投稿元:
レビューを見る
安定の、堀田家の面々の優しさ
安心して読んで入られます
この本、まだ続いているけど、ずっと読み続けるんだろうな
投稿元:
レビューを見る
小路幸也のオール・ユー・ニード・イズ・ラブを読みました。
一昔前のホームドラマ東京バンドワゴンの9冊目でした。
1冊目の時は小学生だった花陽と研人もそれぞれ高校1年生と中学2年生とになりました。月日のたつのは早いものです。
各巻で登場した人物もかなり多くなってきていて、ナレーター役のサチが東京バンドワゴンの紹介と登場人物全員の紹介をするのに12ページもかかってしまいます。
今回もいろいろな問題が堀田家に持ち込まれますが、お約束の「LOVEだねえ」という決めぜりふで物語が丸く収まるのでした。
投稿元:
レビューを見る
東京バンドワゴンシリーズ9作目。
シリーズものでも、登場人物がしっかり年をとって、その経過もつぶさに見える。一作目では、よちよち子供も今じゃ思春期真っ只中。
良くも悪くも、劇的な展開はなく、ゆったりと穏やかな、その中で起こる日常のちょっとだけ非日常が温かい。
物語に親戚気分で陶酔できる作品は相変わらず。
読者としては、他のシリーズは良いからこれに集中して、もっと短いスパンでだしてほしいね。
投稿元:
レビューを見る
相変わらずどんどん膨れ上がっていく堀田家とその周囲の人々。
読むたびに「この人、どんなエピソードでつながってるんだっけ?」と全作を読み返したくなります。
まあまあ面倒くさいのですが、このシリーズはこれでいいのです。
我南人さんの「Loveだねぇ」の言葉通り、このシリーズには愛があふれています。
別に愛に飢えてるわけではありませんが、これを読むとほっとします。
みんな、相手のことをそれぞれに思いやり、それが近すぎることも遠すぎることもなく絶妙なんですよね。
特に最後の「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」。
研人君を見守る家族と周囲の人のそれぞれの言葉や行動が、本当にグッときます。
それぞれが研人君を思って、それぞれの立場でできるだけのことをしているから。
大団円的なところはいつもありますが、それをわかっていてもまた会いたくなる堀田家なんです。
投稿元:
レビューを見る
安定の面白さとブレなさ。
早くも第9冊目。
面白いとか以前に、もはや年に一度読まなくてはならない風物詩的な感じ。
登場人物やエピソードに忘れている部分も多いため、どこかのタイミングで1冊目から読み直したいと思う。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ9作目
これの前に読んでたのが土橋真二郎で気分が殺伐としていたので、ギャップでなおさらほのぼの感を感じる
うちの娘が今4歳なので、かんなちゃんと鈴花ちゃんの様子が容易に思い浮かぶ
最初に知ったのはドラマなので、他の登場人物はドラマのキャストに影響された想像をしてしまうけど、ドラマに登場しなかった人はどんな想像をしようが自由だ
それに花陽ちゃんも研人くんも成長しているので、そのギャップを埋める必要もあるしね
安定のマンネリとして今後も楽しみです
投稿元:
レビューを見る
東京バントワゴンシリーズ第9作目。
相変わらず登場人物いっぱいで思い出すのに苦労する。
子供たちが大きくなっててビックリ。
このシリーズ読むと、やっぱり古本屋開きたくなるなぁ。
投稿元:
レビューを見る
小路幸也著「東京バンドワゴン オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」
いつもの通りの人情ミステリー(なんて単語は無いでしょうが)。
古本を売ってお菓子を買おうとする小学生の少女、父親の著作本を燃やす女性、我南人の幼馴染が認知症?高校にはいかずロンドンで音楽の修行をしたいと言い出す研人。相変わらず堀田家に降りかかるゴタゴタ。しかしいつもの通りそれぞれに心温まる解決策が待っていた。
投稿元:
レビューを見る
ますます人が増えて賑やかなお話に。ちょっと間が空いてしまうと誰が誰だっけとなってしまいますね。
みんな少しずつ大人になっていく中、堀田家という括りの輪がどんどん広がり、日々色々な問題が起きても総力を集結して解決に進んでいくので安心して読めます。
研人とメリーちゃん結婚早そうですね。。
投稿元:
レビューを見る
温かい気持ちを持って人と接する、思いやる登場人物たちの話を読んでいると、涙が止まらなくなる。それは、私が自分のことばかり考えていて他の人に悲しい思いをさせ、しかも気を遣わせているからだ。このことに気が付いたのだから、小説を読んで泣くだけではなくて、実際の行動にも移そう。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ9作目。番外編だった8作目と違い、本編の続き。
かんなちゃんと鈴花ちゃんが幼稚園生になり、花陽と研人も高2と中3に。
研人が自分の将来について本気で考えていたり、成長が感じられる。子供の決断を頭ごなしに否定するでもなく、さりげないサポートをしてあとは本人に任せる、という堀田家の風潮がとても素敵。のびのびやれる家だから、こんなに個性豊かな人たち揃いなんだなと思った。
「変わりのない毎日は退屈などではなく、それが心地良いから変わる必要も、そうして代えもきかないものなのですよ。」というサチさんの一文がとても胸に響いた。
投稿元:
レビューを見る
登場人物紹介ページを見るとどんどん増えていく一方だが、自分も堀田家の一員になったかのように不思議と覚えていられる。蔵書のデジタル・アーカイブの話からそんな一石三鳥が狙えるとは。研人は思春期に入ったが真っ直ぐ育っていて微笑ましい。所詮小説とはいえ、紺のように諭しながらも子どもの夢を応援する素敵な親になりたい。私が同じ立場だったら絶対無理だけど。今回はマードックさんが特に格好良かった。堀田家にどんどん馴染んできて、もうすっかり家族の一員だなとしみじみ。
次巻から未読なのでますます楽しみが増す。
投稿元:
レビューを見る
小路幸也に外れなし。
今作も最後まで楽しく読ませていただいた♪
一編ごとに季節が移ろうこのシリーズは、一冊で一年の月日が経つ計算なのだが・・・一編目と四編目での、かんなちゃん達の成長が、もう…ね。
我が子もあの年頃にはそんな感じだったなぁ、と、感慨。
お約束の、朝の食卓のカオスな会話(ここ、大好きなんだなぁ)から、幼子の成長が読み取れるのがまた嬉しい。
研人の決意と、彼らを諭す大人達の大いなる優しさに心打たれた。
マードックさん、格好良し♪
メリーちゃん、健気。
★4つ、7ポイント半。
2021.04.23.新。
投稿元:
レビューを見る
解説にもあったが、「オールユーニードイズラブ」は、「Love だねぇ」の究極のカタチとしてシリーズの大団円を思わせるようなタイトルで、どんな話なのだろうかと興味深く読んだ。4篇中最初の3篇は、ほんわかしているものの可もなく不可もなく、ちょっとマンネリ感がしたが、最後のタイトルの篇は、研人の進路をめぐる本人と家族、取り巻く人々の優しさがあふれたいい話だった。
投稿元:
レビューを見る
青の映画がいよいよ公開されることに。ある作家の棚の前で涙をこぼしていた女性。実は高校生のときに学校の焼却炉で何冊もの本を黙々と処分していた少女だという。(e-honより)