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あらすじ(背表紙より)
高尾で発見された手足と顔がない死体は、十年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。警察官を殺し、雲隠れしていたリカを追い続けてきたコールドケース捜査班の尚美は、同僚の孝子と捜査に加わる。捜査が難航する中、孝子の恋人、捜査一課の奥山の連絡が途絶えた。彼の自宅に向かった二人が発見したのは…。『リカ』を超える衝撃の結末。
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リカの恐怖、再び。
前作から11年後に書かれたというこの作品。
始まりは前作から10年後という設定だった。
その間、もちろん警察はリカを追っていたが、指名手配の写真を作っても効果はなかった。
そこへリカの仕業と思える事件が起こる。
今回、リカと対峙するのは女性刑事である。
ただ、リカの凶悪で残忍な態度は健在だった。
恐怖で何度も叫びたくなる…
2017.5.28
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エグい描写で有名な狂気のストーカー『リカ』の続編。あれから10年後の設定で物語は始まる。リカの人間離れし常軌を逸したキャラ設定で先回は若干興醒めした。こんなの有り得ないよって。しかし毎日垂れ流しの様に流れる猟奇事件のニュースを見るとこういう話も現実あるのでは?と疑問視してしまう事が怖い。愛欲の権化、愛情の怪物『リカ』。綺麗な感情が何も間違っていないと思い込む恐怖が一番怖い。ラスト数行で思い知らせる。どうやら続編の匂いがするらしい。期待だ。
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中央線の車内で麻酔打たれてさらわれたのに、乗客が誰も助けないとか、なぜ防犯カメラに映らないのか回収してないし、ツッコミどころ満載。
てか、勝手な行動する刑事だらけ。
続編なんて、読むもんじゃない…と再認識。
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五十嵐貴久のホラーサスペンス、「リカ」の続編。
10年前の「リカ」事件を追うコールドケース捜査班の女性刑事と、また現れたリカとの対決を描いています。
ま、そこそこの興奮を持って読み進めましたが・・・
正直、展開早過ぎ、リカの存在感薄過ぎ、クライマックスあっさりし過ぎ・・・
全体に「軽い」感は否めませんでした。前作読後で期待大きかっただけに、少々残念・・・(^_^;)
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前作に引き続き、怖さ満点の本作品。前作はリカの存在自体が不気味だったけど、本作はグロさが目立つ。
ただ、、すっきりしない点がいくつか。指名手配されていたのに10年も大久保にどうやって住んでいたのか(家賃とか金銭的な部分も含め)とか、木の枝のように細い体で、いくら麻酔を打ったとはいえ大人の女性をどうやって運んだのかとか、なぜその時ほかの乗客が助けるなり110番するなりしないのかとか、極限状態とはいえ、目玉をくりぬかれた人間が普通に会話できるのかとか、現実離れしすぎている内容に少し疑問。もうマンガの世界でしょ、これって。
もうこのシリーズはお腹いっぱいかな。
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前作「リカ」はかなりヒヤヒヤしながら読んだ記憶があります。ただ今作は…前作を超えるようなスリルは感じられず、それどころかコレを描く必要があったのかなぁ、と疑問に思う始末。
尚美の菅原に対する愛と、リカの偏狭的な愛の類似性が怖い?ってところがミソなのかなぁ…
前作に起因する期待値が高すぎた故のこの評価、ということで。サクサク読みやすかった点は良かったと思います。
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リカは怖い。
でも、梅本さんも怖い。
最後ちょっとあっけなくて、でも、だからこそなおさら梅本さんの怖さが引き立ってる。
常軌を逸してるのは、リカだけじゃないよ。
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伝説のホラー小説『リカ』の10年後。前作では、その理不尽すぎるリカの狂気に背筋が凍る思いをした記憶があるが、本作ではややパワーダウンした印象である。その理由として、日々発生する現実の事件に狂気を感じることが多く、慣れたくないけど慣れてしまったからかもしれない。
結末は一件落着だが、あのリカだけにもしかして『リボーン』ってありなのかも。
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悪くはない・・・悪くはないのですが、前作のリカのインパクトはやはり越えられなかったかぁ・・・というのが感想です。
前作は本当に震える位怖い(えぇ、夢にも出てくる程でしたが何か?笑)で忘れられないものでした。
文章が悪いとか、作者のイメージが悪いとかそういったことは一切なく、ただ単に、あれだけのインパクトをだしたキャラクターのリカについての最後を読者としてそっとしておきたかったのかもしれませんね(勝手な読者ですみません)。
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リカが帰ってきた!
あれだけ切り刻まれても生きていられるの?
しかも10年も!
リカは結局に人間だった! 正体は分かったけど もっと 生い立ちなど知りたかった。
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一作目の【リカ】に比べると内容が少し薄かった。最終的にリカは殺されることになるが、割とあっけなく終期を迎え、なんだか心がすっきりしない。
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201601/刑事としてどうなのってとこが結構あるし事件展開も各登場人物達もイマイチだけど、ジャンルとしてはホラーなのでやむ無しか。「リカ」がなんでもありのキャラなので、もはやギャグの域になりそう。いまや現実の事件のほうがえげつなく恐ろしいし…。とは言え、結末・タイトル「リターン」の意味に、なるほど!と面白かった。
追記:2016秋に続編「リバース」を文庫オリジナルで刊行だそうで。リカ誕生の秘密が語られるらしいので、また読んじゃうんだろうな笑。
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不可能を可能にする最恐女リカ再び。「見いつけた」には背筋がゾワッと凍る。でも、気絶させた人間を電車乗り降りして一人で運ぶって現実味ないなぁ。超人化過ぎるのも良し悪し。
思いのほかリカの決着もあっけない。凶行内容もワンパターンで、前作を超える恐怖は残念ながらなかった。
話が通じない相手、愛に飢えた女には要注意。
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「リカ」の続編。
リカは死んだのだが、その正体というか、
存在自体は謎のまま終わってしまった感じ。
最後尚美にリカが乗り移ったという解釈でいいのだろうか。