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コピーライターの大変さが伝わってきました。作中のコピーがいちいち秀逸だと思ってたら、あとがきで納得しました。
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広告に興味を持った女の子が、大学生活と広告代理店をかけもちしながら過ごす。代理店は大学生で構成されていて、みんなそれぞれ特性を生かして実績をあげていく。バードとの出会いからちょっと甘い展開にによによします。甘さは控えめですが広告の作り方などなるほどと思えるシーンが多々あるので、なかなか面白いです。
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広告業界小説。戸山大の酔研もちらりと出てくる。メインの人物名がなかなか明かされないのは森さんの特徴?
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黒猫シリーズ以外で初めて森さんの作品読みました。
大学の中にあるアドカレで働く主人公の成長と広告とは?という話を軸に展開されます。
豆腐屋、不動産屋、お詫び広告、鉄道、酒造とそれぞれ違った業界。それぞれ異なった切り口で広告を作るのは、仕事においても十分役に立つ知識であると、小説読みながら思ってしまった・・・
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名コピーライターだった亡き父と同じ道を目指す私は、父の母校戸山大学に入学した。意気揚々と広告概論を受講するも、中身は期待外れ、広告研究サークルは言わずもがな…。そんなとき、目に飛び込んできた学生だけの広告代理店“アド・カレッジ”の求人看板。訪れた私に、バードと名乗る代表取締役はいきなり採用試験を言い渡した。「豆腐屋のキャッチコピーを提案すること、期限は三日」豆腐屋では強面の店主が待ち構えていて…?広告業界希望者必見の青春物語
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前回の戸山大学は、飲んだくれてばかりだったが、今回は真面目に励んでいて気持ちが好い。とは言え、学生生活の描写は少なく、もっぱら広告代理店の社員として働いている姿ではあるが。亡き父がらみの人間関係が幸いしたとはいえ、最終章まで名前が明かされない「私」は、コピーライターとしての素質がある。呑み込みも早いし、なにより目のつけどころがなかなかいいのではないだろうか。豆腐屋、マンション、お詫び広告、夜行列車、謎の絵コンテ、と素材も多岐にわたっていて興味深い。バードこと海月越(うみづきこえる)と、「私」=小枡歩美のこれからも気になるし、もっと続きが読みたい一冊である。
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この作者の本は面白い!
とても清楚で知的なラブコメとでもいうのか、ただ面白いだけではなく、色々な事を知る事が出来てありかたい
またこのシリーズ読みたいな
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父親と同じ道を目指し始めた主人公は
大学に出ていた広告代理店の求人に応募する。
連続短編で、飄々とした社長と
色々な課題に取り組んでいきます。
他の従業員は、営業とデザインだけという
出来立てそれほど時間がたってない感じの会社。
いつまで経っても、主人公の名前が出てきません。
亡き父と昔仕事をしていた
上司たる彼の名前も出てこない。
あだ名だけだな~と思っていたら、ようやく1回。
彼が気が付くほど、珍しい苗字らしいのですが
いつまでも出てこない…と思っていたら、最後に。
全編通して亡き父の話がちりばめられていて
最後の最後には! という状態でした。
これは確かに、最初に出てきていたら
駄目な話でした。
しかし大手になればなるほど、そこに胡坐をかいて
横柄な態度になるもんだな~と。
いや、本当にこんな感じか分かりませんが
虎の威を借り始めたら、こんな状態かと。
広告会社って、お詫び広告まで考えているのか。
これも本当なら、結構色々な仕事があるんだな、と。
とはいえ、普通のものより大変そうですが。
最初は近所の豆腐屋。
次が特徴のない物件。
お詫び広告、夜行列車、そして最後の
最初から引っ張っていた謎が解ける絵コンテ。
ここまで苗字が出てこなかったおかげで
かなり気になっていた事がすっきりしましたw