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第二弾の本作も快調に飛ばしている。
経済学的視点で世の中を見るコツを理解できる。
非常に込んでいて、めったに座れないバス停から、230メートル離れた座れそうな前のバス停に歩く人が、著者以外に現れないのはなぜか、とか解説が面白い。
後は環境問題が面白い。
絶滅危惧種保護の法律が、彼らを絶滅に追いやっている。(法律施行前に大急ぎで事業化し開発を促進する)
トロピカーナ1パックでアマゾン森林100平方フィート保護キャンペーンの巧みさ。(100平方フィートがかなり価値があると錯覚する)
過剰包装解消より、少しの食べ残しを止めるほうが、よっぽど温暖化対策に効果あり。(廃棄食物から出るメタンはCO2より20倍の温室効果を発揮)
など、経済合理性と一般の感覚との差が大きい事例が盛りだくさんである。
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『ヤバい経済学』で一世を風靡した著者による最新作。
既存の価値観に縛られず、新しい価値観で物事(主に経済)を見るというのはとても勉強になるし、実際にインセンティブの話などは非常に参考になるのだけど、実際にこれを応用するとなると難しいというか、実用的でないところが引っかかる。
それでも、既存の経済学的なものに縛られてる人にはお勧め。
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著者のブログを本にしただけのもの。
このシリーズは一見、へんな主張の裏にあるまっとうなロジックを説明してくれるところが魅力だったのだが、町で見かけた変なものを取り上げるだけでとどまっており、前書に比べると明らかに手抜き。
セブン-イレブンが50万ドル払って、今後三年間、ホワイトソックスのナイターの開始時間を7字11分にさせた話とか、面白い話題もあるが、やはり浅い。
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自分の街でテロを起こさせないためには?
ドーピング問題を解決するには?
CO2排出を最も効果的に削減するには?
現代の諸問題の解決にヤバい経済学者が立ち向かう本です。常識と道徳に囚われなければ問題は解決するのでしょうか?
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ブログをまとめたものでカチッとした論考じゃないから、玉石混交。で、ちょっと石の割合もでかいなあと感じた。もちろん玉もそれなりにはあるんだけどね。
これまでのコンビの作品と比べるとだいぶ落ちる。
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WHEN TO ROB A BANK
http://store.toyokeizai.net/books/9784492314777/ ,
http://freakonomics.com/
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常識や道徳にとらわれずに只管合理的に数字を突き詰めていった先にあるキャッチーなトピックの解。読み物として面白いが、抜本的な解というよりは既存解の否定に留まる事が多く、著者の自分語りが多く、グダグダ感が否めないのがちょっと残念。
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「常識」になっている決まりや制度などなど、身の回りの当たり前にロジックで異をとなえたらどうなるか、を楽しめます。
「なんでもポリ袋で包装するのは石油の無駄遣い」が当たり前ですが、包まないで売ると商品に傷がついて腐敗が早まり廃棄ロスが増える、と言われればより深いレベルで納得させられます。
飲み会で話す「小ネタ」を仕込むのにもちょうどよいでしょう。
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『ヤバい経済学』を読んで面白かったので、こちらも読んでみました。
が、『ヤバい経済学』の方が面白かったです。
続編だからダメ、というよりは、ブログを集めたもの、という点が、『ヤバい経済学』には及ばない理由の1つだと思います。
1つ1つの考察が、浅くなりがちで、ちょっと残念でした。
このシリーズ、この他にも本が出ていますが、自分が読む本としては、とりあえず、これでおしまいでいいかも、と思っています。
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スティーブン・D・レヴィットのヤバイ経済学の続篇。
経済学による新たな視点を与えてくれる話題がたくさん盛り込まれていて楽しいが、やや飽きた感は否めない。
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ブログのまとめ本ってことで、アメリカの内輪ネタが多くて入ってこなかったり、興味をそそるような印象に残るような話題があまりなかったりって感じだった・・
行動経済学とか心理学の実地調査とかってよく紹介されてるけど、中高生がやるような内容のレベルに感じてしまうものが多い。 学位や修士、博士ならもっと難しい研究やってても良いのでは・・