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小売業に関する書物は初めてだったので面白かった。
ただ、もう少し具体的なエピソードが欲しかったかな。
印象的だったのは二点。
①挨拶の徹底が一番難しい。
これは自分自身も飲食で4年やっているから社員だけでない環境での挨拶、モチベーションの維持の難しさは共感できる。
②第五章の数字に表れない人材育成
長期的な視点を持たないと人材育成はできない。上に行けば行く程、下を育てる能力って必須なんだよなー。と改めて実感。
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流通業界で注目度ナンバー1の人物。
IY出身でユニクロ・FRの再建で有名に。
物腰柔らかい印象だが、凄腕な実力者。
実行すること、それが意外とできていないと指摘する。
本部指示を実行している割合は40%という調査もある。
成果を出そうとあせると、普通のこと以上のことをしがちだが
この普通のことが意外とできていない。反省になる。
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超売れ筋商品を思いっきり売り込む
ディスカウントせずに売れる五つの方法
1優位置で売る
2フェース数を拡大
3在庫を多くして、積み上げる
4POPでアピール
5接客で商品の良さをアピール
発注は意思 機械と意思の使い分け
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みずから考え、発注し、売場をつくり、POPを作り、接客をし、売り込み、売上をつくっていく喜びを味わう。意志を持って売り込む。これを忘れて、本部からの膨大な指示に埋没し、売上に一喜一憂するだけというケースは多い。そんな商売の原点を思い出させてくれる一冊。
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お客様と接する商売とはシンプルに伝えてくれている。
「科学×志」で実績を出し、従業員に自信を持たせる経営手腕は尊敬に値する。 田端
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7/17【前】値下げをして利益を上げようとする悪循環を防ぐための要素を知る。本書に乗っている実行力のある会社の例を個人に当てはめる。
【後】現場の人の気持ちを変え、行動を変えるのが経営者の仕事である。部下を教育し、成長させるのが経営者の仕事である。
ユニゲージというシステム導入の衝撃。修正を加え、どんどん使いやすいものにしていって、現場で使える情報システムが開発できるようになった。
結果だけではなく、行動に着目して修正を加えていくこと。
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㈱成城石井や㈱セブン&アイ・フードシステムズの社長 を務める同氏が小売業の現場について書いてます。POSのデータでどれが売れているかは出るが、上位はチラシ商品や大量陳列スペース商品だから単純に売れてると言えないとか、売上増加の絞り込みにABC分析使うなど、最近の授業で聞いたようなことが色々書かれている
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イトーヨーカ堂を経て、ドラッグイレブン、成城石井社長をなさった方の著書。
実行力100%というタイトルに惹かれて手に取りました。
(積読書籍が多かったので図書館にて予約したのですが)
ディスカウントは一時的には売上を押し上げても、継続的に売上を伸ばすのは困難ということの説明に納得。
でもそれはディスカウントの素人がやった場合の事で、仕入原価をきちんとコントロールして、売れる商品を十分に品揃えができる場合は、継続的にシェアを拡大させることも可能だろう。
バブル崩壊後、リーマンショックや震災の影響もあり、日本の景気は上向く気配をなかなか見せない中で、目先の売上を上げようと、誰も彼もが値下げ戦略を取り始める。
そんな時代でもあるので、近隣の競合が値下げをしてくると対抗して値下げをしないと、どんどんお客様を取られてしまうという危機感を感じるのも事実だと思うが、そんな中でも自店(自社)のファンとなってくれる固定客を如何に増やすことができるかが重要。
わかってても目先の事がものすごく重要に感じられ、上からのプレッシャーもあり、値下げに走ってしまうのが人の常。
経営者としてそこを我慢して、改革に取り組まれた事例がたくさん載っていて非常に参考になりました。
しかし大久保さんがいなくなった後も、そのDNAを引き継いで成長し続ける組織を創ることができたのだろうか?
