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なんでしょう、いつもな感じでしたけど、71 人生という列車に乗っているっての印象に残ったかなぁ。歳とったからかなー。まだまだこれからこれから。
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2016/12/29
明日の準備をして楽しく過ごす。
たぶん、余計なことをしない・囚われない所が好き。
読んだらすこしラクに生きられると思う。
また読み返したい。
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つぼねのカトリーヌとシリーズだと気付かずに読みました。。
森さんの思考を想像するのって面白い。
良し悪しでなく、ただ主張するだけ、というのは影響を受けているかもしれない。
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クリーンシリーズ、第四弾。エッセィ。また一つ賢くなりましたw 興味を惹かれたものを挙げると——10,13,22,27,34,60,71,78,81,85,86、である。
その中でも特に…
【71】人生という“列車”について。
【78】自分という実体について。
【85】目標は下げてでも取り敢えず“始めること”の重要さ。
【86】オリジナルについて。
は色々興味深く考えたい事柄だった。
読む人によって何かしらの指針みたいなものが得られる良書である。
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いつも、ハッとさせられた言葉が載っているページは読んでいる最中に折って、読み終わったら別のノートに書き写すようにしているのですが、今回もたくさんのページを折りました。
特に心に残っているのは、「平和は複雑だ」という箇所。単純さを求め、単純であることを是とする風潮があるけれど、あれは一種の懐古主義なのかもしれません。不安定であること、複雑であることにこそ成熟を感じるという彼の意見に大いに頷きました。
誰かに面白いですよ!と無理やり渡すのではなくて、個々のタイミングで出会ってほしいなと思う本です。誰かとシェアしたくなるというよりは、自分と対話したくなる本。
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小説以外の作品を2作続けて読んだ。軽やかで気負いもなく、頭のいい人がリラックスしてかくと、こんな感じになるんだろうなあ、と改めて感心。
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欲しい答えはないけど、自分で解決するためのきっかけやヒントをもらえる。
土屋賢二の解説も素晴らしい。
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森博嗣の考え方は、賛同するしないに関わらず勉強になる。尖りすぎてるところもあるけど、それでも多くは賛同できます。この方のように、世間や他者に自分を擦り減らすことなく、自分の決めたことは自信を持ってやり遂げるべきだって思う。
……と言いつつ、なんだかんだ他人の目を気にする人だなぁと感じるあたり、親近感が湧く(?)。
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4作目は背中を押されることが多かったように思う。生活の中の、ちょっとした時間に一つ二つ読むというのが、なかなかに良い時間の過ごし方のように思える。大好きなシリーズ!
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趣深いエッセイ集です。クリームシリーズというらしいです。『つぼねのカトリーヌ』を読んでから、タイトルが楽しくて手に取るようになりました。私が日ごろ感じていた違和感について書かれていると、すっきりします。人は見たいものしか見ない、信じたいものを信じるということですね。はっきりここにもそう書かれています。私は言葉の使い方に変なこだわりがありますが、著者はもっと緻密に神経を使っていて、やはり上には上がいるぞと思います。因みに「こだわり」という言葉についても本書で言及がありました。このシリーズは表紙も大好き。
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森博嗣のエッセイ集『ツンドラモンスーン The cream of the notes 4』を読みました。
森博嗣の作品は先月に読んだ『つぼねのカトリーヌ The cream of the notes 3』以来ですね。
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その思考は地球の裏側まで届いていく。「100のつぶやき」シリーズ第4作。
なんの脈絡もなく書いているシリーズの四冊めである。著者はあの森博嗣だ―。好みのデザートから安全保障、ミステリィのトリックまで、巫山戯たような表現の中に潜んでいるまったく新たな世界観&考え方。
「小説を書くほうがずっと簡単」と断言するほど練りあげられた、目からウロコのエッセィ全100個。
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2015年(平成27年)に刊行された文庫書下ろし作品……森博嗣が思いついたことを思いついた順に綴った100篇のエッセイを収録したクリームシリーズ第4作です。
■まえがき
■1 現代人が求める「気づき」は、「気づきたい」ことでしかない。
■2 「あれはカラスだよ」と言ってカラスを見ない子供たち。
■3 シャーロック・ホームズって、冒険してますか?
