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肝機能をアップさせればアルコール分解能力が高まり、これまでよりは飲み会の次の日が楽になります。しかしそれでも許容量以上のアルコールは、どうしても肝臓に負担をかけてしまいます。
大切なのは結局のところ「適量を守ること」なのです。目安は「二日酔いにならない量」。仕事も忙しくなる忘年会シーズンはもう目前に迫っています。健康な体で楽しくお酒を飲むためにも、肝臓をいたわった飲み方を心がけましょう。
酒の肴には「高たんぱく・高ビタミン」の食材を選びましょう。高たんぱくなメニューの代表は湯豆腐や冷奴、白身魚やいか・タコなどの刺身。高ビタミンなメニューの代表はスティック野菜やもろきゅうなどの野菜類です。
またつきだしなどでもよく見かける枝豆は高たんぱくなうえに、高ビタミンという理想的な肴です。特に二日酔いや悪酔いを防ぐビタミンCを多く含むので、積極的に食べましょう。
卵料理も肝臓のアルコール分解能力を高めてくれるおすすめの肴です。卵には二日酔い防止のドリンクなどにも含まれている「メチオニン」という必須アミノ酸が多く含まれているため、肝臓の負担を和らげてくれます。
○肝機能をアップさせる「脚後跟(きゃくごこん)」
脚後跟はかかととつま先を真っ直ぐに繋いだ正中線のかかと側の端にあるツボです。ここを指の腹を使って痛い程度の強さで、一日に左右両足10回×2セット押します。
このツボは東洋医学で肝機能をアップさせるツボとして知られているため、日頃から刺激しておくことで強い肝臓を作ることができます。
○肝臓の不調改善に効く「太衝(たいしょう)」
太衝は足の親指と人差し指のまたの部分から甲側約3cmの部分にあるツボです。これを皮膚がへこむくらいの強さで押したり離したりを、朝・昼・晩に左右両足5秒×10回ずつ繰り返します。
太衝は肝臓の血流を促進するツボなので、お酒の飲み過ぎなどで調子を崩した肝臓に、元気になってもらうことができます。
肝穴は薬指の手の平側、第二関節中央にあるツボで、腎穴は小指の手の平側、第一関節中央にあるツボです。肝穴は文字通り肝機能アップのツボ、腎穴は腎機能をアップして血液の浄化を促進する作用があります。
このツボはもちろん指で刺激してもいいのですが、歯ブラシを使うとより確実に刺激することができます。歯ブラシは使い古しでも新品でも構いません。ツボの周辺1cm〜2cmの範囲を、指先に向かって前後に3分、左右の手に対して歯ブラシでこすりましょう。強さは「気持ちいい」と感じる程度がベスト、タイミングはお酒を飲んだ翌朝のリラックスできる時間がベストです。