紙の本
絵はきれい
2016/06/12 01:33
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
文字が小さいので、絵を見る絵本。幻想的な絵は素敵ですが、内容のない絵本です。叶わない夢をみている金魚などに出会うことに何の意味があるのでしょう。かえるはこの後目を覚ますことはあるのでしょうか。
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昨年かその前かのボローニャ絵本原画展で見て、色と絵のかわいらしさに心奪われました。日本語版の本が出ないかな、と思っていたので嬉しい!
だれだって、じゆうに夢を持っていいんだよ・・・
ともだちを置いていっちゃいけないよ・・・
大判絵本の見開きいっぱいを鮮やかに染めた「季節の夢の景色」の中に立つ、ベリーキュートな青いかえる(鳥ならぬ?!)「ぴっぽ」。ひつじといっしょに夢の景色を渡り歩いて、たいせつなことを見つけます。
メッセージはシンプルでおしつけがましくない。
とにかく絵の可愛らしさ、素敵な色にうっとりする絵本。
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ずっと、ずっと待ってたんです、刀根里衣さんの絵本。
ほんとに、ほんとに、うれしい。
読めて幸せ。
大切にしたいです。
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作者の刀根さんは、イタリアを中心に創作活動をされています。紹介ではボローニャ国際絵本原画展に2012年から2年連続で入選されていますが、日本語での絵本出版はこの作品が初めてだそうです。NHKのワールドニュースでも特集で紹介がありました。
「ピッポのたび」では、さびしく孤独なカエルのピッポが夢の中、友人となった子羊と旅を続けます。行く先々で出会った夢の住人たちも、かなえられない希望の中を生きている。
「もう一人でも大丈夫」ピッポはそう言って、子羊を置いて旅を続けるのですが、本当に大切なものが何なのか、やがて気づいて温かな春を迎えます。
春から冬へ、そしてまた春へ。季節の変化が色鮮やかに描かれています。夢の中の淡いベールに包まれたような繊細なタッチは、どのように描いているのだろう。
他の作品も日本語で出版されるのを期待します。
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かえるのぴっぽくんが旅に出ます。友達もでき、二人で一年間のそれぞれの月を旅します。
色んな出会いを経て、どんどん前へ進んでいくぴっぽくん。でも、何か忘れてないかしら?
イラストの色合いもとても素敵でほんわか、でも少し切なかったり。でもほんわかなストーリーにとても合ってます。
何より、かえるのぴっぽくんが可愛くて!!!
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かえるのぴっぽはひとりぼっち。ある日、ゆめの中を旅する小さなひつじに出会う。
2人は一緒に5月の夢、6月の夢…と旅を続ける。4月の夢にたどり着いた時に、ぴっぽが手に入れたものは…。
絵がとても綺麗。見ているだけで癒される絵本。
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鮮やかな色彩が特徴的な1冊。12か月の夢の世界をカエルと羊が旅をする話です。ページをめくるたびに登場する各月の夢の世界は幻想的。色とりどりの色鉛筆を眺めているかのよう。読み終わってほぅ、と幸せなため息をついてしまいました。
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柔らかくほんわりと繊細なのに、しっかりと頭の奥に刻まれる鮮烈な色彩。
ストーリーも素敵なのですが、やはり絵の力が絶大。
一頁、一頁にくるまれたい!
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イラストがすごい
なんてやわらかい繊細な絵
すいこまれそう
どのページもため息がでる
ストーリーはちょっと平坦かな
《 一年の ぴっぽの旅は たどりつき 》
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刀根里衣(とね さとえ)さんの「ぴっぽのたび」、2014.11発行です。ひとりぼっちのカエルのぴっぽが、小さな羊と出会い、一緒に夢のような1年の歳月を経て、別れられない友達になるまでの心暖まる物語です。(^-^) 刀根里衣さん、1984年福井県生まれ、現在ミラノを拠点に絵本制作に取組中とか。日本人として初めて国際イラストレーション賞を受賞された注目の絵本作家さんだそうです!
