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1巻程酷いライブではなかったけど、今回もアイドルらしいライブだったかというとそうでもなく。ライバルとして登場したシューテム・ハーツが真っ当なアイドル活動をしている分レフュジー・キングダムとの差が際立つなぁ
今回はレレレリカに大きな変化が有った。本人は『可愛い』を目指しているけど、素が美人で表情変化も少ないからどんな風にアイドル活動するかと思いきや、翌に撮影されるということで本当の『可愛い』に繋がる道が開けたのかな?色々と恋愛関係のフラグが蓄積されているような気がするけどあの玩具堂さんだから普通のラブコメ展開になることはないんだろうな。それがいいんだけど。
アフレコ台本の件は本当に酷いというか、日本側とメヘン側の意図がすれ違っているのに台本を投げ出すことなく真正面からぶつかって行ったのは何とも『らしい』展開。特にノエルの満足行く演技をするために自分のキャラ付けを決定するってのは簡単にできる決断ではないよ
ていうか兄貴の翌も相当なシスコンだけど妹の朝霞はブラコンなんてレベルじゃないよ!重いよ、重すぎだよ!!
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・ライバルアイドル登場/ヴァンパイア討伐編。
・レレレリカさんめっちゃかわいい(語彙力の消滅
・漂流王国の日常→問題発生→メヘンが漂流したことによる弊害を発見→アイドルとしての手法で退治(ライブとか)/最後にレフュジーの4人の成長を描く展開、結構好き。
・ストーリーの構成を統一してるのでストブラみたいな感覚で非常に安心して読めるし、ファンタジーものではあるけど子ひつじの頃のミステリ風味を終盤で感じるので非常に玩具堂成分もあるし、アイドルものらしき要素も摂取できるので一石三鳥で非常に美味
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『2016年 4月 1日 初版 発行』版、読了。
シリーズ2作目にあたる本作。文体は作者ならではの、いつもの安定感があり楽しめました。
3話構成の本作はいずれも物語をすすめる上では必要不可欠な内容となっており、読み進めていくほどにそれまでに発生した出来事が『次』にいかされていると感じた内容でした。
ただ、あきらかに登場人物の男女比は極端だし、見せ場のクライマックスもそれほど際立ったものでもないというところが、盛り上がりにかけるところでもあります。
前作のシリーズでも感じたことですが、個人的には「ラノベにありがちな設定を組み合わせて独自性を描いていく」表現法を用いた作品よりは、そういうところから抜け出して、作者独自の個性が全面に出た、とんがった作品を読んでみたいのが本音です。