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ブクオフ100円。表紙が綺麗だったので購入したら、蜷川さんとのこと。なるほど。内容は、中3の頃ってこんなだったー!!!ってか、こんなだったんだなー、って感じ。[08/02/10]
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高校生の時に読んだ本。
大学生になって、家庭教師をしたらまた見方が変わりました。
寂しさ、挫折、劣等感、喜び、いろんなものが混ざり合った不思議な感覚になりました。
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大学で動物生態学を学ぶマリエは、中学三年生のリコを家庭教師として受け持つことになった。リコの私生活に触れるごとにリコを恐れ惹かれていくマリエ。一方のリコもマリエを慕っては突き放し、二人は奇妙な依存関係に堕ちて…。
長く黒々とした髪を自分のアイデンティティのように守り続けるマリエに、大人びたリコ、情緒不安定なリコの母親、そんな二人を持て余しているリコの父親。皆が不健康過ぎて前半はちょっと好きになれなかった。
後半、マリエが山に登ろうという、自立の片鱗を見せ始めたあたりから読みやすくなった。描こうとしているものはおぼろげながら理解できるのだけれど、あとは好き嫌いの問題かも。
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大学生のマリエと高校生のリコ。随分と不安定な二人だった。
物語は唐突に終わった様な感じだけど、二人の共依存の関係があそこで変わったとすれば、あのラストでいいのかな。