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亡くなられたはなちゃんのお母さんの魂が、この本の中に込められている気がした。
自堕落な生活を送ってしまう自分にとっても、これからの人生を生きる子どもたちにも、とても重要な1冊になる。
立ち読みで読んだが、「これは買わなくてはいけない」と思い、映画原作の大人向けの文庫本とともに、書店で購入。繰り返し、家族や、いろんな子どもたちと一緒に読みたい本。
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自分にも一歳の娘がいるので、はなちゃんのおかあさんの気持ちがよくわかります。自分がいなくなっても娘がひとりでおみそ汁が作れるように、掃除や洗濯ができるように。五歳のこどもがそれをするのはたいへんなことのように思うけど、おかあさんの真剣な気持ちが伝わったんだろうなと思います。
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けんぶち絵本の里大賞受賞作
絵…★3
文…★3
テーマ…★5
テーマが勝っている印象。読者としての子どもという視点は抜けていないか?
絵は、パステル調?若干人物がマンガっぽい。
文は、原作があるようなのでそれをそのまま持ってきたのかな。
母親を亡くした少女が、生前の母にならったとおりにおだしを引いて毎朝お味噌汁を炊く、という光景は美しい。母の思いを継いで、毎日規則正しく健やかに暮らしている少女と父親の様子は、女性だったら感じ入るものは多いと思う。話自体は感動的である。
けど、なんのためにこの物語を絵本にするのか。だれに向けた話なのか、よくわからなかった。大人の自己満足にも思えてしまう。
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はなちゃんは毎朝5時に起きてお味噌汁を作ります
お出汁もちゃんと昆布と鰹節でとってるの
鰹節もお父さんと一緒に削るよ
朝ごはんを食べる前にお母さんの写真とお話
お母さんははなちゃんが5歳の時に癌で亡くなってしまったから
お母さんは亡くなる前に、お味噌汁の作り方や色々な家事を教えてくれました
お話だけだと読み聞かせ時間は8分弱です
最後にはお味噌汁の作り方や
お父さんとはなちゃんのコメントもあります
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癌で、余命を知った母親が、5歳の娘に生きて行く術を教えて逝く。実話の絵本化。
母親が亡くなった後、娘は教えもらったみそ汁を毎朝、出汁から作り続ける。
初めて、この話を知った時、余命をかけた母親、支えた父親、全てを受け継いだ娘さん、本当に感動してしまった。
長く読まれて欲しい。
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子を持つ親なら涙が出る絵本。育児は大変だけど、もう少し子どもたちに優しくしようと思いました。
〇小学校低学年~