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著者初の青春小説!ということなのですが。
登場人物たちが妙に老成してしまってて、青春色がなんかイマイチ・・・。
これが1971の高校生なのか?(←昭和46年で、私の生まれ年である)
まんま、エッセイに書かれているところの今野センセの高校時代が舞台ですね。
ジャズ好きの寮の友人A氏・B氏(仮名)のモデルは、「伊達じゃない」エッセイに登場してますね。しかもかなり分かりやすく。
今野センセの寮生活時代への思い入れがよくわかります。
ちなみに、オビにあった「恋」はどうした?
表紙絵の後ろ姿少女はなんだったんだ?
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函館にある男子校で起きた2年生の自殺を巡って、入学したばかりの「僕」とその友人たちが真相に迫っていく。1971年の設定にする必要がよく分からないし、最初から「伝説」をやたら連発していたのに、真実は「伝説」とは全然関係なかったり、いまいち、何を言いたいのか、よく分からない内容だった。
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事件は起きるのだけど、推理小説というより青春小説かな。今野さんはタメなので、時代感はよく分かる。あの頃、そんなミニの娘っていたっけ? 函館の描写が単なる旅行者だけど懐かしい。
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高校の寮で起こった伝説を模した自殺事件を入学して間もない一年生の≪僕≫のグループが迫る。
人が死んでいるのに伝説で済ませている寮生が怖い。PTAは何しているんだと思ったし、解決に導く古葉が高校生っぽくないしで、今野作品にしては設定が…となかなか物語に入り込めなかった。
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高校生の話だけど落ち着いたテンションで進行するのでこちらもそういうノリで読めた。
自分が高校生の頃は古葉のように自分の考えを理路整然とは言えなかったな。
表紙の女子高生は誰なのかな?
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高校の寮を舞台にした学園ミステリーですが、アッと驚くような犯人やトリックではなくあっさりした真相で物足りないです。
また、寮生活は興味深く描かれているものの、主人公たちの会話に高校生らしさを感じられないですし、70年代、恋愛、音楽などの描写も希薄で、青春小説としても今一つな印象です。
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自分達の居場所を確立しつつある70年代の高校生はまっすぐだったのですね。
上下関係とか犯人すごく素直だなとか思うところはありますが、ネットがなくても真実を地道に追求する道はちゃんとあるんだと今更気付かされます。
男子寮の呼び出し電話って想像したら青春の象徴みたいでなんかいいです。
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男子高に入学してすぐ起きた事件。
寮という枠の中で正解を探し出す生徒たち。
ほんの夏までの間の出来事。
まだまだ高校生活はこれからだ。
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警察小説をはじめとして基本的におっさんばっかり書いてる作者による青春小説。高校の男子寮で起きた転落死事件の真相を・・・というのが本題なわけですが・・・
なんか普通でした。別に目新しいところもなく話が大きくなることもなくさらりと真相。「そうだったのか?!」と驚くようなこともなく。。。
どうしようもなくつまらないということもありませんが、ごくごく普通な感じ。
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学園青春ミステリ?
函館ラサール高校出身の今野先生自身が主人公のモデルとなっているのかな?
1970年代という時代背景もあるのかもしれないけど、言葉使いとかが堅苦しすぎて、10代の男の子のものとは思えず、読んでいて違和感しかない。学校闘争があったという時代も、男子校の寮生活も、私とはちょっと縁が遠すぎたのかな。しかも、一応今作の探偵役であろう古葉くんが超苦手なキャラで、感情移入も共感もできずに終わってしまった。今野先生の描くキャラって皆、何かしらで共感できていたのに、、、。主人公のモデルは先生自身だし、この古葉くんも同じ寮生にモデルがいたのかな。正直、友達にはなりたくないタイプかも。
ミステリとしても、特に捻りもなく、あっさり。自身の寮生活の思い出を描くのはいいとして、変に事件仕立てなどせずに、自伝的エッセイの範囲内で収めておくので良かったのでは。
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図書館で借りた本。
あこがれの高校に入学することになった主人公は、入学と同時に寮生活をすることになる。
ある夜、寮生の2年生が寮から転落死する。警察の調べによると、自殺ということらしいが、寮には伝説があった。「入魂会の中心人物が死ぬ」この伝説について主人公と仲間が謎を解いていく。
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舞台は1971年の函館。
名門私立高校の寮です。男子校。
時代はずいぶん古いけど、赤ちゃんの筈のわたし世代でも十分に懐かしく感じるような青春ミステリ。
尾崎 紀世彦のまた逢う日までを、尾崎豊の卒業に替えてもいいかも(笑)
奥手な主人公の高校生、こんな子います。
根っこは昔も今も変わらないのじゃないかな。
事件自体はあっさりしていて、そっちを書きたかったんじゃないかもしれないですね。
今野さんは北海道出身で優秀な方だから、ご自身の昔を思い出し、書かれたのかも⁉︎
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1971年の函館男子高校寮の事件簿。
ミステリーとしては犯人がすぐわかるような展開でした。
それよりも、1971年であるとか、函館であるとかという設定の意味が理解できませんでした。
作者のプロフィールを読んで、自分の青春時代を舞台にするという意図はわかりましたが、主人公が現在の作者のシリーズの登場人物であるとかの捻りがほしかったです。
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北海道の地元にはなじめなかった僕は,高校受験で函館の進学校の寮に入り,友達もできたが,ある日2年生が寮の建物から転落して死亡する。その真相を探るべく,僕たちは寮の先輩や自宅生,他校の女子生徒から話を聞く。
ストーリーはさほど面白いとも思わないし,1971年の設定なので時代も古いが,当時はこういう寮生活もあったのかもしれない(たぶんないけど……)。
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1971年、函館。有名男子校の寮で起きた上級生の転落死事件。事故か自殺か殺人か。
寮生活の雰囲気は伝わるものの、ミステリーとしては物足りない。
主人公と友人たちが堂々巡りをしているだけ。
短編で良かったのでは。
(図書館)