紙の本
またこれは何だろう
2022/05/12 15:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半の情景描写の仕方が、、浮かんでこないしなぜだか気に障る。前半はそんなのばっかり。後半はストーリーが動き出した 風の歌を聴けもそうだったからこの流れが村上春樹の型なのかな。私の感性と微妙に合ってないわしっくりいかない。読み方が間違ってるのか?これも再読は時間をおいてからにしよう。途中離脱はしたくないから次も読むけど、一周回ってからにしよう
投稿元:
レビューを見る
僕たちの終章はピンボールで始まった
雨の匂い、古いスタン・ゲッツ、そしてピンボール……。青春の彷徨は、いま、終わりの時を迎える
さようなら、3(スリー)フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との<僕>の日々。女の温もりに沈む<鼠>の渇き。やがて来る1つの季節の終り
投稿元:
レビューを見る
「羊をめぐる冒険」→「風の歌を聴け」→「1973年のピンボール」と読んだんだけど(本来の順番は、風→1973→羊、らしい)、…3つの中ではイマイチかも。
投稿元:
レビューを見る
いつも雨が降ってるイメージ
村上春樹の長編第2作目かな。
静かで削ぎ落とされた感じの小説です。
双子と配電盤とピンボール
何が何を象徴していて、、、なんて考えるのは止めて
その小説世界にどっぷり浸って欲しい作品ですね。
投稿元:
レビューを見る
この人の本を読んでいると,都会でビール飲んだりパスタを作って食べることが一番カッコいいことなんだと思わされてしまうが,実際どうなんだろう.
投稿元:
レビューを見る
私の読解力不足もあるけれど「僕」と「鼠」の話が交錯していて文章がなかなか頭に入ってこなかった。結局、何が言いたかったんだろう?というような感じ。まぁ、そもそも起承転結はハッキリしていないけれど。『風の歌を聴け』は面白おかしく読めたのに、本作は私にはちょっと不向きだったようだ。ただ、ときどき出てくる文章にユーモアがあって楽しめた。
投稿元:
レビューを見る
前作同様洒脱で独特の味のある価値観の提示になっている。物語の展開は遅く、その間は双子と“僕”の同居生活が描かれ、そこにおける在り方や会話の心地よさを中心に描く。そして、次作への前振りとして“鼠(ねずみ)”という友人の視点で章が割かれている。彼はだんだんと人とのつながりに疑問を持ち始め、自問自答らしきものを始める。前に進み続けている主人公と違い、主人公の地元に残っている鼠は同じ環境で同じ言動を続けることに疲れ始める。ルーティンワークだと感じ始めた鼠は少しずつペシミスティックになっていく。しかしこの作品では結論まで提示されず、その結果次作へ続くというニュアンスが強くなってしまっている
投稿元:
レビューを見る
ものすごくピンボールとか、ここではあまり関係ないけれど僕にとってはレコードのように時代に取り残されていく物の静かな感じが、ひんやりと伝わってくるし、だから温かいような気がする。
投稿元:
レビューを見る
いやー、reportをこれについて書いたせいか妙におもいれのある作品。読めば読むほど深く読める。決してこれは失敗作なんかじゃないと思う。
投稿元:
レビューを見る
「青春三部作」の二部。「風の歌」〜「羊を巡る」のミッシングリンク的位置付け。他の部と比べて、これは詩的な中編だと思います。個人的には名言多し。
投稿元:
レビューを見る
社会から隔絶された人間はしばしば,無意味な行為に没頭することで自分を守ることがあると,経験からそう思うのですがどうでしょう。
投稿元:
レビューを見る
3部作の間であるっていうのがまたいいんだろうなぁ。「風の歌〜」同様、雰囲気を味わう感じで読んでます。
投稿元:
レビューを見る
すごく寂しい感じがした作品です。ダンス×3よりも全然寂しい感じがして、ボクは2回しかよんでいないのです。ピンボールに引寄せられて、高得点を得ることだけに執着する姿は自分は73年の社会的なものを映しているのかとも思いました。
投稿元:
レビューを見る
超がつくほど村上春樹初心者の私。やってしまった。これがいわゆる鼠三部作だとは知らずに読んだ。ノルウェーの森の無駄な性描写にドン引きだったけど、これは大丈夫だった。ストーリーより語り口と雰囲気とものの表現の仕方が好き。
投稿元:
レビューを見る
文章に肩の力が入っているなぁ、と感じたのはあたしだけだろうか。あーこうゆう時期もあったんだなぁって思いつつ読んでいた。何かを匂わしておいて、何もない。ではなく、何もないのに、何か匂ってくる。そんな感じ。(05/12/28)