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いやー、今巻もたっぷりと笑わせてもらった
安藤先生の『ONE PIECE』への愛、尾田先生への純然たるリスペクトが、ローに対するイジリネタを筆頭にした、キャラの元の良さを残しながらの崩壊っぷりから感じる。ちょいちょい、挟んでくる声優ネタもツボを押さえているな、ファンの
『迷え!七つの大罪学園!』(球木拾壱)や、『七つの大罪プロダクション』(坂本千笑)に質で劣っていない。やっぱ、スピンオフは、これくらい面白くなきゃ
フォクシーのリベンジ、エースが黒ひげを追っていた頃の話、バルトロメオがサニー号に遊びに来る話、ルフィ達vsローの五番勝負、また、話間の小ネタ、どれも「よく、こんな可笑しいストーリーを思いつくな」と驚くものばかりだが、個人的に推しなのは、やっぱ、ゾロ好きとしちゃ、彼が奇跡的な方向音痴っぷりで、アマゾン・リリーに行ってしまった、第七話『はぐれゾロ』だ。ゾロの活躍っぷりもさることながら、ルフィに恋するハンコックの乙女らしい暴走もイイ
特にオチがいいのだが、ゾロがハンコックのメロメロ甘風を受けても石化しなかったシーンは印象的。あくまで、私の意見だが、彼が石化しなかったのは、別に“コッチ”の人だからじゃなく、ゾロにとって、下心を抱く対象がロビンだけだから、だろう
この台詞を引用に選んだのは、本家(?)のゾロが言っても違和感がないな、と思ったので。私も、ゾロくらい、デカい男になりたいもんだ、どっちも