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本の整理に当たり再読。
シリーズもの第二作。
今回はスキー競技の話です。スキーの説明などわかりやすく、話もテンポがよく読みやすい軽めのミステリーです。
最後のオチというか、謎解きは消化不良気味ですが、作品全体の評価を下げるもののほどではありません。
ブクログでもアマゾンでも、かなり厳しいレビューがありますが、そうかなーという感じです。
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図書館にて借りました。
あっさり云うとスキー選手のお話。
ちょうどオリンプックの季節に読んだので、作中で黒人と白人の身体能力の違いが出ていてなんてタイムリーと喜んでしまいました。
確かにスキーは白人のスポーツとイメージしちゃうけど、今はもう関係ないと思う。
私たちの意識ひとつと云う事を教えてくれた作品。
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真面目なミステリなんか、ギャグマンガか・・・バランスの悪い作品だな。
この人、何冊か読んだけど「犯人の告ぐ」以外は、全部イマイチorz
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はじめにダウンヒルの話、次に怪しげな組織の話、続いて日本人女性柔道選手の話、と全く接点のないものが続いてしまい、
どうなってるの?と頭をひねらせて読み進めて行くうちにようやく三つが二つ、二つが一つに重なり合っていく。
サスペンス要素ありでコミカルな部分がないと思いきや、アクションにコミカルさを交えた展開、そしてコミカルに聡明を織り交ぜてフィニッシュを迎える様は、まるでダウンヒルそのものを見ているようなドキドキと高揚感がたっぷりつまっている。続きが読みたくなるような本。
2013.11.13読了
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『栄光一途』の続編
前作同様、望月篠子が主人公。今回はアルペンスキーのメンタルトレーナーとして活躍。同僚の佐々木深紅も大活躍。
アルペンスキーの日本選手、石野ケビンはワールドカップの富良野で転倒し死亡してしまう。弟の石野マークは、兄の転倒がトラウマとなり成績が振るわない。マークをメンタルで支える篠子は遠征先のオーストリアでチームに帯同する教授からあることを委ねられるが失敗してしまい、チームから離れる。マークはその秘密を知っているらしい。
篠子と深紅はケビンの事故を調べるうちに事故でなく仕組まれたことに気がついていく。
富良野のワールドカップ前にガーラ湯沢でスキーを楽しむチームのメンバーたち。しかし、マークが姿を消してしまう。スキー場は爆弾を仕掛けたという電話により閉鎖される。ようやくマークを探し出すが、ごんドナの中で篠子が襲われる…。
そしていよいよ迎える富良野大会。ここからストーリーは激しく動き出す。
後半からは一気に読んでしまった。篠子と深紅の今後の活躍が期待されます。
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スポーツとサスペンスどちらも面白い。スポーツ界に潜む闇を指摘しつつ、上質なサスペンスと活劇で楽しませるというハイレベルなことをあっさりとこなすのは流石の一言。
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雫井さんは、栄光一途がデビュー作で、本書がそのシリーズ2作目で以降スピンオフの殺気以外刊行されていない。
デビュー時のみずみずしい深紅シリーズは賛否あっても、単純にエンタメとして面白いので、もっと書いてほしかったが、時も流れたので、もう書かないだろうなあ・・。