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絵草紙、というくらいなので、文章はとても少ないです。その分、話の流れがわかりやすいから、受験の時は重宝させてもらいました。
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原稿用紙150枚に現代語訳した「源氏物語」に岡田嘉夫氏の美しい挿絵。文章と挿絵が堪能できる「源氏物語」。(07/09/29)
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内容紹介:原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、読みやすい現代の言葉で書下したダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が興を添える。(出版社・著者より)
資料番号:011287026
請求記号:F/ タナベ
資料区分:文庫・新書
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岡田 嘉夫さんのイラストが素晴らしいです。髪の流れかた、着物のしわのよりかたに女人の思いが込められています。美しいまさに絵草紙です。
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こちらは田辺聖子先生の著書で、岡田嘉夫先生の挿絵、という素晴らしい一冊です。光源氏が出家するまでの重要なシーンを簡潔にまとめ、各章に岡田嘉夫先生の挿絵が嵌めこまれているのですが、挿絵というには勿体無い。美しい色遣いや、人体を描く細く無駄のない柔らかな線、どれも素晴らしい。何度も愉しめます。
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源氏物語のダイジェスト版、挿絵も多くとても読みやすい本。源氏物語は、長編恋愛小説として知られており、最後まで読み切れなず明石の章まで読んでやめてしまう事を「明石源氏」などと言ったりもする。僕自身、源氏物語を読む(この本を読んだぐらいで、源氏物語を読んだと言っていいのかは別として)のは初めてだったが、さすがにすんなりと最後まで読むことが出来た。この版は、世間一般の小説よりも短く、絵本の感覚に近い。
ところで、この源氏物語と言う話、断片的には結構聞いたことがある部分もあるのだが、実際読んでみると、古い作品でありながら現代にも通じるストーリー展開の面白さがあるという印象を持った。細部にわたっての感想となるとダイジェスト版すぎて特に言う事もないのだが、このようなダイジェスト版で一通り展開を知っていた上でも、もうちょっと詳細が描かれている版で読んでみようかなと感じた。長く読み継がれているだけあって、なかなか興味深い物語。
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源氏物語を復習。
ほとんど覚えていなかった。
そもそも恋愛小説が得意でないのな。なんでそんなに多情なのとか、根本的な疑問がわいてくる。
挿絵はとても美しかった。
源氏物語を端的に把握するには最適本。
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源氏物語の「桐壷」から「雲隠」までを田辺さんの要約文と岡田さんのセクスィーな絵でまとめた1冊。
つまり、光源氏くんが生まれてから亡くなるまでをコンパクトにまとめてありました。
文章も絵もかなり良かったよ。
源氏物語初心者もかなり読み込んでいる人も満足の1冊だと思います。
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(2002.01.13読了)(2002.01.11購入)
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原文の香気をたたえ、古典の口吻を伝えつつ、読みやすい現代の言葉で書下したダイジェスト版。四季のうつろいの中に、人間の運命や恋のゆくえのなまなましい葛藤をみごとに表現した絵が興を添える。
☆田辺聖子さんの本(既読)
「甘い関係」田辺聖子著、文芸春秋、1975.02.
「むかし・あけぼの(上)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
「むかし・あけぼの(下)」田辺聖子著、角川文庫、1986.06.25
「おちくぼ姫」田辺聖子著、角川文庫、1990.05.25
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古典の名作、源氏物語に触れてみたいと思いつつ、分量に尻込み…。
図書館でたまたま一冊に凝縮されて挿絵も多い本書を見かけ、早速借りて読みました。
妖艶な雰囲気の挿絵も魅力的で、駆け足ですが全体の流れも分かり、満足。
ここぞというところで読まれる歌は素敵ですね。
次はもう少しボリュームのある現代語訳のものを読みたくなりました。
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文章に関しては一字一句の現代語訳、ではなく、すっと読めるように現代文アレンジ、というほうが近い。厚さのわりには本当にすぐに読み終わる。あまりにも読みやすいので一気に読むと、終始光源氏が女のことばかり考えているような錯覚にも陥り、平安貴族というのは恋愛以外にすることないんかい…と突っ込みたくなってしまう。
絵草紙と名うつだけあって、頻繁に入っている挿絵が綺麗。ただ、大体女の人が脱いでるので、電車の中とかでは読めないかな・・・着物の色とかきれいだけど。
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再読。初読は1996年。
第一部『桐壺』〜『藤裏葉』,第二部『若菜上』〜『雲隠』を,各々の章2〜4ページほどの文章に豪華な浮世絵風のカラー挿絵を組み合わせ,絵草紙風に構成されている。一応『源氏物語』を知らなくても読めるようになっているが,登場人物が多く馴染めない古代の用語も出てくるため,原作の知識が多ければ多いほど楽しめる本だと思う。前回読んだ時よりも平安時代の知識が増えていた分だけ今回の方がより理解でき印象にも残った。