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日本のバカミス第一人者、霞流一さん。一度読んでみたいと思いつつ、どこから入るべきか悩み、結局書店で一冊だけあったものを選びました。霞作品ではおなじみの探偵・紅門福助と、魚大好きな精神科医(?)宇大公彦の連作短編集。冒頭はどの作品も、なんとも奇妙な日常の謎から始まります。それを調べていくうちに殺人事件にあたるんですが・・・トリックがかなりバカ。特に最初の2編は散々謎めかしておいてオチはそれかい!と拳を握り締めました。何故魚に関する事件ばかり扱っていたのかが判明する最終章では、最後で怒りを通り越して唖然。でもこの罵声を浴びせたくなるような呆れる笑いが好きなのです。きっとこの作家さんの作品の中にはもっとバカミスなものがあると思います。もうちょっと他の作品も読んでみる予定です。
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<内容>
迷走と妄想の迷探偵・紅門福助の元に奇天烈な依頼が飛び込んできた。依頼人の別れた夫が、セーラー服を着たまま、車に轢かれたというのだ。紅門は調査の過程で、予備校講師・柏葉に話を聞く。しかしその夜、柏葉は首が切断された死体として発見される。容疑者はリストラされた元講師。果たして“首切り”の復讐のため、柏葉の「お頭」を切断したのか?(第一話・春「顔面神経痛のタイ」)四季折々、旬の魚づくしの本格連作!文庫書き下ろし。
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謎解きの強引さは短編のためか益々威力増大。
作者自身、大の魚好き(食べる方)と言うだけあって、謎の精神科医・宇大公彦のお魚薀蓄付きのお食事場面がいかにも美味しそうでお腹が鳴り、唾液が溢れる。グルメ小説ですか?
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090416 読了
バカミス好きです〜
ラストは、ホラー小説なんかよりよっぽど怖いと思う(笑)
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春夏秋冬の魚に合わせた4つの短編集。最後に繋がるエピローグがあるけど、ミステリーもイマイチ、エピローグもイマイチ。
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期待通りのバカ本。
主人公は探偵で、「主人が女装した格好で車に轢かれて」とか「怪しいお茶漬けが届いて」といった変な依頼ばかり受けている。