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表紙のカエル、ぴっぽに一目ぼれ。
とにかく絵が素敵。
夢を旅するひつじと一緒に、12ヶ月分の夢を旅していく様子が可愛らしく切なくて好きです。
絵だけかと思いきや、内容も意外に深くてよかった。
最終ページのひつじとぴっぽの絵が、素晴らしく可愛いです。
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孤独なカエルのぴっぽが小さなひつじと旅する十二ヶ月の四季の夢。6月の緑、8月の海、10月の紅葉、1月の雪…どの月も刀根さんのクリアで美しい色合いが印象的。
途中ぴっぽが「もうひとりでも さびしくないや」と一人で歩いていってしまったのは、ひつじといることに慣れてしまって相手の存在の大切さを忘れてしまったということなのかな。友だちといる居心地を知ってしまった後の孤独はさらに深い。麗らかな光に溢れた4月のラスト、絵だけのふたりの姿にジンとくる。
ぴっぽとひつじの友情、3歳9ヶ月の息子の心に響くものがあったのかくり返しをリクエストして熱心に見入っていた。
どのページもハッとする美しさだが、自分が一番心惹かれるのは9月の金色の小麦畑と青い空かな。穏やかでありながら胸の奥がツンとせつなくなる光景。
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1歳4ヵ月
大きな絵本に綺麗な挿絵
アート集のような作品でめくる度に感動
ひつじさんとかえるさん(ひっぽ)の夢を旅するお話
文字も少なめでストーリーも綺麗なので1歳からでも楽しめる
絵のタッチも優しく、寝る前の読み聞かせによさそうな絵本
大人が欲しくなるような絵本です
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繊細で美しい色合いの絵本。
カエルのぴっぽが小さなひつじと共に旅する12か月の夢の中で、出会いと別れを経ながら「たいせつなもの」に気がつくまでのお話です。
やわらかな絵に癒されつつも、ふと考えさせるような表現が魅力で、大人の方にもおすすめ。
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ボローニャ児童書ブックフェア”国際イラストレーション賞”受賞作品の絵本化。
とっても澄んだピンクやブルーの色彩が美しい絵本です。
以下ネタバレで最後までストーリーを書きますのでこれから読まれる方はお気をつけください。
いつもひとりぼっちだったカエルのぴっぽ。
ねむれない夜、ひつじを数えていると小さなひつじに出会います。
ぴっぽはひつじといっしょにゆめのたびに出かけます。
5月のゆめは ポピーの花ばたけ。
6月のゆめは 池のなかのきんぎょ。
7月のゆめは 朝つゆにきらめくあさがお。
8月のゆめは 8月の海のなかのクラゲ。
9月のゆめは 金色にかがやく小麦畑の上のトンボ。
10月は 葉っぱをまっ赤にそめた森の木々。
11月は 森できいろい鳥。
12月は 雪のなか。
ひっぽは「もうひとりでもさびしくないや」と小さなひつじをのこして歩いていってしまいました。
まっしろな雪がしんしんとふりつもる1月のゆめのなか。
ひとりぼっちのひっぽは小さなひつじのことを思い出しました。ひつじはどこ?
2月のゆめでコウノトリたちに「ひつじがきみのことをさがしていたよ」と教えてくれます。
3月のゆめのなか ぴっぽはひっしに小さなひつじをさがしました。
そして、つぼみたちが春のめざめをまっている道のずっとずっととおくに ひつじのすがたを見つけました。
ひっぽはとても しあわせなきもちになりました。
4月のゆめにたどりついたひっぽは ひとりぼっちではありません。
ぴっぽは走り出しました。
たいせつな たいせつな ともだちのもとへ。
私も子供の頃、一緒に習い事をしていた友だちをいつもは友だちが終わるまで待ってから一緒に帰るのに、家でどうしても早くやりたいことがあって、先に帰ってしまったことがありました。
いまだに覚えています。
家に帰ると母に怒られて(同じ社宅に住む年下の友だちだったのです)もう一度歩いて習い事の先生のところに戻り一緒に帰りました。Mちゃんごめんねと心の中で謝りながら。
Mちゃんは、今、アメリカへお嫁に行ってしまったと聞きましたが、元気にしているでしょうか。