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投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んで終わりにせず、積極的な活用をうたった本書。
しかし、読みすぎ注意も標榜する。
多読は良いことと思い込んでいた自分にとって、読みすぎを戒める考えは真新しものだった。
著者は週1冊、年50冊くらいで良いとする。
それを余すことなく活用し、自らの変革を説く。
確かに読んで知識を得るだけでは、益少なしとは思う。
本から知識を得て、自らの考えを変えて、さらに行動にまで反映させる。
週1冊という意識は、読むべき本の選択を厳しいものにするに違いない。
読む冊数制限は、だらだらたくさん読む以上の知識を与えてくれそうだ。
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サクッと読めて、エッセンスが拾える。
圧倒的にアウトプットが足りないことを痛感。
そして、本は集中して読もう!とは、まさに私に向けられたメッセージ。
早速今後のアクションに落としこんでみた。
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読む時間を制限する、ということで読書で得たものを行動にする時間を作るというのはとてもいい気づきになった。受け身の読書ではなく、アグレッシブに読む。
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<目次>
はじめに
序章 「読みたくても本が読めない」5つの理由
第1章 なぜ、できる人は忙しくても本を読むのか~本で差がつくこと
第2章 できる人は忙しくても、なぜ、本が読めるのか~マッキンゼー時代に身につけた「読書時間捻出術」
第3章 短い時間で、読んだ内容を身につける「集中読書術」
第4章 できる人は、読んだ本をどう活かすか~確実に成長するための「チャレンジシート」
第5章 ムダな本で時間を費やさないために~読むべき本が自然に寄ってくる「情報感度」の高め方
<内容>
「本を読んで自分を変える」テクニックを記した本。ほかの本と違うのは、本をたくさん読め!とは言っていない点。本を読む習慣をつけたら、月間5冊でもいいから、精読せよ!と言っている。あとは、「A4メモ(『ゼロ秒思考』参照)」や「チャレンジシート」など、読んだ内容をものにする(頭に入れて、使えるようにする)手段を示している点。著者はもともと読書習慣のあった人のようだが、読書が、会社での仕事やセミナーの講演やブログなどに役立ち、それが自らのビジネスにつながると指摘している点が目新しいか…。「A4メモ」はやってみる価値があるかもしれない…
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◼︎本書の目的、理由
・読書の仕方に課題意識があるため
ー積読解消
ー『遅読家のための読書術』との横断的理解
◼︎期待成果物
・講演【〜17年3月】
・読書10冊/月(600分)【〜17年7月】
◼︎ToDo
・Googleアラート登録(100個)
・情報収集登録
ーダイヤモンドオンライン、日経BPオンライン、東洋経済オンライン
・優先順位を上げる
(本は生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、というふうに見方・位置づけを変える)
http://diamond.jp/articles/-/94365?page=3
◼︎思考すること
・5年後にどうなっていたいか?
・読むべき本は?
・どういう講演タイトルを狙いたいか?
◼︎習慣化すること
・messagingを朝に行う
・ケツが決まってない時は、時間を決めてネット記事を読む
・ベストセラーでなくロングセラーを読む
◼︎One Line Review
読書のヒントから自己管理のヒントが散りばめられた本。
◼︎One Line Essence
・視野の広さ
・読書は情緒教育になる
・Googleアラートでの情報収集
・30代までに300冊。それ以上はコスパ頭打ち。
・「この本をなぜ手に取ったのか?」「この本を通して何を得たいのか?」
・講演。関心のあるキーワードについてネット記事100〜200本。関係書籍10〜15冊。1つの知識を掘り下げる人はあまりいない。
・3ヶ月後には何をするか?どうなっていたいか?
◼︎関連書籍
・非営利組織の経営
・プロフェッショナルの条件
◼︎著者へ
・本で経営学を学ぶ方法は?
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自分が如何に「本を読むことはいいことだから、とりあえず読もう」という受動的な態度で読書をしていたのかを痛感させられた。だから、インプットしただけで満足してしまったのだろう。
本書では、攻めの読書スタイルとしてインプットとアウトップのやり方が記載されている。特に、本を読んだ目的や今後の願望を記載することでインプットとアウトプットを明確にするチャレンジシートは、これから是非使っていきたい。
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読書のメリット(1章)や、読書術(3章)はなるほど、と思いました。特に、買ってすぐ読む、なぜこのほんを手に取ったのか考える、など。
ただ、時間捻出術(2章)は、私の睡眠時間を考慮すると少し無理があるように感じました。
また情報感度を上げる方法(6章)は、本屋さんをグルグル回って感じるままにアレコレ手に取るのが好きな自分とはちょっと相容れない部分もありました。
とは言え、読書の優先順位を上げよ、読書の時間に市民権を与えよ、というメッセージには励まされました。この本を手に取った目的である、「残業、ネットサーフィン、生産性のない付き合いに奪われた時間を読書に与えるべきなのではないか」という気持ちを再確認できたので満足です。
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大雑把に言って、著者が能動的に読書をするために心がけている事を書いた本。
なので、この人とだいぶ似た立ち位置の人でないと参考になる箇所は少なくなる。
「マッキンゼーで働いている俺すげー」という自慢が見え隠れしていて多少イラっとする。
その他のポイントについては、Amazonのレビューで書かれている通りだが、参考にならなくはない。
「読書が良いものだという固定観念」という話はちょっと耳に痛く、
「1ヶ月に読む冊数」という話もたぶん大枠その通りだと思う(インプットに対してアウトプットが追いつかないため)。
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目的
