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情報科教員MTのBlog (『論文の書き方』を読了!!)
https://willpwr.blog.jp/archives/51009050.html
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古本屋で購入。文章の書き方を教える本の王道。確かにこういうことを小中学校できちんと教えてくれる先生は多くないかも。「見たままに書け」とか小さい頃は言われていたような気もする。
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「が」に警戒しよう、という章があるのですが…そうなんですよ、この「あるのです『が』」が厄介なんです。否定なのか順接なのか何なのか。この「が」に注意するだけでも、いい感じに文章が書けるように思います。多分。
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論文の書き方という題名だが、方法論ではなくて、文章を書くときの心構えを書いた本。
一番印象に残っているのは、ある思想家を自分で選び、スタイルを模倣することから文章の特訓を始めよという文。
勉強は模倣から始まるというのは、もはや定説であると思う。
他の内容は、?「が」の使用に気を付けること、?日本語を外国語のようにしっかり捉えること、?経験と抽象を往復しなければならない等。
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論文が完成するまでの過程
1.テーマが決まる
何について書くか、そのテーマが決まらなければ、そもそも、出発することが不可能である。テーマは問題と言い換えてもよい
2.問題が決まるときの、答えようとすることのイメージを書き留める
問題が決まるときは、答えようとすることのイメージ(方向)が生まれるもの。この最初のイメージや方向を大切にしなければいけない。
3.イメージが浮かぶのと同時に閃く観念や思いつきをとことん大切にし、紙に書き留める。
イメージを精神に現れる全体的な姿というほどの意味に使うとすれば、イメージが浮かぶのと同時に、いくつかの観念・思いつきがパッパッと閃くものである。それを大切にする。
4.長い文章を作るための部分品を作り上げる
観念や思いつきを大切にするというのは、それを深く考える・書物などで調べるということ。長い文章を書くための部分品に作り上げていく。この過程で2つの新しい事実が生まれてくる。
?今まで考えもしなかった、観念や思いつきが
浮かんでくる。これも大切にする
?部分品が出揃ってくると、最初の曖昧だった
イメージが明確になってくる。ところが、
それにつれて、新しい部分品が必要になって
くる。逆に、今まで大いに役立つだろうと
思って、一生懸命に仕上げてきた部分品が
不要になってくることもある。
5.部分品を組み合わせて、長い文章を完成させる
こういう調子で、全体と部分との間の、イメージと観念との間の相互的コントロールが行われる。それが何度も行われるうちに長い文章を組み立てるための部分品が出来上がる。そうしたら、全体のイメージにしたがって、これらの部分品を組み立てる。相互的コントロールが十分に行われていたら、最後の組み立てはそう困難ではない。
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昭和34年以来、増刷を続ける文書作法の名著。
第二章「「が」に警戒しよう」はまさに慧眼だった。
私が所有するのは第二版、というのがプチ自慢。
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論文作成の作法(姿勢・技術)について。コンサルペーパーを書いていた経験から納得できるところが多かった。
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1950年代に刊行された本である事、そして学部生のリポート作成などを念頭においている事をなどを前もって知っておく必要はあるものの、「論文を書く際の心構え」的なものを教えるという点では、それなりの意味を持っていると思う。
ただ、それは言わば観念論に近く、技術論に関わる部分は少ないし、論文の定型などというものが学会などで固定する以前の話なので、論文の組み立てや立論や議論の展開などについて何か得られるかと言えば・・・ほとんどなし。まあ、この本にそういうものは期待して読む人は少ないと思うので、50年前に出された本としての役目は十分に果たしていると思う。
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何も手元にない状態から、文章入門の事始めとして読むためにはあまり役に立たない一冊だと感じる。
学術論文を書くための本でもないし、かといって日常使いの文章を書くためには若干堅苦しい本であり、帯に短し襷に長しという感が否めない。
