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やわらかい語り口で、
楽しくご飯を食べに出かけるとはどんなにステキなことかを、
教えてくれる本。
読んでいるだけで、レストランが身近に感じてきます♪
ま、ほぼ日読めばいいんだけどね。
あまりに好きで文庫を買ってしまいました。
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「おいしい店とのつきあい方」はほぼ日で連載されていたもの。
この本を読むとレストランに行きたくなります。食べるため、ではなく、レストランという場所に行きたい、と思ってしまいます。
もちろん、おいしいものを食べるためにレストランに行くんだけれど、予約、待ち合わせ、注文・・・会計とそのプロセスを楽しむものなんだ、ってことをあらためて教えてくれた本。
あたしは、レストランで食事をするのは好きです。それは食べること、だけではなくって、新しい味に出会えたり、一緒に食事をする人との会話だったり、レストランの雰囲気(インテリアも含めてね)だったりするんだけど、質問するってことがすごく好き。
初めて聞く食材の名前やネーミングはもちろん
(よくある「魔女風」とか「○○仕立て」とか)
AとBだとどっちがお勧めですか?
これはどうやって食べるんですか?
「かわいい♪」って感じの盛りつけのデザートってどれですか?
お願いも含めていろいろ聞くのが大好き。
サカキさんの本を読んで、あたしの質問力はまだまだひよっこだけど、楽しみ方として間違ってないんだってちょっとだけ自信がついた。
あとは質問をいかにエレガントに行えるか?ってことだね。
うん、予約をしてレストランに行きたくなってきた
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レストランには「先味」「中味」「後味」という三つの味わいがある。いずれもレストランと客の共同作業で生まれるもの。
どんな客であるかは、どんな生き方をしているかである。それを教えてくれるという意味で、池波正太郎「男の作法」に通じる。
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外食産業のコンサルタントとして、グルメ人として
料理を提供する側、提供される側の目線から
どうやってレストランを堪能するかを指南した一冊
いわく、レストランには先味、中味、後味がある、らしい
予約の仕方から、待ち合わせの仕方、会計の仕方など
サカキさんの経験からくる指南ではあるけど
せっかくレストランに行って食事するのだから
存分に楽しむことを追求してもいいのかも、と思えた
単に料理を食べる、だけではない楽しみ方を
この一冊に教えてもらった
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「おいしく食べる事は、ある意味、たすけあいです」
外食産業のコンサルタントが語るおいしいお店とのつきあい方。よりレストランで楽しい時間を過ごしたい人の為の教科書と呼ぶべき一冊です
よく考えてみると、飲食店の「選び方」や「楽しみ方」などは誰にも教わったことがなく、
誰しもオトナになっていく過程で、いつしか自分なりの形が出来上がってしまっているもので、
果たして、それが正しいのかどうなのか?ということすら考えることはない。
よほど変わった人でない限り、同じお金を払うならば、より楽しい時間を過ごしたいと思うわけであるが、
そのような観点から考えた時、本著はまさに「飲食店をより楽しむ為の教科書」と呼ぶべき一冊です。
著者は外食産業のコンサルタントを生業にしておられるだけあって、飲食店側の事情から鑑みて
どのように振る舞えば良いかがわかりやすく説明してあります。
例えば、予約の時間をとる際の時間。
だいたいの人は、「19時から」とか「20時30分から」など区切りの良い時間で予約をするが
飲食店のスタッフのオペレーションからすると、当然に予約が集中してしまう時間帯であれば
店舗スタッフの意識やフォローは分散してしまう。
制約がないのであれば19時15分から30分の間など、一見中途半端な時間に幅を持たせて予約すると良い。
と著者は語っている。
「なるほど」と唸るポイント満載の一冊です。
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この本は,毎日している「食べる」という作業を最大限に楽しむ方法を,レストランで食事を楽しむことを例に挙げて,教えてくれる本だと思いました.
外食なら,お店を選ぶこと,予約すること,待ち合わせをすること,メニューを選ぶこと,待つこと,会計をすること,お店から出ること.外食の楽しみは,フォークとナイフを持って「食べる」楽しみだけではないことを教えてくれました.
そして「優れた食べ手」になる方法も記されています.
文章も面白く,最初から最後まで楽しく読むことができました.毎日の食事が,この本との出会いのおかげで,より一層,楽しくなりました.
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レストランなどで食事をするときの、見方・考え方・・みたいな。
お店を選ぶ、予約する、店に入る、席に着く、メニューを選ぶ、食べる・飲む、会計をする、店を去る・・・すべての場面で、どうあったらいいのかが書いてある。
これって、食べるときに限らず、どんな場面でも言えることかも。
目の前のことを楽しむ気持ち、周りを思いやる気持ちがいつも大切であると言うこと。特に、「全力で楽しもう!」という心持ちが伝わってきます。
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基本的にレストランでのマナー本。ですが、著者のレストランへの愛情や深い考察、様々な体験談でとても参考になる。レストランに行きたくなった。