本をただ読むだけでなく確かな自分の力にしたい
評価 5/5点
今まで何となく本を読んで身に着いた気になっていた。どちらかといえば「受け身の読書」であった。もっと明確に「なぜ読むのか」「いつ読むのか」を考えて「攻めの読書」にする必要があると感じた。そしてアウトプットに時間を取り考えを整理する必要がある。事実一度読んだだけではなかなか感想が出てこない。もっとアンテナを張って読まなければ…
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読書の効用、いかに読書の時間をつくるか、短時間で内容を身につける、活用する、読むべき本をみつける情報感度。
目的をもって読む。何を感じたか・今から何をするか、3か月後には何をするか・どうなっていたいかをアウトプット。心のひだを増やす。Googleアラートの活用。
活用できる読書、攻めの読書のためには、多読よりも目的に応じた味読、選択的読書、再読が大切だと納得できる。
しかし、あえて活用を目指さない楽しみの読書に逃げたい思いも自覚する。
16-124
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多読・乱読より精読を推奨。本の読みすぎはよくないそうだ。1000冊読んだ人はすでに費用対効果が限界にきているとの事。
精読を否定はしないが、選択が重要になる。その方法については5章に書かれているが、説得力が弱いというか内容が薄い。信頼できる人が勧める本とか古典とか。問題意識と持てと言われても、そこから興味関心が広がれば色々と読む必要があるだろうし、当たり外れもある。世の中の常識や考えも変化するし、興味関心も変化する。結局多読しないとわからない。
人生で読める本の数はだいたいMAXで2~3万冊ぐらいだと思うので、折角この世に生まれたなら、可能な限り読んでみたいし、1000冊程度で費用対効果が限界になるとも思えない。
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ネットの情報と本の情報は、質・量ともに異なるので、
両方へ移行して収集しなければならない。
ネットの情報収集を否定していないのが珍しい。
そして、要は本を読んで行動を起こさなければ意味が
ないということ。100冊ただ読むよりも1冊読んで実行した方が得られるものは大きい。
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読んで終わりがちな人に良い本。
読んで、自分を(自分の行動を)どう変えていくか、そのために具体的にどんなアクションを取ればよいか示唆してくれる本。
0秒思考読んだことあるひとは、飲み込みやすいかも。
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本は生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、というふうに考え方・位置づけを変えるのです。すると、本が「読んでも読まなくてもよい」ものではなくなり、意識の上で、読書の時間をきちんととるようにしよう、と思うようになります。そして、役に立つものであるからと、正々堂々と時間をとり、適切な時間をあて、集中して読むことができるようになります。前向きかつ必需品としての読書の位置づけです。「攻めの読書」ですね。(p.55)
人に会ったり、初めての場所に出かけたりすると、興味・関心が急激に強まり、かつ広がっていきますよね。それをさらに本で広げてあげると、より深い知識が身につきます。すると、仕事の幅が広がったり、自分の行動範囲が広がり、好循環が生まれます。
好奇心と問題意識を刺激できそうな機会には積極的に参加したり、そういう機会を作ったりすることがお勧めです。(p.128)
話を聞く人に対しては全体観を伝えないと理解しづらくなってしまいます。そのため、内容を補ったり、時系列で説明したりして、なるべく雰囲気が伝わるようにしています。
たとえば、『アジアをつなぐ英語』なら、
「『英語』という一つの言語があるわけではない」(伝えたいメッセージ)
「どの国でも自分たちが使いやすいように英語をルール化して使っている」(補足=「なるほど」と思ったこと)
となります。
そこで、
「この本で、『英語』という一つの言語があるわけではないということを知って驚きました。どの国でも自分たちが使いやすいように英語をルール化して使っているそうです」(伝える文章)といったようにまとめます。(pp.141-142)
「自信を持て」と言うことは観覧ですが、それですんだら誰も困らないわけです。ただ、それでも、ステップを踏んだ努力によって、自分で自信を高めることは、実は十分できることです。(p.213)
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アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
2016/5/26 著:赤羽 雄二
著者は大学卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。1986年にマッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。2002年ブレークスルーパートナーズ㈱を共同創業。
「受け身」から「攻め」の読書スタイルに変える。
「できる人」は、本に対して積極的であり「攻め」の読書スタイルである。
本をいかに自分の仕事や成長に活かしているか。一定水準までは本を読むべきではあるが、それを超えた後は、本を読むことを制限して、むしろ「行動」につなげることが大事である。
本書は「行動するための読書」を習慣づける方法について以下の6章により解説している。
①読みたくても本が読めない5つの理由
②なぜ、できる人は忙しくても本を読むのか
③できる人は、忙しくてもどのように本を読んでいるのか
④短い時間で、読んだ内容を身につける集中読書術
⑤できる人は、読んだ本をどう活かすか
⑥ムダな本で時間を費やさないために
ここ10年程で本・読書に対する自分のスタンスは大きく変わった。
そして確実に言えることは、本は師匠であり、多くの学びがあった。
インプット重視で読み続けていた初期。
とりあえず自分が好きな本を読んでいた。
知識の幅・人間の幅を広げるべく乱読していた中期。
アウトプットも兼ねて読書録をアップしてる後期。
行動と実践を意識した現状。
常に迷いながら、そしてそれが正解なのかもわからないまま読み・書き・考え・行動してきた。
その中でも継続してきたこと。
これが読書により成長できた一番の成長要因。
人それぞれ読書に対しての考えはある。
どれが正解というものもない。
これからも読書に対しては柔軟に良い距離感で
しかし継続していきたい。