投稿元:
レビューを見る
日本に生息する様々な野生動物の足跡のほか、フンの見分け方なども解説。
期待以上にマニアックな内容だったが、フンの写真や説明が私には多すぎ。
また、体験記は主観的で自分がその場にいるような気持ちになれなかった。
アニマルトラッキングをテーマにした共感できるエッセイがあれば読みたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
夫が図書館で衝動借りしてたのでついでに私も読んでみました。
アウトドア遊びをしていると動物と遭遇する機会が多く、と言いたいところですが、実際にはなかなか出会えません。
(でも先月伊久美川で川遊びをしていたら、かなり長い間ニホンカモシカが6.7mの崖の上から私のことを見下ろしてました!)
また、雪山登りもするので雪原で動物の足跡はよく見かけますが、何の動物なのかはいつも不明。
この本は、動物の足跡等を観察しその生態の見分け方を教えてくれる本です。
今まではウサギの足跡とシカの食痕、クマ棚くらいしかわからなかったけれど、この本のお蔭でこれからはリスの足跡や巣はわかる、かも?!
また、穴のあいた木はないか、松ぼっくりを食べ残したリスの食痕「森のエビフライ」が落ちてないか、などを探す楽しみも増えました。
投稿元:
レビューを見る
アニマルトラッキングとは,野生動物が森や草原などの生息地に残したものなどから,動物の生きる姿を観察する方法です。
例えば足跡,爪痕,植物などを食べた跡,糞などを手がかりに,動物を観察するのです。
動物観察の楽しみや,日本に普通に生息する動物,また,観察の手法などこれから動物を研究したいという人にはとても有用だと思います。
また,この本に出てくる外川さんのような,フィールドでの観察は難しくても,身の回りの鳥など,留鳥かな,渡り鳥かななどと考える良いきっかけになったと思います。
周辺には,結構鳥も多いです。ふだん見過ごしているところに改めて気付きました。
なお,モノクロですが動物の糞の写真がとても多いので,食事前に読むのはお薦めできません。