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忘れてしまいました。よってレビュー、評価ともにできませんが、らもさんは好きな作家である事に間違いありません。
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おそらく中島らもを意識して読んだ最初の本、いやこの本を読んでから中島らもの作品を読みあさったのかも、いろんな意味で衝撃(笑撃)をうけました。
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死んだ人のことをとやかく言うことはないが、気になるのは大麻のことだった。
まぁ、怒っている内容はともかく、筒井康隆のエッセイなどと違って、読むのに骨が折れる。スカッとはしない。
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中島らもさんのエッセイの中で一番大好きです!
らもさんの本が大好きで、エッセイ、小説と色々読んでいますけど、らもさんのルーツ、というか、思想がこの本に集約されているような、鬼才らもさんのブラックなユーモアが凝縮されている、そんな気がします。
らもさんの後期のエッセイはどことなく、暗いオーラをまとっているような気がして、ちょっと病んでいるな(初めから病んでいるだろうというご意見もあると思いますが)なんか笑えない雰囲気を感じるのですが、これは単純に笑えます。
「こらっ」というタイトル通り中島らもさんが色々なものを叱る。という形のエッセイなのですが、駅前開発、言語の圧殺、非実用英語、グルメブーム、心霊商売、学校教育などなど。その他たくさんのものにらもさんが怒っています!
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「言語の圧殺を叱る」の項は抱腹絶倒ものだった(笑) 随所にらもさんの優しさがちりばめられている作品 らもさんは死後も私の中で生き続けている
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なんだか共感出来る内容が多い本だった気が。
めっちゃくちゃ面白いってわけではないかもしれないが読んでハマる一冊。
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優しいのかな、という期待を持ってしまいます。
期待しちゃいけない、なんてことはないはずだけど、
持て余しているものはそれじゃないような印象も受けました。
中島らもさんは大好きです。
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「中島らもは、俺の青春だ」とか言う友人がいた。
どちらかと言えば、俺の青春は「らも」より「ラモス」の方なんだけどな・・・。
そんなJリーグ黄金期(関係ないけど)、1994年に出版された古い本です。はい。
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らもさんがいろんなことに「コラっ!」していく本(笑)
共感:
『変態いびりを叱る』
『いまどきの若者を叱る人を叱る』
印象的な言葉:
「自由は冷たくて寒いものだし、束縛はあたたかいが腐臭がする」
「お互いが人間として向き合うためには『放っておく』ということが一番の前提になるのである(中略)お互いがお互いの領域を侵さない。その上で、お互いの存在を認め合い、助けを求められた場合は力を貸す。そういうことだ」
「高校生大学生が『最近の若い子は』と嘆くのは成長願望、背伸びの心理がそうした表現力を生むというので笑ってすませばいいが、27や28の主婦やサラリーマンがため息をついてそう言う姿には放っておけないものがある。そこには早くも精神的な老いや疲れるが見受けられるからだ」
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剥き出しの怒りがストレートでとても共感できた。今まで自分に害がない事に対して怒りを感じてしまう自分が大嫌いだった僕はいつも、なぜ僕はこんな人間なんだとか、こんなことを思ってしまうのは人として駄目なのか、とずっと思い悩んできた。そしてこの本を読んだのだが、全てとは言わないが多くは共感でき自分だけじゃない!という安心感のようなものを感じることができた。僕にとっては大切な一冊。
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あかね文庫より。社会情勢などに「こらっ」と怒るというエッセイ。有吉マツコの怒り新党的な。各市町村に一億円ずつやった話とか懐かしかった。本当あれ何だったんだろう。中島らもは本来「こらっ」が言えない性格だそうだ。こういうの書いてるイメージだったけどな。性教育の遅れは20年以上経ってる今でも変わってないんじゃないか。校則は多少良くなっただろうか。大麻も変わらないねぇ。こんなに中島らもがあちこちに書いていたのに。
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怒れない著者が怒った硬派エッセイ集。色川武大氏の器の大きさ(P43)、英語はヒアリングから(P64)、世界観の落差に笑いが起こる(P95)、自己責任ということ(P116)、教育者というものの本音(P160)が分かった。
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「こらっ」と怒れない著者が、社会風勢などを叱るエッセイ。自由は旗から見れば美しい言葉だが、それは冷たくて寒い。一方、束縛はあたたかい腐臭がする。この言葉には心底共感させられた。
二年間探していた言葉の欠片は、この一冊の中にあった。私の餓えは、いつか満たされるだろうか。何度も読み返したい一冊。