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こんなに分かりやすく「つみたて投資」について書かれている本は、他にないのではないでしょうか。
投資は、自分に合う方法で行うのが1番。
自分で合う方法を見つけるには、実際に投資を経験してみることが欠かせません。
とはいえ、「損したらイヤだな」という考えが強いと、なかなか始められないものです。
この本を読むと、投資に対する不安や「怖いもの」「危ないもの」というイメージを吹き飛ばしてくれます。
決して、つみたて投資で絶対に損が出ないというわけではありません。
しかし、投資に対する漠然とした不安感をお持ちの方でも気持ちを楽にして投資にのぞめそうなトピックスが、具体的な検証データとともに紹介されています。
「つみたて投資」という言葉にあまり馴染みがないという方でも、すぐに理解出来る内容です。
非常に分かりやすく解説されていますので、投資の第一歩を踏み出したいと考えている方におすすめしたい一冊です。
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積み立て投資のメリットについて
分かりやすく書かれた本
ドルコスト法などの話もあり、分かりやすい
ご自身の人生談もあり、なかなか面白い
ただし、積み立て投資をする上で、
ずっと右肩下がりの会社に投資にしていたら、
本に書かれているように儲かることはできない。
そこだけは注意した方がいいと感じる。
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半値になっても儲かる「つみたて投資」(星野さん)を休みの日にもう一度、
まとめ読みしました。
今までの投資の本と比べて異なるのは、意外かもしれないドルコスト平均法に
特化した説明がまとめられています。
既存の投資の本というのは、投信会社の方が書き、特定のカテゴリーの金融商品
に焦点を当てて「いい」、「悪い」と書くようなことが多いと思います。
ドルコスト平均法というと、毎月定額買い付け(毎月1万円買い付けなど)
の事ですが、特に毎月収入がある世帯は、将来のために給料から、
「いくらか定期的に積み立てること」で、難しいことではないかな
と思っています。
ちなみに、毎月金融商品を買い付けるのは「有り」だと思います。
急に値上がる金融商品を見つけられないので、徐々に良くなっていく
ことを考えながら少しずつ買って行ければという感じ。
「無理が無く、資産形成ができればいいんじゃないかな?」という
感じです。資産の形成を考えると、以下のようなことを考える必要が
あると思います。
・何を買うか?
・いつ買うか?
・いくら買うか?
将来ある程度のお金を持っておくための地味な方法は?と考えると
「金融商品を、ある程度の口数持っておくこと」かなと思っています。
更にいうと、できるだけ、元本を割らなそうな商品をもっておくことで、
、「まとまった資産が無い時期(サラリーマン時代?)」は、毎月積み
立てて、ある程度の口数に積み上げていくことが必要なのかなと思って
います。
・半値 But 黒字
「半値になっても儲かる!」と本書に書かれていますが、条件があって
金融商品が、「1万円⇒2千円⇒5千円」という値動きになった時に購入し
続けるという条件らしいです。
この部分を本誌P5では、「金融商品がスタート時から半分の価格になって
も利益が出るのです」と説明しています。
星野さん自身が、この部分は何度もいわれているので是非お会いして、
聞いていただければと思います。
・「積立投資・将来の資産と思いながら」に更に思うこと
・「何を積み立てる?」ということに対して、P31に近似解があります。
「個別企業で積み立ててしまうとどうしても倒産リスクや産業自体の
衰退リスクなどが発生する。」そのため、複数の企業にパッケージで
投資できる投資信託をお奨めしています。
★複数社への積立
⇒安心/1社が倒産しても他社へも分散しているため、資産が残る
⇒結論として複数者への積み立てを推奨。
★1社への積立
⇒不安/倒産リスク
・今の投資家の価値観
・日本の預貯金 がゼロベースだけど、貯蓄から投資へが進まない
⇒ニーズとして「お金を増やしたい」<「損したくない」
・投資手法による値下がりの意味
・一括投資:我慢・辛抱の時間 ⇒ネガティブ
・積立投資:成長する玉の時間が楽しい ⇒ポジティブ
・もしも積み立てで大事なことがあるとすると、「気軽に銀行で積み立て
るか?」よりも1年かけてでも良いので「長くお付き合いできる投信さん
を見つけて積み立てる」がいいかなと思いました。
例えば、グローバル株式インデックスなど…
・積み立てによる「ストレス抑制」効果
・上がっても下がってもストレスが抑えられる。
・値下がりは将来成長するため
・時価評価がDOWNしても、買い付け口数は増える。
・価格変動のストレスについて
・一括投資:ドキドキはらはらが多い
・積立投資:ドキドキはらはらが少ない
メモ)恐らくこれは、翌月も翌々月も購入することができるから
ドキドキ、ハラハラが減ると考えているのだと思っています。
・タイミングを考えなくてよくなる
・積み立ての場合、値動きを見ないでスタートできる
・終わりは大切
メモ)幾つか説明している本がありますが、30年、35年積み上げると
積み上げた金額に対して株式の値動き分で許容分に入るように
調製する必要があるかなと思います。
・何のために積み立てるか?