成城石井はレックス・ホールディングスから丸の内キャピタルに譲渡され、その後の動向はどうなんだろう。
一旦社内に植えつけられた思想はそんな簡単にはなくならないとは思いたいが、人のモチベーションは簡単に下がるものである。
100馬力の機械は100馬力しかでないが、人がやれば200馬力も300馬力も出せる可能性があるとおっしゃっているが、50馬力しかでなくなるのも人である。
経営者と従業員とで思考回路が異なるのだと思うが、従業員の成長が会社の成長であると考えると、従業員が成長する(そういう気持ちになれる)環境を築くことが大事だと思う。
売上を上げるためにマーケティングを最大限活用していこうという風に考えがちだが、色々試行錯誤の上立案した戦略も実行されなければ画餅に帰すもの。
如何に現場に納得感を与えるのか?、自分自身の役割は何なのか?、どんな価値をお客様に提供できるのか?悩み尽くさないといけない。
とても参考になりました。
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現場力というモノがやはり大切だと感じたし、上層部の人間を含めた実行力で現場も差が出てくるのかなと感じました。やはり、結果を残している人の文章は説得力がありました。
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社会が成熟化し、ニーズが潜在化し、
ニーズの変化のスピードが速くなるほど、
お客様との接点の重要性は高まってきます。
本日ご紹介する本は、
小売業において、
お客様と直接接する現場の
取り組み方について書かれた1冊
ポイントは
「マネジメント」
イトーヨーカ堂グループの経常利益率が高いのは、
マネジメントレベルが高いから。
経営者が同じようなことを言っていても
現場で実行している企業と、
していない企業の差は大きい。
それは、人材の差であり、
人材の差はそう簡単に埋められません。
強い会社になるためには、
人材教育を強化し、
会社を成長させることが重要です。
「価格」
買ってもらうための値下げは
安いお客を呼び寄せます。
安いお客はより安い商品に向かいます。
そして、安くすると、利益が小さくなるため
たくさん売る必要があります。
我々のような中小企業では、
より高く売るための
現場レベルでの工夫が必要です。
「実行する」
いろいろ考え実行し、売れたらもっと売る。
売れなかったら処分する。
これを繰り返していけば、
売れるものを効率良く選べるようになります。
まずは、自分なりに考えて、売って見ましょう。
「成長」
人が成長しないのに出店数だけ増やしても、
店舗の管理レベルが落ちてお客様に喜ばれなければ、
業績は悪化していきます。
店舗に限らず、売り上げを増やすためには
人の成長が必要です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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社会が成熟化し、ニーズが潜在化し、ニーズの変化のスピードが速くなるほど、小売業の重要性は高まってくる
ディスカウントは「麻薬的」=最初は効いても、だんだん効かなくなる
ユニクロが強いのは、いい人材が揃っているからだ。優秀な人材を採用し育てている
商品はとりあえず少し生産し、売って見てから結果を見て本格生産する
問題は現場である。経営者の考えていることが現場で具体的に実行されているか
経営者が同じようなことを言っていても現場で実行している企業と、していない企業の差が大きい
人が成長しないのに出店数を増やし、店舗の管理レベルが落ちてお客様に喜ばれなければ、業績は悪化していく
自主的に行動できる人にするには、教育して知識を詰め込み、指示命令で従わせ、成功体験を積み重ね、成長させること
上司が考えていることを部下が実行する割合が高いことが、マネジメントレベルが高いということ
人材の差はそう簡単に埋められない。人材教育をさらに強化し、会社を成長させるべき
部下を教育し、成長させるということは、企業にとっては大きな貢献である=人を育てる人は評価されるべき
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◆目次◆
第1章 安ければ売れるわけじゃない
第2章 値下げせずに利益を3倍にする方法
第3章 売れるかどうかは売れば分かる!
第4章 100%現場で実行
第5章 人の成長でしか会社は伸びない
第6章 システムで人と売り場の力を引き出せ!