■4 安全保障というのは、戦争をすることだったのか。
■5 少年Aの手記に対する騒動について。
■6 「いいね」「いやだな」は自分の中で留めておいた方が良い。
■7 「考えていかねばならない」で結ばれている文章がとても多い。
■8 どんなに外れが続いても、当りの確率は高くならない。
■9 妬みやひがみは、人を見下した言葉で口から出る。
■10 「天才」を描くときの限界は、読者の理解力である。
■11 「老後が心配だ」と口にする人に「どうせ死ぬんですから」と言える?
■12 この表記はやはり変えよう、と思うことは一カ月に三回くらいある。
■13 報道とは、みんなが知りたいことを伝えるだけで良いのか?
■14 下から目線に囲まれて育った子供が、大人になって見下される。
■15 「未知数」が「大したことない」の意味に使われている。
■16 アマチュアほど、制作の途中経過を実況する。
■17 金銭的な格差よりも、知恵や楽しさの格差の方がずっと大きい。
■18 ドローンが危険だと問題になった理由は、簡単に飛ぶからである。
■19 ついに怖れていたことが。「新書」が「古書」の反対だと認識され始めた。
■20 おはぎとぼたもちは同じものではないのか。
■21 僕の小説を読んだだけで、理系の大学へ行きたくなるという。
■22 老年よ、好奇心を抱け。
■23 地方への移住者が増えているとのニュースを見て。
■24 個人情報について、本当に認識が甘い。
■25 「屋台が炎上」のニュースで、「屋台の何が話題に?」と思う。
■26 アロマが苦手。
■27 たとえば、と一例挙げただけで真実味が出る錯覚。
■28 「相手を理解する必要がある」はいつも正しいわけではない。
■29 フルーチェを作って感じる孤独。
■30 我が庭園鉄道もついに三十号機に至った。
■31 昨日の僕が今日の僕にプレッシャをかける。
■32 推論は、論理的でなければならない。
■33 いろいろ文句を書いているが、愚痴ではない。
■34 「憲法を守ろう」には二つの意味がある。
■35 知識は無料、発想は有料。
■36 自慢か謙遜かという判断はない。相手が興味を示すかどうかだ。
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■解説 土屋賢二
独特な視点やユーモアが楽しめる一方で、著者の人生観や哲学にも触れられるエッセイ……論理的でありながら、ユーモアや皮肉も交えていて、本作品も愉しませてもらえました、、、
個性が強く出ていて、読んでいて飽きを感じさせないですね……そんな中で特に印象に残ったのは、
観察を妨げるのは知ったつもり、知らないと思い続けることが知る原動力……という言葉に納得した『2 「あれはカラスだよ」と言ってカラスを見ない子供たち。』、
死生観が合致した『11 「老後が心配だ」と口にする人に「どうせ死ぬんですから」と言える?』、
フルーチェ好きの部分に共感した『29 フルーチェを作って感じる孤独。』、
ジェットエンジンの機関車に思わず笑ってしまった『30 我が庭園鉄道もついに三十号機に至った。』、
家族ってお互いを支え、それでいてお互いが好きなように生活して、矛盾があれば妥協する……理想的な家族像だなと感じた『83 身近な人たちにも、僕のようにあれ、と言うことはない。』、
かな……これでクリームシリーズの在庫は全て読了、他の作品も機会があったら読んでみたいな。
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言葉遊びから小説の書き方、アイデアの出し方、哲学的なものまで幅広いジャンルのエッセイ。小説とは違った楽しみがある。森博嗣さんの顔も知らないが面白い人物であるのは間違いない。