・年金支給額
1985年 16.9兆円
2005年 46.3兆円
2025年 65.0兆円
・65歳以上の居る世帯数
1988年 990万世帯
2008年 1820世帯
メモ)支給額に不安の時代担っていく
年金、医療、介護、福祉への費用が増えてくる。
何故、積み立てをするか ⇒ 自分年金の積立。
実際に納付率は低下してきています。
・平成21年 39.6%
・平成21年 39.5%
■1号被保険者の年齢構成の変化について以下のURLのP7などにも
記載されています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001ipd1-att/2r9852000001iphu.pdf
・給料が増えていかない時代
・各時期の給料
1980年 269万円
1988年 419万円
2006年 367万円
メモ)
もう右肩上がりで給与が増えていく時代は終わった。
受注額、利益が伸びない中で会社の高齢化をとめるため、新入社員を
入れるが、「受注する総人件費」がそれほど増えるわけではないので、
総人件費を増やさないようにするために、徐々に若い人の人件費が
抑えられていく。
見た目と新入社員の賃金は増えているが、賃金が増えていないことがある。
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一括投資の場合と、積み立て投資の場合の比較がわかりやすく、株価が上下することで総合的に積立投資の方が安定的な成績を残せることがよくわかる。
心に響いた&積立投資に前向きになれる言葉は以下。
・どんなに下がっても、少し戻せばOK。下がること=利益の種を植えること。
・継続は力なり
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ブログで書評してます。
よかったら読んでみてください。
http://kumafx.seesaa.net/article/231775236.html?reload=2011-10-24T21:06:48
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V字ならば、損はしないのだろうけど。逆だったら、積み立てによって損する(ちょっと言い方間違ってるけど)ことになる。
右肩上がりの成長が見込めない場合には、つみたてても結果については何も言えないんだろうな。長期になったとしても。
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説明が比較的簡潔で分かりやすい。
積立投資に興味を持った時点で手にするとその仕組みの理解を深める事ができるだろう。
しかし積立投資が万能かと過信させる向きが強いと感じた。
積立をクローズさせる場面での説明がもっとあったらよかったかも。
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「つみたて投資」を分かりやすく解説している本です。
何年も投資を行っていたけど、自分の中に、書かれている視点がなかったので、とても勉強になりました。
つみたて投資のマイナス面もしっかり書かれていますし、バランスがとれている本だと思います。
これから投資を始めようという方や、投資を何年もやってきたけど、つみたて投資について確認しようという方にはオススメできる本です。
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本ブログで売れた本 : 投資十八番 http://gw07.net/archives/6563853.html
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・最初のつかみの(V字)グラフ。リーマンショックの値下がり直後から、積立投資を始めたら、それは利益回復するのが早いよ。古参の投資家ほど、リーマンショック前に積立てた資産が多いので、回復は難しいはず。
・積立投資は「始めるのは簡単」だが、「終わり(出口戦略)」は難しい →販売し易いと言うことなので、証券会社の販売員的には大変結構な事だと思う
・大抵この手の本だと、自分の主張に合うように、投資期間を調整した過去データからグラフを作成するのが定番だが、本書の場合、その過去データを探す事すらせず、著者自身がデータを自作しているってどういうことw
→著者は積立投資の研究の為、何千パターンのグラフを作成したそうなので、きっとそのなかから、本書にあった都合の良いグラフを持ってきたのだろう。
・投信販売の常套手段とはいえ、途中、唐突に老後の不安を煽るのも如何なものかと。
