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忙しいときにお弁当を買ってくる店をきめている、という話が、一番なるほどな~と思った。意識して『セカンドキッチン』を持つ、という考え。外食という観点ではなく、うちのごはんの延長に位置づけられるような、美味しさ。改めて周りの店を確認してみよう、と思った。
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小川糸さんの作品から感じられる丁寧な質素さが、彼女の私生活を覗き見することでより具体的に伝わってきた。後半の旅についての件が一番好きだった。
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小川糸さんの作品をいくつか読んできたけれど
人柄についてふれるのは初めてでした
作品にあらわれている自然体に彼女独自のらしさがかおる本でした
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自分の好きな人、もの、ことに囲まれて暮らしたい、そこに素直になることはとても大切。
それは共感。
それが人から見ても素敵に見えるようになるまでには、時間がかかるだろうけど。
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誕生日に友人がプレゼントしてくれた本。
小川糸さんが書く小説の、ほのぼのしているのにしっかり芯が通っていて、読んでいると背筋がピンと伸びるようなあの雰囲気はどこから来るのか、これを読むことで少し理解できたような気がした。
愛情を注ぐにふさわしいモノだけに囲まれた、素朴で、でもセンスのいい暮らしぶり。背伸びせず、自然体で居心地良くいられる暮らしの空間。それを保つには努力が必要だと知っていて、その努力を楽しみ惜しまない。
私も自分の生活の中で、モノをこれ以上増やしたくないと思いながら、最近あるモノに心を乱されていたのだけれど、これを読んで、すとんと気持ちが落ち着いた。
何かを買う前にいつも小川さんの言葉を思い出せたらいい。
「ものを使うことは、ものに対して責任を持つということ。」
「大切にしたいのは、そのものとともにする「歴史」です」
「出合うまでのストーリーがある愛用品が少しづつ増えていくことが、年齢を重ねる楽しみなのだとも思います。」
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今の自分の生き方を肯定してもらえたような気がした。シンプルで理想的な生き方の小川さん。小説は何冊か読んだことはあったけど、どういう方かわからなかった。いいエッセイでした。
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2018.03.09.読了
小川糸さんの小説の素がよくわかる
ステキな本でした。
この潔さが溢れているように思います。
理想的な生活。
少しずつ近づけたらいいなぁ
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この本を読んでいて、小川さんが作家さんだという事を忘れてしまうぐらい、物選びの際の基準というかルールが徹底されていて、ライフスタイルアドバイザーのようです。
私も物を沢山所持するのは好きではないので
小川さんの考え方に共感できる点が沢山ありました。
ただ、私との違いを挙げるとすると
小川さんは自分で決めた事を継続する力を持っていて
常に自分と向き合い、自分の心の声に耳を傾け
自分を大切にしているし、それが出来ている点が
素敵だなぁと感じました。
私は最近、自分を大切にする旅路の
入り口に立ったばかり。
自分を大切にするという事は
なかなかどうして難しく
すぐに出来る事ではありません。
自分に出来るだろうかと不安を感じていた所
この本と出会い、
これは運命だと思いました。
小川さんを目標にして、
自分も自分を大切にしていきたいと思わせてくれた1冊です。
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とても美しく、優しい気持ちになりました。
ものを大切に扱うことは、自分を大切にすることと同じこと。
生活を丁寧に行うことは、自分を慈しむこと。
幸せな気持ちになる一冊でした。
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「食堂かたつむり」の作家、小川糸さんの生活にフォーカスを当てた本。
今流行りのシンプルライフの先駆けでしょうか。シンプルライフの方法ではなく、考え方の部分がクローズアップされているので、シンプルライフ目指す人にもオススメの一冊。
オシャレな人って何を考えてるんだろう?
という往年の疑問が解消されました。笑
気に入った道具を、多用途で使うことで、ものは減り、道具への愛着も湧く。ひと昔前なら当たり前の生活だったのに、それが当たり前にできなくなってしまったことに、改めて気づかされました。
「食堂かたつむり」に描かれていた、食べ物への丁寧な態度は、小川糸さんの生活の核を成していたことがわかりました。
自分の身の回りのものを、
ここが好き
とハッキリ言葉にできる愛着の深さがステキ。
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『食堂かたつむり』の著者の暮らし方エッセイ。
彼女の生活スタイルのキーワードは「少なく贅沢に」。家にはあまりものを置かない代わりに、これぞと思う一生ものにとことんこだわり、手間と時間をかけてじっくり選び抜いて使っています。
紹介されるのは道具や食材、家具といった品々。
自分のセンスが細部に光る、とっておきの逸品に囲まれた部屋で暮らす彼女はとても心地よさそう。
最近ブームの断捨離とは、また少し違うコンセプトで、見習うべきところが多く、憧れます。
モノだけでなく、彼女の生活スタイルも載っています。
「家事は苦手」という彼女は、決して完璧な暮らしぶりを見せているわけではありません。
毎日の小さな習慣が、彼女にとって心地よさを産み、幸せにつながるとのこと。
なかなか同じようには行きませんが、やみくもに彼女の真似をするのではなく、読んだ人それぞれが自身にとって過ごしやすいスタイルを見つけるのがいいと勧めてくれる、ヒントの多い一冊です。
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情報からあえて「離れる」という決意。
リアルな世界を見る楽しみを
満喫したいから、これからも私は
「ケータイなし」の生き方を
貫くだろうと思います。
(小川 糸/小説家
『これだけで、幸せ』より)
* * *
あふれる情報 刺激的な広告
すぐにつながる安心感は
わたしのココロを
豊かにしてくれているかな?
ケータイの中の文章や画像
メッセージに目を奪われて
すぐ近くにいる人や景色
大切な言葉が流されてく……
誰かの時間ではない
自分の時間を生きるために
あえて通信から離れて
季節の風 香り 大事な人
今 この瞬間を感じよう
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最近は物を買って失敗しても安かったらいいか、、、と思ったりすることが増えた気がするけど、もっと購入するときに、愛着品になるかなとか考えようと思った。
あと、この本から得られたことは、
ものづきあい、ひとづきあいを大事に。
固定観念にとらわれすぎない。
自分の心地よさを大事に。
かな。
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小川糸さんの小説は優しくて癒される。その背景にはこんな風に自分やモノ、ヒトを大切にする生き方があったのですね。シンプルで、信念のある生き方に憧れます。
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「ツバキ文具店」を読んですぐの頃、偶然本屋でこの本に出会いました。写真が多く、他人の暮らしぶりが分かるようなエッセイが大好きなので、迷わず購入。
心地いい暮らしを求めるには、「不便」や「不快」に対して敏感であることが大事。
「こんなものだ」と妥協して、小さなストレスを我慢し続けることが嫌。
実際に我慢し続けている家の中の不便があるので、小川さんのこの言葉にハッとさせられました。