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名作。アフタヌーン編集部は先見性無し。
2017/06/09 12:49
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投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
7巻で道半ば。キャラクター、ストーリーともにようやく展開が始まった(ある意味王道路線に)ところでの終了、打ち切りか。最終ページの作者の直筆メッセージに、様々な思いを読み取れる。間違いなく名作になるはずの作品だが、(もし作者の意思で終了にしたのでなければ)アフタヌーン編集部の先見性を疑いたい。無理をしてもあと少なくとも3巻は続けて、物語を着地させるべきではなかったか。
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最終巻がまた面白かったんだな、これが。書き下ろしの追加分が穂積さんのエピソードだというのは意外だった。確かに柔道部メンバーでキャラの掘り下げが全くなかったのは彼女だけだった。中松姉妹でさえ一巻分割いてたもんな。兼ねてから用意されていた穂積話だったんだろうな。
穂積さんの話が最後というのは話の収まりとしては良くないとは思うけど、読み終わって嫌な感じはしなかった。正直、いつも何考えているか分からない穂積さんの内面が見れて結構嬉しかったな。エピソード冒頭の、彼女が他の部員の服装をあれこれ考えるモノローグ・シーンとか大好きだ。
何だかにキャラの掘り下げが一巡して、これで完結してもいいような気もするし、この先続けようとしたら幾らでも続けられそうにも思う。とにかく、いい作品なので、皆に読んでもらいたい。
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木村紺という人のマンガは、作品ごとにそのカラーをくるりと変えてしまう。でも、どれを読んでも木村紺だと思う。この人のマンガが大好きです。これからもっと膨らむことも出来た物語を、もっと掘り下げることも出来た愛すべき登場人物たちのこれからと昔をこれ以上知ることが出来ないのは残念だけれど、書き下ろしとなったエピローグのような短編があって、これからこの物語は始まっていく。その始まりまでを7巻という短くはないけれど長くもない時間でしたが、濃密な物語に出会うことが出来て幸せでした。
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唐突な幕切れの最終巻。この作品はほんと作者の思う通りに最後までやってほしかった!高瀬の行動、柔道の精神のあり方、そして書き下ろしで穗積さんのクローズアップで終わった7巻。ボリュームたっぷり楽しめます!
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女子高柔道部の青春、いちおう完結。メンバーそれぞれの過去、物語を一通り語り終わったという感じ。無理矢理終わった感があるなぁ。