだまだ話があまり見えず、本当の主人公がどちらか定かではない状態ですが、気になる物語です。
主人公は2人いる?。一応この作品の主人公は尾津浩人っぽいですが、事あるごとに場面が三宅姉妹の長男であり末っ子の三宅虹太に移ります。尾津は20中盤に差し掛かりながらも10歳の頃に教えられた恋愛観で女を選ぶ精神年齢10歳の素直な男、方や虹太は10歳とは思えないほど落ち着いた様子をみせる生意気小学生。この2人に共通する10歳という言葉は当作品の表題ともなっています。最初は恋愛観的なことが中心のマンガだと思ってたんですが、思った以上に家族愛よりの作品になるんでしょうか。尾津の純粋さと虹太の心情を絡めながら家族のあり方を説いていくするとならば、複雑な家庭ならではの淀みをどう表現するのか非常に楽しみです。
家族との愛情や接し方は十人十色なものですから家族物を描くときはそれこそ色んなパターンを見てみないとあまり納得はできません。今回のいたずら予告みたいな事件と絡めながらそれを描くとしたら是非連載を長く続けて色んなパターンを描いていって欲しいです。