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もしドラ続編。一言で言えば「鉄板の青春ライトノベル」。
もしドラから数年後の休部していた高校が舞台。
単純に励まされる小説。
少し辛口に言えば前回と同様、終章というか物語の結末に力尽きた感が否めない。M1の決勝の8組までに残るが、決勝の3組には残れない中堅どころの芸人という感じ。
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【図書館本】前作同様ストーリーに魅力は感じなかったし、文体も読み辛くて苦手だったけど、そもそもそういう類の本ではないのは理解しているつもり。『もしドラ』を踏まえた上での今作なので前作うろ覚えだとちょっとキツい(再読しようとは思わないけど)。噛み砕いて分かりやすくなってるんだろうけど、よく分からなかった。
居場所とは? 誰かが作ってくれると期待するのは甘い。探さないと。生きる為にも。
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CコードだとC0034。なので、経営の本なんですよね。図書館だとNDC913.6で小説に分類されていますけど。「もしドラ」+「エースの系譜」な感じ。立ち上げ時にネットを活用しないのは、今風じゃないですね。カバーはよくできていると思うのですが、劇中だと、モノレール・河川周辺はグラウンドで校舎ではない設定なような。
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Stand-up Browse Committee
立ち読み委員会 don't mimic me
もし高校野球の女子マネージャーが「ドラッカーのイノベーションと企業家精神」を読んだら
岩崎夏海 ダイヤモンド社
2009年の「もしドラ」続編。ちゃんと起承転結になってて読ませるStoryはさすが。P202 真似るは学ぶと同じくらい。これは、最近すっごく実感。小山社長(武蔵野)も吉越さん(元トリンプ)、Kさんも言ってる。しかして地区予選を勝ち抜いてくのに、ドラッカーから学んで、ピッチングマシンから発明したイノベーションボール 高速ナ○○○!
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◯その人の好きなものについて関心を持って聞き、その人から学んで、学んだあなた方が成長すれば、きっと相手にとって得になるんじゃないかな(126p)
◯長所を活かして誰かを助けられるようにすれば、その人は居場所があると感じられる。(195p)
◯これも一つの『予期せぬ出来事』なんじゃないかしら?(248p)
★選手が一人もいないのにマネージャーが5人もいるってなんじゃそりゃ、って思ったけど、最後には納得させられる。ちょっとうまく行き過ぎだけど。
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休眠中の野球部をマネージャーがまず集まって再興していく設定だったので、前半のドラッカーの解釈部分が重くてストーリーに動きがあまりなく挫折しかけたが、動き出してからは面白くなった
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イノベーションと企業家精神を読んだマネージャーが
野球部を作って他校とは変わった取り組みを行うことで、
突出した技術を持った強豪チームを作り上げるという物語。
物語自体は正直強引すぎるところがあるので、
あまり引き込まれなかったし面白くはなかったが、
イノベーションと企業家精神の内容をざっくり理解するには
よいような気がします。
が、エッセンシャル版も出たし、
そっちを読んだほうがよい気もした。
【参考になった内容】
・イノベーションの7つの機会
①予期せぬことの生起
②ギャップの存在
③ニーズの存在
④産業構造の変化
⑤人口構造の変化
⑥認識の変化
⑦新しい知識の出現
この順番は、信頼性と確実性の大きい順
・ニーズは漠然的では意味がなく、
具体性を持ったものでなければならない。
・マネジメントだけでチームがうまくいくことはない。
・人材が重要ではなく、適切な人材が飛躍的に成長する
企業にとって重要な資産
・ベンチャーが成功する4つの原則
①市場に焦点を合わせる
②財務上の見直し、特にキャッシュフローと資金について
計画をもつこと
③トップマネジメントチームをそれが実際に必要となる
ずっと前から用意しておくこと
④創業家たる企業家自身が自らの役割、責任、位置づけに
ついて決断すること
・イノベーションの原理
①イノベーションを行うには、機会を分析することから
始めなければならない。
②イノベーションとは、理論的な分析であるとともに
知覚的な認識である。
③イノベーションに成功するには、焦点を絞り
単純なものにしなければならない。
④イノベーションに成功するには、小さくスタート
しなければならない。
⑤イノベーションに成功するには、最初からトップの座を
狙わなければならない。
・誰かを助けられる人=他にはない能力を持っている人
他にはない長所を活かして誰かを助けられるように
自分自身成長していくことが重要。
→ 自分の長所・短所をしっかり理解しておくこと。
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物語も面白いし、ためになる話も多く非常に有用でした!
大ヒットの1作目を超えるかも!?
【内容メモ(ネタばれ申し訳ない)】
・「説得」!= 「依頼」
「説得」= 相手にとっての「得」を「説く」
・教えることが「得」になることもある
ー自分が好きなものの説明を求められる⇒喜び
ー教える=学ぶ
・説得術#1。トムソーヤの「ペンキ塗り」★★★
⇒友人たちの前で「楽しそうに」★やる
⇒あまりに楽しそうにやってるので友人が自分も手伝わせてくれと言ってくる
⇒「断る」★
⇒ますますペンキ塗りをやりたくなる
⇒宝物と引き換えにペンキ塗りをやらせてもらう
・魔法の説得術#2。「あなたしかいない」★★★
⇒2人の依頼者有。
「①お金はいくらでも出すので家を建ててください」
「②お金はあまり出せないが、この家を建てれるのは世界であなたしかいません。だからお願い」
・意識を高める方法。
「監督が走っていると黙っていても生徒は走るようになる」
・イノベーション=競争をしないこと
・マネージメント=居場所を作ること
・「予期せぬ成功」を分析⇒イノベーションへ!