内容自体は文章訓練の方法や経験談が述べられているため、普段から文章を書く人にとっては、文章を書くという営みをメタで捉えることにつながるため、自分の文章について振り返るきっかけとしては十分な一冊だと思う。
タイトルと内容のミスマッチにさえ気をつければ、勉強にはなる。
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テクニック的な内容は一切載ってないので、それを求めてる人には向かない本。
書き始める時の気持ちだったり考え方みたいなのが載ってるので、「なるほと〜」と思う部分もあり面白かったです。
22.12.14読了
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50年前に書かれたものですが、その内容は現在でも充分通用すると思います。結局は、いい論文を書くには、その内容の親骨が明らかになるまで自説と他説とを慎重に検討し、想定される読者や社会に向けて読みやすいよう工夫せよ、ということにあると思われます。自分の思いのままに、感じたままに書く、というのが個性の尊重のように過剰に思われている現在でこそ、読まれるべきかもしれません。
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[ 内容 ]
論文やリポートは、なかなか書けないものである。
もとより「いかに考えるべきか」を離れて「いかに書くか」は存在しえない。
著者は当代一流の文章家。
その文体の明晰暢達はひろく知られている。
読者は、著者の多年にわたる執筆経験に即しながら、文章というものの秘密を教えられ、文章構成の基本的ルールを興味深く学ぶことができよう。
[ 目次 ]
1 短文から始めよう
2 誰かの真似をしよう
3 「が」を警戒しよう
4 日本語を外国語として取扱おう
5 「あるがままに」書くことはやめよう
6 裸一貫で攻めて行こう
7 経験と抽象との間を往復しよう
8 新しい時代に文章を生かそう
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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論文の書き方だけでなく、書籍の感想(レビュー)のような短い文章でも役に立つ、「文章の書き方」の考え方を示しています。
IIIには、「が」を警戒しようという章になっています。
「私は、こう思いますが、そうでない場合もあります。」
というよりは、
「私はこう思います。しかし、そうでない場合もあります。」
の方がよいと思われます。
自分でこのレビューを書いている最中でも、「レビューを確認する」時に、2つのことに注意しています。
一つは、文章を入れ替えて、論理的なつながりを分かりやすくすること。
もう一つが、長い文章を、短い一つの論理だけの文章にすることです。
前者は、
V「あるがままに」書くことはやめようという章に関係しています。
最初に読んでから、すでに30年経っていますが、今でも役に立っています。
という文章は、次のように書き直しています。
最初に読んでから30年経っています。今でも役に立っています。
この方が、印象がいいと思います。いかがでしょうか。
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◆総評
こむずかしい。
◆概要
1.「短文からはじめよう。」
・・・文章を読んで、レビューなどを書くのはよい勉強になるということと、作者の経験などをしょうかい。
2.「誰かのまねをしよう」
・・・作者がまねした経験などを紹介しているが、結局要点がつかめなかった。
3.「がを警戒しよう」
・・・「が」には「しかし」だけでなく、「そして」などいろんな意味があってあいまいに使えるのであんまつかわんほうがよいというような感じを小難しく書いている。
4.「日本語を外国語として取り扱おう」
・・・日本語を数式を解くように解読し、一語一語について定義や文法を考えながら作文する必要がある。
5.「あるがままに書くことはやめよう」
・・・序論、結論はいらないとか。スタイルが確立すると文章が書きやすくなるとか、スタイルが確立しても通じなくなることがあるとかそういうことが書いてある。
6.「裸一貫で攻めていこう」
・・・いろいろ調べることが必要だけど、いったんそれを全部捨て去ってから文章を書く必要がある。そのたいろいろ格言がでてくる。文章は爆発だ。文章は攻撃と守備がある。など。
7.「経験と抽象との間を往復しよう」
・・・
◆レバレッジメモ
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なるほど…と思ったことがあったけど、さっと読んだ本。マニュアルというより書く前に読んで、技術を身につけるためにどうしたらいいかって感じ。「が」に注意とか、短文で…とか、勉強になった本。