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サトルの予知能力、町に古くから伝わる伝承、高速道路誘致運動の関係者の死。これらの謎に中学生のハルカが立ち向かう。
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久しぶりに米澤穂信の本を読んだ。古典部シリーズは単行本を買っていたのだが、ノンシリーズは何となく読まなくなっちゃったんだよなぁ……(余談だがこういうのがやけに多いw)。
本作は中学生の女の子を主人公にした青春ミステリ。弟の言動や、ややもすれば地方都市を通り越して、横溝正史的な山村の気配がする舞台設定など、不気味さの演出が上手い。解決編は強引ではあるが、この力技も嫌いではないw
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前半は擦れた女子中学生の視点で新しい町での生活が坦々と語られ、退屈で読むのがしんどかった 。しかし、話が進むにつれて町の怪しさに気付き、主人公の不遇とそれに負けない芯の強さに共感し、徐々にのめり込む。後半は一気に畳み込んでスッキリ終わる。こんな町怖すぎる。
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正直な感想を申しますと、私はタマナヒメがどうのということよりも、今後ハルカがどうなるのか、そっちの方が気になります。
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100ページ以降は、続きが気になって読むのをやめられなくなった。地方の廃れた町を舞台に、町全体が一つの意志のもとで蠢く様は異様だったけど、どこかリアリティがあり、仄かに恐怖心を煽ってくる…
ハルカとサトルの今後が気になる。
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地域のしきたりの中で
どう生きるのか。
地域のしがらみの中で
どう生きるのか。
地域の中で
どう生きるのか。
地域とともに
どう生きるのか。
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古典部シリーズ,小市民シリーズ他で有名な米澤穂信氏による作品.
主人公は中学生の少女,舞台は引っ越してきた地方の町.
裏表紙には青春ミステリと書かれていますが,ミステリーというよりもオカルト(?)的な要素が多分に含まれています.
形容しがたい雰囲気が文章のあちこちに散りばめられて,そういう意味では続きがどうなるのか,と非常にやきもきする読み感でした.
最終的には青春小説,になるかもしれませんが,どこがミステリ要素になるのか,を考えつつ読んでみるのも一興かと.
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中学生のハルカ目線で、読みやすいかな、と思ったけど、タマナヒメ、とか、なんというかミステリというよりカルト的な感じで、弟がもっと予言したり過去をいい当てるのかと思いきや、それほどでもなく、母親が意外と一番おかしいんじゃないの?という感じだし、リンカにしても、もう少しなにか、をやる場面とかあればよかったような、お父さんは出番ないし、とにかく私には面白くなかった、、はい。
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義母の故郷に引越した少女と義弟の話。
地方都市というよりもっと田舎な感じ。
排他的な村社会。
初めから終わりまで薄暗く
すっきりせずに終わってしまった。
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今回も大満足な米澤作品。
横溝チックな味付けがたまらなく惹付けられた。
じんわりくる苦さはやや薄め、主人公に切なさ爆発。
満足、満足!
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真相はなるほど、と思ったけど全体的に話が長く読んでいて飽きてしまう。
中学生と小学生の会話のやりとりも読んでいて全く楽しくなくイライラさせられてしまった。
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最初は青春小説だと思って気楽に読み始めたらだんだんと怖い話に。
そして謎が終盤につれて解けていく展開はなかなか読み応えあり。
ハルカは最初あまり好きではなかったが、話が進むにつれ少しずつ感情移入していった。
父親からの封書とママとの会話の件のあたりはかなり切ない気分にさせられたが、最後のサトルの台詞で少しだけ救われた気分。
この先のことを考えると辛いが、二人とも逞しく成長してほしいと願う。
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何度でも転生するタマナヒメ。未来も過去も全てを知っている。この土地に伝わる伝承。
そして弟はまるで見てきたかのように未来を言い当て始める。
姉と弟との距離。
子どもと大人との距離。
埋まらないことを知っているその距離を
越野ハルカは不器用に歩いている。
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不幸な家庭環境の主人公の少女。中学一年生という多感な時期を不幸にかかわらず、前向きに生きている。すごく読みやすく半分くらいまでグイグイ読める、が、これミステリー?って思ってたら後半は急展開。ミステリーでした。
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地方都市、民話など、都会の住人には魅力にあふれているが、当事者として経験するには過酷な状況の少女ハルカの今後に幸あれ。