紙の本
電子書籍の方がいいかな
2017/06/09 16:47
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投稿者:はまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後のおまけ漫画でもネタとして出てきますが、文庫版になって年寄は読むのが大変です。これは電子書籍で買って読みやすい大きさにして読む方が良いのかも。
紙の本
名前すら知らない小難しい本を書く人達が沢山載っている
2023/04/02 12:19
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投稿者:Yodoyabashi - この投稿者のレビュー一覧を見る
そういう人のいう事を少しは知ろうかな、もしくは知っている人はどんな風に書かれているのかな、と読んでみるが、漫画にされてもとても難しかった。
自分が知っているのは、20世紀初頭までに活躍した人のあたりまで。
第二次世界大戦後の人は知らない。
知らない事を知るのには丁度良かった。
思想家の書いた/言った事が抽出されているが、思想家のお仕事は屁理屈を本にすることかな。
数式や観測で証明できる事でない限り「思った事、考えた事」は、それは正しいか、一部正しいか、間違っているか分からない。
そんな証明できない問題を議論するのは、意味あるのだろうかとも思いつつ、屁理屈や難しい言葉を並べる人はいるよね。
帯にあるのだけど、
「わからなくっても大丈夫! 現代思想を笑い飛ばす!!」
とあるのだけど、そうなのだろう。
彼らの主張も教育者としては意味はあるかな、とは思っている。
いしいひさいち は、こんな日常生活の役に立たない題材を、日常の延長の漫画にして、凄いなと感じる。
紙の本
バイトくんが懐かしい。。。
2016/11/28 22:32
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投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただでさえ、いしいひさいちの作品は難解なのが多いが、この作品は最高峰と言っても過言ではない。東江戸川大学生の気分で哲学でも勉強してみるかな。
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本書は、2002年に単行本(2006年に増補版)で刊行されたもの(既に絶版)の文庫版であるが、初出は1996~1999年に『現代思想の冒険者たち』全31巻の月報への連載。
書店で見て、コンセプトのあまりの面白さに迷わず購入したものの、想像をはるかに超える難解さであった。。。そして、いしいひさいち氏の、それぞれの遭難者の思想のエッセンスを抽出して、4コマ漫画にまとめる力量に脱帽した。
各遭難者の思想・キーワードについて相応に理解していないと、本当の面白さはわからない(と思われる)が、マルクス、ニーチェ、レヴィ=ストロースあたりの大御所はともかく、現代思想の素人にとっては馴染みのない思想家も少なくなく、全編を楽しむにはかなりの幅広い基礎知識を要する。
それでも、知的好奇心は間違いなく刺激される佳作である。
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今まで読んだ講談社学術文庫の中で一番おもしろかった。いしいひさいちのコスパ高い笑いはほんとにものの味方の勉強になる。
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我が岡山が産んだ偉大な漫画家いしいひさいち先生の、難解な現代哲学をやさしく解説した奇跡のような現代漫画です(^-^)/
ナント何時の間にかあの手塚治虫文化賞を受賞していたらしく、見逃していました。文庫本になってお求め易くなったこともあり、衝動買いをしました。セリフの字はクセ字の上に多くて、そうでなくても読みにくいのに、文庫本になって更に字が小さくなって、素晴らしく難解になっています。かつて哲学・思想(日本だけど)を齧った私は、当時を思い出しながら、わからないのに解った振りをしながら、愉しく最後まで読ませて頂きました。
ハイデガー、マルクス、ニーチェ、カフカ、フロイト、ユングから始まり、名前さえも初めて聞いたクリステヴァ、ホワイトヘッド、バフチン、バシュラール、クーン、クワイン、メルロ・ポンティなどの、迷路に入り込んだような御言葉を「拝見」させてもらいました。
時々話題になるのに、目次に入っていないサルトルや、なんで出てこないのか意味がわからないレーニンや毛沢東の非存在は、きっと第二部への布石なのだろうと拝察致します。その時には日本篇も是非!
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20170113読了。教養フェアで平置きされており興味がひかれ購入。昔単行本を図書館で借りて読んだような気がする。「反証可能性」のポパーが登場するのが意外に感じられたが、科学哲学だから意外でないのか、、、
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言ってることがさっぱり理解できない
過去を謝罪しなかったハイデガーは研究に困らなかったようだし、哲学は必要ないものか
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帯表
わからなくっても大丈夫!
現代思想を笑い飛ばす!!
手塚治虫文化賞のマンガ、ついに文庫化
帯背
学術文庫でマンガ!?
帯背
冒険と遭難は続く!
文庫化記念マンガ「学術文庫の遭難者たち」載録!
背表紙
いしいワールドに分け入った〈現代思想の冒険者たち〉の変わり果てた姿がここに!
フーコーもデリダも、マルクスもフロイトも!
エッセンスを摑み取る鬼才の直感力に、連載中から話題沸騰、毀誉褒貶、手塚治虫文化賞短編賞も受賞。
これは現代思想の“脱構築”か、それとも哲学への冒瀆か?
思想家のプロフィールと勘所をまじめにおさえた注言うも完備。
本書の原本は、『現代思想の冒険者たち』全三十一巻(一九九六年五月から一九九九年三月)の月報に連載された作品に大幅に加筆し、二〇〇二年に単行本として刊行されました。
学術文庫化にあたっては、二〇〇六年刊行の「増補版」を底本としました。