・途中の証券会社時代の話は不要に思えた。というか社員なのに株主権利を振り回して、周りに迷惑掛けるとか、DQNすぎるだろ。しかも結局、会社は倒産してるし。
・証券会社時代は、自社株を一括購入するなど、「分散、積立投資」という本書の主張から外れた事をやっているのだけれど…。行動と主張が一致してない。
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つみたて投資の利点・欠点が一括投資と比較してわかりやすくまとめられている。途中の著者のつみたて投資に目覚めるまでの物語は個人的には不要だったが、万人にお勧めできる本。
利点は損しにくいところであるため、投資初心者や面倒なことが苦手な人には適切だと思う。タイミングや相場を考える必要がなくただ黙々とつみたてるだけでいい。
欠点は相場が右肩上がりの場合は一括投資よりもリターンが少なくなること、右肩下がりの時に相場が上がるまでつみたて続けることに抵抗があることだろうか。
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積み立て投資をすることで、(一括投資に比べ)リターンも減るが、リスクを減らすことができるという内容。
著者のデータを基に行った検証の結果が記載されている。
ざっくり言うと、「商品」でなく、「期間」を主眼に置いた分散投資であると思う。
貯蓄好きな日本人にとっては簡潔でいい方法と思う。
「どういう時なら損をする」ということをもっと深く掘り下げて書くことで、
逆に「そうならなければ損はしない」ということをもっと多く伝えて欲しかった。
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値下がりの恐怖で、投資を躊躇していませんか?
「安く買って高く売る」はもはや常識ではない!!
限られた収入の範囲で作れる「じぶん年金」。誰でも取り組める、安心な投資法を解説!
●投資への不安に克ち、先の見えない時代に備える「じぶん年金」の作り方
「安く買って高く売る」。言い換えると「投資はタイミングが重要」と思われている方が実に多いのを目の当たりにしてきました。そして、いつの間にか「投資=博打」というイメージが醸成されてしまった感がします。特にこの数年間は株価低迷もあり、損をしている方も多いせいか、投資のイメージが悪くなっているのを感じます。これは非常に残念です。「つみたて投資」は、これまで金融業界ではほとんど研究されてきませんでした。理由は金融機関が儲からないからです。往々にして、業者が儲からない話は消費者にメリットがあるケースが多いものです。この、金融機関が儲からないものの、誰にでも取り組める投資を解説することは、これからの日本に大きな価値をもたらすと信じています。
●「下がったら怖い」から解放される
●「安く買って高く売る」は間違い
●いくらになるかより、どう動くか
●将来価格の予測はなぜ無意味か
●つみたては下がった後が面白い
●「下がる」=「損が膨らむ」ではない
●始めるタイミングに悩む必要なし
●年金不安に備えはできていますか
●1000パターン以上のデータで検証
●つみたて投資を日本の文化に
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【内容】
積立投資で投資信託を継続的に購入すれば、たとえ投信の評価額が半額になっても、儲けがでる。
積立投資をやるべき。
積立投資は下がっても、ちょっとだけ上がれば、儲けが出る。
逆に一括投資すると、下がった分だけ損をする。
【得たもの?やってみること】
どれだけの額を積立に回すかは考慮が必要だが、積立投資をやってみよう。
【感想】
なるほど、半値になっても儲けがでるということを聞いてびっくりした。
しかし、あくまでもこれはそのあとで上がることが前提、下がり続けたらもうからない。
また、一括投資の場合の危険性もわかった。これをみると、今の資産をどう運用すべきか迷ってきた。
額の大小はともかく、積立投資を始めることは決断する。あとはいくら積み立てるかが問題。
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6年ほど前の本。現時点では積み立て投資の環境はかなり改善されている。401Kもあるし、オンライン証券は増えて手数料は下がったし。当時とは状況がちょっと異なる。
著者のプロフィール的な章が1章あるけど、それは蛇足かも。
半値になっても売却するときにそれほど下がらなければ、儲かるのであって、売却するときの価格は極めて重要。
売却の戦術にはほとんど触れられていない点がもったいない。