電子書籍
終わりと始まり
2022/11/21 03:40
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投稿者:一日一膳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
成程、これは失恋の物語だ。あまりに長過ぎた幼年時代の、信仰と依存による恋は終わった。七草と真辺が捨てたものは、端的に言えばそういうことになる。あまりにも美し過ぎてそのままではどのみち破綻していただろう。だから、これでいいんだ。
汚れた赤と対峙して、現実の二人は新しい関係を築くことになるだろう。そのことは自覚している。それは、あまりにも遅すぎた幼年時代の終わりと、青年時代の始まりなのだ。
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投稿者:夏奈 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1作、第2作を読んで気に入り、購入した1冊。
今回は、1作、2作の裏話のようなストーリーとなっており、かのの第3作を読んだ後にはもう一度、前の2冊を読み返したいと思う。
同じシーンを1作では階段島の、3作では現世界の、目線で書かれていたりして、ついつい二つの本を横に並べて読んでしまいました。
とても気に入り、自作がとても楽しみです。
紙の本
おもしろい
2016/03/16 10:51
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投稿者:shimo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は学生にとてもオススメできます。私はこの本を読んでいると一緒に考えてしまうことがたくさんあります。ぜひみなさんも読んでみてください
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■傷つき、泣いて、僕たちは恋をする。
七草は引き算の魔女を知っていますか――。夏休みの終わり、真辺由宇と運命的な再会を果たした僕は、彼女からのメールをきっかけに、魔女の噂を追い始める。高校生と、魔女?ありえない組み合わせは、しかし確かな実感を伴って、僕と真辺の関係を侵食していく。一方、その渦中に現れた謎の少女・安達。現実世界における事件の真相が、いま明かされる。心を穿つ青春ミステリ、第3弾。
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シリーズ最新作。
今作は『階段島』ではなく、現実の世界を舞台にしている。ミステリ的な仕掛けはあるが、かなり真っ当な青春ラブストーリーで、流石にこの歳になると読んでいてこっぱずかしい気分にもなったw
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階段島シリーズ第三弾。
今回は階段島ではなく現実世界の話となる。現実的ではあるが不思議さに欠ける。オチも比較すると驚きが少ない。世界観は好きだし魔女についても展開があったので楽しみだがシリーズオチは見えてきた。
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『いなくなれ、群青』、『その白さえ嘘だとしても』の続編。1巻の少し前から2巻が終わってからの間に、階段島の外で起きたことを書いた話です。主人公たちが何を捨てたのか、など今までの巻での描写を補完するような話でした。
今までに続き独特な雰囲気の会話が面白かったです。
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泣き顔を笑顔にできなくても、コートで涙を拭けるなら、それを僕は幸せと呼ぶんだ。愛する少女が傷ついたなら、臆病に傷痕をなでて、それを僕は恋と呼ぶんだ。
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捨てたい自分、がすごく分かってしまって、でも捨てることは良いことなのか、いろいろ考えさせられてしまって、読み終わって悶々としてる(笑)
表紙の彼女が今後どうなっていくのか楽しみ
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階段島を離れて現実世界で展開しますが、今までの主人公と同じようで少し違う感じがするのは、やはり意識して描写してるんだろうか。
なにやら不穏な空気を残して、次巻に続くといった感じですね。
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第三弾はもう一人の”僕”の物語。毎度、難解な言い回しに辟易しつつ楽しんでもいる。きっと次巻も読むだろう。
あらすじ(背表紙より)
七草は引き算の魔女を知っていますか―。夏休みの終わり、真辺由宇と運命的な再会を果たした僕は、彼女からのメールをきっかけに、魔女の噂を追い始める。高校生と、魔女?ありえない組み合わせは、しかし確かな実感を伴って、僕と真辺の関係を侵食していく。一方、その渦中に現れた謎の少女・安達。現実世界における事件の真相が、いま明かされる。心を穿つ青春ミステリ、第3弾。
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階段島シリーズ三作目。
表紙だけでもお金を払う価値がある、と思える美しさ。
物語は非常に静かな展開。ミステリーではないよなぁ。
確かに、前のニ作よりも真辺由宇を魅力的に感じない。七草くんの気持ちも少しわかるかも。
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「階段島」シリーズの第3弾、タイトルからも内容に期待し、読後はハァ~と心地良いため息が出ました。適切な表現ではないかもしれませんが、人生を進むにあたり、失いたくないものを失わざるをえないこともあるけれど、でも失うばかりでもないという内容でしょうか。
「青」・「白」・「赤」、次のタイトルは何色? 次巻が楽しみです。
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難しい言葉は使わない。
それでも、一文一文に強い意志があって、伝えたいことがしっかりと伝わってくる。
この人の文章を読むとそう感じます。
内容のほうは、前巻、前々巻を読んだのかかなり前なので話を忘れてしまっていました。
全巻を通して読みたいと思います。
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階段島シリーズ第3弾!
面白いけどなんか惜しい。謎がなくなってきたというか、見通しがよくなったというか。