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2016.11月。
高山さんの文章が好き。立て続けに読んでいると、少しずつ少しずつ高山さんの目や思いに近づく気がする。それだけ高山さんは、自分の中にあるものを正直に丁寧に忠実に文章にしているということなんだろうな。心地よくて自然体でしなやかな文章だとばかり最初は思っていたけれど、たくさん読んでいくと高山さんの中にある我や強さも感じてくる。そんなところも全てひっくるめて高山さんの世界に引きずり込まれたい。高山さんの文章が気づけば自分の日々の生活にある、そんな状況にしてしまいたい。どっぷり。
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2015/09/09 再読。
文庫になったということで、家にあるのですがああとがきが読みたく図書館で借りて読みました。
日々ごはんより文章がかたい感じですが、やっぱり大好きです。わたしもこのぐらいの年齢になり元気でいられたらば、山の暮らしがしてみたいなぁ。
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料理家 高山なおみによる日記。
日々の暮らし、山の古民家を手に入れたこと、震災後の東北を訪れる旅の様子が記されています。
高山なおみの文章を読むと、素足で地面にしっかと立っているような感じがします。かと言って力が入っている訳でなく自然体で。無理をしていないという感じでしょうか。好きなことを好きなようにやることは、案外力のいることです。それこそ踏ん張らないと、すぐに吹き飛ばされてしまいます。足全体で地面をぎゅっとつかむことが必要となります。でもだからと言って、体全体ガチガチに力を入れることもないのですね。そんなことに気付かされる文章なのです。
僕自身は山の中の古い古い家を改装して使う
なんてことはできないでしょうが、その様子を読むと自然に自分の中に受け入れているのですね。それが心地よく、それこそが文章の持つ力なのだと思うのです。
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前段の被災地訪問はよく分からなかった。
山の家を少しずつ直していく過程は、読んでいて楽しかったな。
日々のごはんの記録も。
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最初は読むのに苦労したけど、慣れてきたら日記にとっぷり浸かってた
スイセイさんが「みいよう」と呼びかけるのが好き