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蛮族との戦で傷ついた北嶺部の復興のため、病弱な体を押しながらも奮闘するヤエト。そんな彼に、皇女の推薦で貴族に出世するという「悪い知らせ」が飛び込んでくる。失意の中、新年祭のために皇女と都に向かった彼は、四大公家のひとつ「黒狼公」となってしまう。隠居という願望からますます遠のくヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い・・・。一方、兄である皇子同士の激しい後継争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは――。
相変わらずの読み応えで、ページ数のわりに進まないシリーズです・・・それが嬉しいんだけど。貴族となって義務やらしがらみが増えてうんざりするヤエトには思わず共感。隠居した~い。でも生真面目で頑張りすぎちゃう彼だから良いのだと思います、うん。未来視の力を持つ預言者は気になります。今後絡んでくるでしょう。ただヤエトが彼女の恩寵に負けずに生きていってくれればと願うばかり。どうか美しい世界を守り抜いてください。皇女は弱さを自覚しつつやっぱり無意識に強いな。たまに弱い副官にしっかり活入れていくとこ好きです。チビだろうがかわいいんだからいいのよ!
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皇妹って一体何がしたいのだろう?敵か味方か得体が知れないわ。そんな皇妹を嫁にしていた先代・黒狼公ってどんな人?興味あるわ~。何かエピソード無いかしら。ところで人生初めて“年の差萌え”って感じましたww。いいわ~♪皇女とヤエトの主従。皇女が素晴らしく好い子なので全く鼻に付かないのよね。同じ腹の兄妹なのに三の君と何でこんなに性格違うんだろ。
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主人公ヤエトがなんと、ただの書記官から4大公家のひとつの貴族になってしまう回。領地を隣同士とする第2皇子との信頼をなんやかんや策略を巡らせて得たりする。皇女として強く成長するのを眩しくみるヤエト。。