・イノベーションが必要な分野でイノベーションを行わないことこそ最もリスクが高い
・強みを活かそうとするマネジメント⇒弱みを克服するきっかけになる
・マネジメントは常に「変化への対応」や「その準備」が必要
⇒野球部は構成員が3年で必ず卒業する。後継者を準備する必要性有
<気に入った表現>
・「夢は不意に心にコツンと小石のぶつかるような感覚を覚えた」
・「その言葉にまた心にポッと火の灯るような温かみを感じた」
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読書記録です。まだの人は読まないでね。
なぜかというと、壮大な後出しがあるから^^;
前半だけだったら、アブナイ宗教みたいな感じがする…
ただ、出てくる事象や問題を前向きに捉え、チャンスに変えていく発想の転換法は参考になると思います。あくまでも上手くいけばってことだけど。
もしドラも読んだけど、具体的な成功例が前作よりも後ろに固まっちゃってたので、前半はしんどかった。最初の1年目の3年生は、高校生で成果の無いタダ働きをここまで出来るのか?というのはちょっと疑問。
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岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『イノベーションと企業家精神』を読んだら」読了。
旅行先の駅改札で駅員さんとちょっとした会話が楽しかった。
車で遠出するようになると、高速から出るとき料金所で、
ご当地情報を聞いたりしたが…有人料金所も無くなりつつある。
車の調子を話しながらの給油も、価格でセルフを選択する。
自動運転が主流になればバスの運転手も園児の憧れの職業では
なくなるのであろう。居場所が無くなる前に自分の長所が発揮
できる居場所を見つける事がが重要なんだな…イノベーションかぁ。
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「もしドラ」の第二段。
前回ほどのストーリー性がないものの、野球部を「マネジメントを学ぶための組織」と定義してイノベーションを生み出していくところが面白い。
本書で一番感じたのは帯にも書かれていますが「居場所」を作るということ。野球部員、マネージャそれぞれに最適な「居場所」をどう作っていくかが細かに語られています。
その人の長所を伸ばし、そして「居場所」をつくること。それは単に適材適所といことを超えていると感じます。それがマネージャの仕事。
イノベーションがらみでは、
・小さくスタートすること
・単純なものにすること
・最初からトップを狙うこと
といったことが、ポイントとして残りました。とりわけ、本書では最後まで「小さくスタートすること」のエピソードが出てたので、記憶にも残りやすい。
ドラッガーからの引用がてんこ盛りであちこちにちりばめられています。さらに、ビジョナリーカンパニー2や人を動かすからも引用して、マネジメント、イノベーションをについての理解をより強固に、よりわかりやすくしています。
そういった意味では、わかりやすく、さくっと読めますが、実は、じっくりと繰り返し読む必要がある本であると思います。
全体のストーリを理解した上で、それぞれのエピソードでドラッガーをどう捕らえているのか再度読み直すのがお勧めの読み方なのでは?と思いました。
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前作の「もしドラ」が高校野球とドラッカーをうまく融合させていて、読んでいて、納得できるものだったが、今回は全く話がかみ合ってなく、読む気が失せた。
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今回も個人的には買いにくい本の表紙でしたが、ちゃんとカバーをつけて読みました。
前作は、すでに野球部と言う組織があり、その中からイノベーションを起こすと言う流れでした。今回は何もない(わけではないが、部員もいなかったので)ところから組織を作っていくので読み進めていくのが楽しかったです。
1も面白かったけど2は今の時代に合っていると思いました。
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前作に続き面白く読めました。ただ、これでドラッカーが理解できる訳ではないと思うが。マネージャーしか居ない野球部から話をはじめ、イノベーションのあり方を分かり易く説明してくれている。最後のストーリは突拍子もないが、あまり考えずに読めてドラッカーが身近になる1冊。
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ドラッカーが説く七つの機会
第一 予期せぬことの生起
第二 ギャップの存在
第三 ニーズの存在
第四 産業構造の変化
第五 人口構造の変化
第六 認識の変化
第七 新しい知識の出現
イノベーションの五つの原理
第一 イノベーションを行うには、機会を分析することから始めなければならない
第二 イノベーションとは、理論的な分析であるのともに知覚的な認識である
第三 イノベーションに成功するには、焦点を絞り単純なものにしたければならない
第四 イノベーションに成功するには、小さくスタートしなければならない
第五 イノベーションに成功するには、最初からトップの座をねらわなければならない
といったドラッカーのイノベーションと企業家精神の内容を高校野球部で具体化するとどうなるかを小説形式に…
ていう構造はもしドラで分かってたことやけど、相変わらず勉強になるね。
個人的に居場所を作るって考え方はハッとしたなぁ。人を必要とすることが迷惑よりもその人のためになるもんなのかもね。
大切な理念は既に古典にある。それを現代に生かすのが下手な人々に啓蒙する良書。