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著者の云わんとするところはとてもシンプル。
確かに、キチンと考えてみれば、無駄は削れるし、
なおかつ、そんなにケチケチしたって、仕方がない。
でも、そうはいかないからこその人間。
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「節約と苦労ばかりで老後を迎えても、自分の人生はなんて大変だったんだ、楽しい思い出はない」というのは避けたい。しかし、自分には柔軟性が足りないのでなかなか難しい。
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日々の買い物に対する姿勢,保険やマイホームに関する考え方など,今の自分の考えをブラッシュアップさせてくれ,参考になりました。
公的保険や失業保険については知識があるのとないのとで,雲泥の差が生じます。
バーゲン等で安く購入したとしても,結局使わなかったら高くつき,正規の価格で購入したとしても,たくさん使えば価値のある買い物だというのは,なるほどと思いました。
お金に関する最近の本の中では分かりやすく,ピカイチです。
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多くの人が不安に思う老後の生活で今からやっておけることは何なのだろうと思い手にしてみた。
バーゲン買いやチョコチョコ買い、食品や日用品をまずは削る。
老後にいくら必要かなんてことは家庭ごとに違うし一様にいくらとは言えないはず。
我が家の事情で今後、厚生年金から国民年金に変えなくてはいけなくなったものの国民年金を払うのは損ではないかという漠然とした思いが払拭された。
遺族年金をもらうための条件が思っていたより厳しい。
自分は条件を満たしているのか不安になってくる。
国民健康保険料が地域ごとに大きな差があるのも気になった。
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なるほど。
自分を見つめることが最大のポイント。
一気に読んじゃった。
そら、僕お金貯めるの上手やわ。笑
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読みやすい。現在、年金で暮らしていない我々の世代は過度に煽られることもあり、老後に不安を感じている。
この本は通り一遍ではなく、何にお金を要するのか、どこを削っても良いのか(ふだん意識しない公的な保障について)をわかりやすく説明してくれる。
あとは、具体的に何を意識すべきなのかを書き出せるワークシートがあれば良かったなぁと。
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参考になった点は多い
○老後に必要なお金なんてホントはわからないはず
・分からないはずなのに、今のままの生活水準で計算を行い、「老後は3000万円」が必要という。そんな無茶な
・本当に3000万円必要かどうかはあやしい
・さらに言えば、若いうちにしかできない人生の楽しみ方だって多い。旅行に行くとか、派手な服を着るとか。そういったことにお金を使う方がいいではないか
○生活水準に合わせてお金を貯めるのではなく、収入水準に合わせて生活を変える
・もし、収入が少なくなれば、それに合わせて生活スタイルも変化させればいいだけのこと。
・最初から「絶対〇〇円は年に必要」と決める必要はない。節約が迫られるなら、節約をすればいい。
○チリは積もってもせいぜい小山。大規模なお金が動く問題だけをしかり考えよ。
・毎日の食費の出費やチラシなどを見ていても、たいした節約効果はない
・それよりも、教育資金、住宅資金、医療資金、その他保険などを、どう活用するかをよく考えるかが大事
・人生は楽しむためにあり、毎日の細かい出費に気を遣っていては、何も楽しめなくなってしまう
○バーゲンで物を買うな
○公的保険や年金の制度は知っておこう。
・日本の医療保険や公的保険の制度は手厚い
・年金は払っておくべき。年金を払うことは「年金をもらうための権利」になっている
・したがって、年金でもらえる内訳は「払った年金+税金」なのだが、年金を払っておかないと、その年金さえもらうチャンスがなくなる
・失業保険は知っておこう。
○「安い」は値段で決まらない。「値段と使った時間の長さ」で決まる
・どんなに安いものでも、ほとんど使わないとか、すぐに壊れて使えなくなる、とかでは、決まらない
・したがって、ものが安いかどうかは、買った瞬間には決まらない、ということを肝に置くべし。
→買ってすぐに無くなるものは安くてもいいが、残るものだけは、高いものを買おう。長く使えるということは、それは、いい買い物、つまり、安い買い物なのだ
→例:ロレックスのサブマリーナなど
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オーディオブックで読了。
大筋の所では著者の主張に同意できるが、所々に「先のことはどうせわからないんだから」的な記述でうやむやにしている点は正直微妙。
公的年金に関する論は大変参考になった。僕は会社勤めなのであまり考えずに各種公的年金の掛け金を払い続けていたが、それの意義を知ることができたのは大変大きかった。
公的年金の特徴は以下3点
・掛け金+税金で運用されているので、掛け金を払わない=受給資格を失うと消費税などの税金だけが持って行かれる形になる
・長生きリスクがない(生きてる間ずっと受給)
・遺族年金を考えると下手な民間の保険よりも強力
まぁ、今のままの年金制度が維持できるはずがないので、受給年齢の引き上げと受給金額の引き下げは免れ得ないのだろうけど、掛け金払わないともっと割を食う形なのは確か。(ギリシャの様に国家が破綻しかけると年金がゴッソリ無くなる=掛け金が無駄になる可能性もあるんだけど)
ちなみに、最後の方に持ち家論争を熱く語っておられるのだけど、持ち家を持つこと(或いはローンを組むこと)のリスクばかりを沢山並べて、例えば団信については一言も触れないなど、ちょっと偏りがあるなぁという感想。公的年金で遺族年金について述べるのであれば、団信についても無視すべきではないだろうと。
まぁ、そういうことで、お金について色々なものの見方を身に付けたい人は、本著や山崎元さんの本なんかを何冊か読んで、自分なりの”思想”を固められるのがよろしいかと思います。
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経済評論家の佐藤治彦氏による、文字通り老後まで安心するためのお金の話。
具体的でわかりやすく、とても勉強になった。
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・自分が本当に欲しいものを突き詰めること。老後のために貯蓄するのがお金の目的になってはいけない。恋愛、家族や友人との時間や自然、スポーツ、芸術を楽しむのが人生。それらに限らずやりたいことを明らかにしてそれにちゃんとお金を使おう。
・若い時に経験しておいたほうがいいものは山ほどあるはず。今しかできないことを目一杯楽しむためにお金を使おう。
・老後になってから家族関係を作ろうと思っても遅い。現役時代からお金をかけてそれらを作っておこう。今ある資産とお金の使い方については家族と話しておこう。
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5017/5/23我慢しないで暮らすという類書と少し毛色の違った主張だが好感。最後の住宅のところは再読したい。★4
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老後のお金の事不安ですよね。まだ若いじゃないかと言われても、もう20年もすれば66歳ですからあっという間です。
働かなくなれば当然あてにするのは年金です。年金を基にいくら貯金すればいいのか。そもそも20年後年金制度崩壊していないの?と心配が尽きる事はありません。
色々節約してちょっとづつでも貯金しなければならないのでは・・・。
そんな悶々とした気持ちを払拭しようと思って読んだのですが、一番は借金を極力せず、ちまちました節約はせず人生を楽しみ、無駄な買い物はせずいいものを買って長く使う。なるほどという感じですよね。しかし家を買わない方がよいという事にぐったりしました。既に買っているけれど子供は巣立って夫婦二人で暮らしています。確かに贅沢だよなあと思いますがあと10年後に売るという事は考えられない・・・。借金せず、保険も掛け捨てにして現金をいつでも使えるようにしておく・・・。どれもしていない(笑