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佐々木常夫氏の著作のエッセンスが詰まったお得な一冊。自分が経営者となり、人を雇用する立場になったことで「上司」であることの意識はとても強くなった。会社員時代は部下への対応も含め、自分が上司であることへの意識が高くはなかった自分には入門書として最適だった。
”熱い思いと責任感がなければ、人を率いる真のリーダーにはなれない”
”上司として真に必要だと考えているのは「真摯さ」であり「大いなる志」である”
これは会社に限ったことではなく、一つのプロジェクトやチームを牽引する立場になった際にはいつも心がけていることと同じだ。権威や命令で人は動かない。これはマーケティングを扱う人間として承知していることでもある。
ただし、想いが正しく伝わらないことも多々ある。
その際には説得するのではなく、正しく気持ちを伝える努力も怠ってはいけない。「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」
その意味をしっかりと理解し、伝えられる上司であれるように努めたい。
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2016.01.14 読書中
印象に残った言葉
・組織の中で生きていく以上、不平等も不条理もなくなることはない。
・仕事とは、他者との関わり合いの中で自分の人生を刻んでいく道程なのである。
・ことの本質とは、個人の置かれた状況を超えてシンプルなものである。
・多読家に仕事の出来る人は少ない。
・私が読んだ本の数は少なくないが、学んだ本の数はそれほど多くはない。
・「主体性を持って仕事に当たる」こと。つまり圧倒的当事者意識を持つことである。
・一人ひとりの強みを引き出し、弱みを隠すチームづくり
・長時間労働とは、「プロ意識」と「
想像力」と「羞恥心」の欠如をしめすものである。
2016.03.24 読了
・即身仏
・人間が一人で考えられることなど、たかがしれてる
・個人が描く未来は人それぞれでよい。だが上司が描く未来は、自分だけに都合がいい未来であってはならない。部下や組織にとって、より良い未来であるべきだ。
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ビジネス書には全く興味がないのだが。存外面白かった。
力をもらった項目もあるし、いつの間にか出来なくなっていたこともあり、なるほどなと思うこともある。
何度か読み返したい本だな。
上司としてだけでなく、生きていくにあたって参考にもなる。
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部下とは自分の組織を共に支える同志であり、また、その能力や経験の未熟さを指導しなければならない生徒である。
仕事の遅い人、要領の悪い人にこそ粘り強く時間を割いて、全員を成長させなければならない。
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リーダーとして行うべきことは、業務目標の達成と部下の成長であり、とりわけ後者にどれだけ力を入れて臨めるかが大切であることを説いている。
また、一社会人として基本的なルールを守り、原理原則に忠実でありながら、自分が先頭に立ち、火の粉をかぶるつもりで仕事にあたることが肝要としている。
この書は、社会人として修羅場を経験しながらも、きちんと自らの家庭や部下に対してもきちんと向き合ってきた著者の人柄がよく伝わってくる秀作であると思う。
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直接お話を伺って購入。
真摯さを忘れずに仕事をし部下に接していきたい。
そして夢と希望を与えられるような上司でありたい。
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これから上司になる人が心の準備として読みたい一冊。マネージャーになってからでは忙しく冷静に勉強する時間もなくなってしまう為と思い手に取ったが、何度か読んで自分の中に落とし込みたい。部下の能力の最大化が上司の命題。