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面白かったには面白かったけど,物語シリーズっぽくなかったかな.
何と言ってもこのシリーズっぽくなかったのが時間移動やら別世界やらSFチックなところだね.
今回は眞宵の話ではあるんだけど,中心人物は阿良々木と忍だったね.
時間的には夏休み最終日で「猫物語 白」の最初の日のみ.
神原がらみの事件はどうやら「花物語」ってことらしい.
内容は忍の力で過去に戻って眞宵を救うというもの.
で,戻ってみると吸血鬼の眷属になりそこないのゾンビだらけの世界に.
実はこれは過去に行く時に時間だけでなく,別世界,別ルートに行ってしまい,戻ったつもりで別世界の現在に戻ったと言うもの.
最後は忍野の助けで元の世界に戻って一件落着.
話には関係なかったけど忍野メメの姪の扇が後輩として初登場したね.
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帳尻合わせ感がヒシヒシと伝わる作品に仕上がってます…
キョンシーに挑戦せず、ベタなゾンビに逃げたのではないかと疑ってしまうくらいタイトルとマッチしていない…
作者的に「まよいキョンシー」ではなく「まよいゾンビ」に変更したかっただろうなぁ
やっぱりスケジュール的にかなり厳しかったのだろうか
プロットは面白いので、もっとじっくり書いて欲しかった
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まよいキョンシーというより、しのぶゾンビなお話でした。
もしも、まよいが死ななかったらという話がここまで膨らむとは思いもよりませんでした。今回はタイムパラドックス的なお話なので、いつもの化物語よりSF要素が非常に濃いお話となっております。
しのぶとの絡みもここまで多かったのも、傷物語以来だったりするので、しのぶ好きの自分にはすごく楽しめるお話でした。
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本の半分以上雑談じゃなかろうか、というくらいいらんおしゃべりが多いねぇ。そこがまたいいのだが。
そして、サブタイトルから想像される人物がヒロインではない、新しいパターン。ヒロインじゃないどころか結構ひどい扱いというかいや、ひどくはないけど不遇というか。
でも、結局わたわたと騒いでおわったなんもない話だったような。
本作のヒロインとの関係も実はあまり変わってないような気もするし。
それでも一気によめた話ではありました。
・・・・もしかして内容がからっぽなだけか?(苦笑)
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かみま。語り部は暦に戻ったけど内容がまさかのSFストーリー。のぶえもんは万能ですなぁ。タイトルと異なりほとんど忍のターン。やっぱり暦と一番つながりが強いのは忍なのかなーとあらためて思いました。しかし喋るようになって忍のキャラの変貌が激しいな。メタ発言も多いし。いいぞもっとやれ。数えるほどとはいえロリリ木さんと真宵の掛け合いはやはり安定感がありますね。あと、とりあえずロリ川さんとオトナ真宵のヴィジュアルを是非。
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前回の展開から想像していたら、
見事に裏切られました。
そして、今回はSFっぽさ満点。
忍と主人公のやり取りの中でのラスボスには笑わされた。
次回作にも期待が膨らみまくり
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西尾維新「傾物語」読了。
これまでと作風変わった印象。
これまでは現実的なものと非現実的なものの境界で、揺れ動いてるような世界観で、怪異についても(京極夏彦的な)言霊的な存在者を思わせる良い意味で曖昧なものとして描かれていたけど、今作は伝奇ノベル方面にモロに振り切れちゃっている。
プロットもどこかで見たことあようなもので、特にひねりがある訳でも驚きがあるわけでもなく、、ラストには西尾維新らしい仕掛けはあるものの、それよりもプロットの無理やり感や安っぽさが目立ってしまい残念な感じだった。
あまりにもぶっ飛んだプロットなので良くで来た同人小説のようでもあった。
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前回は羽川視点で物語が構成されていたのだが、今回は阿良々木視点となっており、いつもの物語シリーズに戻っている。
タイトルや表紙絵から八九寺が物語の中心になるかと思いきや、ほとんどが金髪幼女と阿良々木の二人で話が進行しており、当初思い描いていたものとは大分違っていた。
このシリーズで時間移動やパラレルワールドものを読むことになるとは思ってもいなかったが、先の読めない展開は読んでいて面白かった。
ただ、前回の出来が良すぎたのか期待していた以上のものではなく残念。
冒頭に出て来た新キャラが今後どういった立ち位置に収まるのか今後に期待。
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化物語 新章2冊目。
夏休みの宿題をし忘れたことから過去に飛んだアララギさんのお話。
1日前に飛んだはずがなんと11年前の母の日に飛んでしまう。
その日はおそらく八九寺眞宵の死んだ日だと直感した暦は眞宵を救おうとするのだが…。
< 感想 >
後半の忍野の手紙が結構好きですね。新章に入ってから手紙が出てきてますけど、次のするがデビルでも何か手紙が出てくるんでしょうかね。猫物語の手紙もすごく印象的でした。最終的に眞宵は眞宵のままで良かったですw
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今回はシリーズ初の時間と空間を超えたSFテイストの物語でした。夏休みの宿題を片付けるためという何ともお気軽な動機で、暦が忍の力を借りて過去にタイムスリップするというお話。そこから予想もしない「もしも〜の世界での大冒険」への展開は驚きでした。物語自体に進展がある訳ではないのですが、暦と忍、真宵それぞれの心の結びつきが強くなったのではと(後半のセリフで特に)感じました。個人的には、成人したワイルド系の真宵さんを映像で見てみたいです。
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ジェイルオルタナティブにバックノズル。たとえ世界が滅んだって、彼女は彼女で、どうしようもなく彼を救う。
それにしてもメメさんが出てくると楽しいなあ。アニメ化するならこれの方がよかったんじゃなじゃない?
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新シリーズが始まって本当に読むのが楽しみで仕方ない。
今回は時間に関するSFがテーマで、個人的に一番好きなテーマを西尾調の文章で、このシリーズで読めたのは嬉しかった。
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西尾維新氏最新作(2010/12/25)。
ネタバレ内容は自重するとして、「今までにない」スケールの物語かと。
読んでいる中での、何か途轍もない事が起こりそうな、ざわざわした感じがたまりませんな。
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ちょっとやり過ぎじゃありません?西尾センセw。怪異を通り越してもはやSFに。でも相変わらずのメタなトークも面白く、出来るなら誰もが望むであろうifの世界を実際にやり、結論をつけた事は意外にもいい感じに。ただ本来の物語からすれば番外編ぽくもある。
そして真宵の話のくせに忍の話でもある。今巻のエンドはそのまま次の花物語へ続く(らしい)。
閑話休題。今日はニコ生でアニメ一挙放送してたけど改めて見てもやはり面白い。傷、偽、猫、そして今巻以降の話も映像で見て見たいものだ。
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2010 12/28読了。WonderGooで購入。
毎度、予想が裏切られるのが常のこのシリーズだけど、今回もまた色々と思いもかけない方向に話しがいって驚愕。
ドラえもんネタ多めだなあ、と思っていたがドラえもんの中でもシリアス回を思い起こす展開にいって、『これ物語シリーズでいいんだよな?』とポカンとしてしまったり。
いやシリアスなのはもともと、けっこうシリアスなのだけれど。
こういう方向性ではなかっただろ、っていうかシリアス超えてパニック映画っぽくなっているが大丈夫か、とか。
次はこのまま話上もノンストップで花物語、とのことだがさてどうなるのか・・・。