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『風の歌〜』『1973年〜』の続編。ここから完全にファンタジー。すごい耳を持つ女性と共に、北海道へ。いるかホテル、羊博物館…。主人公の友人『鼠』を探す旅。
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▼春樹氏を語るうえで、この作品を外すことは絶対不可能。▼禁欲的で静粛な活劇は、読者の時間の流れを確実に変えてしまいます。
▼三部作(のちに四部作)の一編という位置づけは、たいした意味を持ちません。とにかく、始まりから終わりまで、完璧な小説。
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村上春樹の作品の中で自分が一番好きな作品。「僕」と「鼠」の三部作の最終章なのだが、切ない最後とストーリー的に大変面白い冒険劇がとても素敵である。大切な何かを思い出させてくれる作品です。
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これぐらいストーリーがなくっちゃ!すごい耳・耳の威力という着想はすてき。現実なんだか夢物語なんだかあいまいな線がこの人の世界なのね。登場人物の動かし方にも一つのパターンが。「羊」が羊であるのは何故だろう。きつねつきとかじゃなく、なして羊を選んだん?ブラックシープって奴かしら?'91
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「青春三部作」最終作。全二作から一転して冒険タッチになっていますが、どんどん引き込まれていくストーリーが秀逸です。
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村上作品の中でも名作の1つ。鼠、秘書、羊男と僕のやり取りは小説にぐいぐいと引き込まれる。最後の山の上の爆発は、何とも言えない寂しさを覚えた。魅力的な耳を持つ女(キキ)は最も魅力的な登場人物の一人。村上作品には本当に素敵な女性が多い。?
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村上さんの独特な世界、さすがだなぁという感じ。
村上さんの書く本を読んでいるといつも、その本の書いている場所に行きたくなったり、食べ物を食べたくなったり、飲み物を飲みたくなったりする。
読んでくうちにだんだんと本の中に入り込んでいった。
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おもしろかった。
そして最後にちょっと泣いてしまった。
僕と鼠の友情の深さに
そしてジェイズバーという場所がまたそれをひきたてていた。
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初めて読んだ村上春樹の本。
「羊三部作」の最終です。
主人公、鼠、素敵な耳のガールフレンド、羊男…
登場人物がみんな魅力的で、悲しい。
透き通るような寂しさで溢れてます。
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もし、村上春樹さんの小説の中でオススメを聞かれたら間違いなくこれを勧めます。
この本は前作からの続きなんですが、この本から読み始めても全く問題ないくらい、面白く読めます。
羊を探して北海道まで旅をする話なんですが、友人の鼠との友情話や羊男など個性的なキャラクターが随所に現れます。
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三部作第三段です。カッコつけ具合がちょうどいいぐらいかなと思いました。相変わらず文章の雰囲気はよいね。一応、「僕」と「鼠」の話に決着がつくわけですが、俺の実力じゃ理解が及ばず…言ってしまえばわかりづらいのよね。しかも長い。必要から長くしてるんだろうけど、俺は長さだけを感じてしまって。まあムラカミさんの話は大体そんな感じですがね。「細長いプラットフォームはそびえ立つ巨大な波にまさにつっこんでいこうとする貧弱なボートだった。」という比喩は、日本だけでなく共感を得た、みたいなことが「日経エンタ!」に書いてありました。
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「古き良き時代の村上春樹」というとなんだか語弊がありそうだけれど、現在とはまた違う村上春樹の魅力の詰まった長編小説。持ち味とも言える構成の巧みさには感服するばかりで、特に第一章の穏やかな描写は何度見ても素晴らしい。三部作(四部作)の三作目にあたる作品ではあるが、単体でも十分に楽しめる。
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で耳の美しい不思議な能力をもった彼女はどうなった?
ラストで種明かしがされお話の全貌を知るが、一番思ったのはちょっとそれ無理あるわー、だった。
ハルキの妄想についてけへんって、
多くの人は。
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青春の終り。村上春樹の話の根底には不条理という言葉が見え隠れするように私は思うけれどこれからも強く感じた。
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初めて読んだ春樹さん。
コレを読んで次の日には他の本を読み、半年で全部読む羽目に;
実は『風の歌を聞け』『1973年のピンボール』の続編なのですが、これだけ単体でも読めないことは無い。
心地よい静けさ・暗さに導いてくれる。
或る意味その後に続く春樹ワールドの原点というか、前二つとは違って小説になっている。
何時読んでも何度読んでも身震いします。
My best of ハルキ。