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/2cea10962483ec79.png
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小売業の本質を分かりやすく、当たり前だけどどうすれば売れるかを考え、動機付けできる著書。
そういえば数年前、著者にお会いした時にもう少し深い事例の会話ができてたらと思う。その頃は知識も経験も無かったなぁ。
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タイトルから実行力がテーマの本かと思って手にとったけれど、
実際は小売店の売上向上の本。
店舗マネジメントであいさつの例が出されていて面白い。
"基本中の基本の挨拶"に現れる"お客様に喜んでいただきたいという気持ち"
今日から私、あいさつ強化週間に入ります。
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内容をざっと書くと、商品を安く売ったところで利益にならないこと、良いと感じた商品を売り込むことが大事ということかと思いました。
自分が納得いったものをいかに上手に見せて、売り込んで、買ってもらうか、それで喜んでもらえるか、そこまでできれば小売業ってやりがいがあって楽しいものなんだと感じました。
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小売業界のお話しで、畑違いでしたが、やはり商売に業界は関係ない(言い過ぎかもしれないですが)と思いました。
販売手法や、考え方など、非常に参考になる部分が盛りだくさん。
スーパーに行った時も、そういった視点で、物事を考えると、おもしろいかも。
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チェック項目13箇所。お客さまが買いたくなる商品は何なのか、買いたくなる価格はいくらか、買いたくなる売り方はどういうものなのか、何が売れるか分からない時代に、お客様に買っていただける商品をどう見つけるか、売り場でその商品の良さをどうアピールして売り込むか、こうした仕組みを根本から改革する必要がある。社会が成熟化し、ニーズが潜在化し、ニーズの変化のスピードが速くなるほど、小売業の重要性は高まってくる、社会への貢献の余地も高まってくる、小売業は内需拡大に貢献し、日本経済の活性化を支えていくべきだ。価格で奪ったお客様は、価格で奪い返される、こちらの店が気に入って買ってくれたのではなく安いから買っただけだから、他店で安売りをしていればそちらに行ってしまうのだ。ディスカウントは「麻薬的だ」と言われている、最初は効いても、だんだん効かなくなり、売り上げを増やすにはもっと刺激的なディスカウントが必要になってくる、最初は「安いな」と思った価格も、次第にインパクトがなくなる。日本でも経済格差が広がってきているが、低価格品を買わないと生活できないほどの低所得者は、実はまだそんなに多くはない、貯金もないわけではない、商品の価値を認めれば、安くなくても買ってくれるはずである。ユニクロが売れている、なぜだろう、私は品質がいいからだと思っている、素材がいい、縫製もいい、デザインもカラーもシンプルでベーシックである、流行も取り入れている、その割に安いから売れているのだ。お客様に満足していただくのが小売業の目的である、お客様に満足していただけない限り、小売業の発展はない、価格ニーズは強いから、ディスカウント志向の小売業があってもいいだろう、しかし、全部の小売業がディスカウント志向でいいのだろうか。お客様はいつも行く店舗を決めていることが多い、そのいつも行く店舗を変更する大きな理由が、「店員の感じが悪かった」である、店舗に行かない理由として、「価格が高い」「品質が悪い」に勝るとも劣らない多さである、お店のファンを増やすために、感じのいい挨拶をすること、感じのいい接客をすることは非常に重要であると考えられる。お客様の需要は減退しているが、買わないわけではない、価格が安ければ何でも買うのでなく、買いたいと思える商品で、価格が納得できれば買うのである。インタビュー調査で買いたいと言ったモノが、いざ自分でお金を出すとなると買わないということはよく起こる現象であるが、実際に売ってみた結果は真実である、お客様は実際にお金を出して買ってくれたのだから、間違いなくニーズがはある。小売業で差がつくのは、現場での実行レベルである、経営者は同じようなことを言っていても、現場で実行している企業と、していない企業の差が大きいのである。小売業では現場での実行がすべてである、経営者が何を言おうと、現場で売り場で実行されなければ業績を上げることはできない、セブン-イレブン・ジャパンの営業利益率が高いのは、マネジメントレベルが高いからだと思う、規模が一番大きいからではなく、マネジメントレベルのほうの影響が大きいと思う。マネジメントレベルを上げさえすれば、売り場はどんどんよくなり、売り上げも利益も増えてくる、マネジメントレベルを上げることは、経営改革する時に、最初に手をつけるべきことだ。小売業が価値を創造するためにも、社会に貢献するためにも、最も重要なのは人である、とにかく人を育てることである、残念ながらこれができていない。