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確かに「こういう人いるいる」と思って読める。まずは理解すること。対処法もこれしかない気がする。最後に、自分がそうなっていないか、のチェックがある。これは実は大事なことだなぁ。
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個人的には非寛容な人が多くなってきているように感じているが、本書で扱われる傲慢症候群というのは自己愛の強いひとのことを指しているらしい。
背景には効率優先、成果主義的な世の中の考え方などもあるように思うのだけど、そういう話は一切なく、前半で、「困った人」たちの実例を延々とあげ、後半は自己愛性人格障害の型にはめていろいろと実例を批判するというスタイル。自分が傲慢症候群に陥らないためには、とか、対処法なども書かれてはいるが、人格障害者に対するステレオタイプな書きぶりのみ。
「ああ、いるよねぇ、こういう人、、、、」とは思うが、正直、あとに残るものがほとんどなかった。
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オレ様化する人たち あなたの隣の傲慢症候群
2016/6/20 著:片田珠美
傲慢な人は、「過去の栄光」をよすがにして、現在の自分を課題評価していることが多い。目の前の現実をきちんと認識できず、現実否認に陥ることもある。そうなると一層、「過去の栄光」を持ち出さずにはいられず、悪循環に陥りやすい。
本書の構成は以下の7章から成る。
①傲慢症候群とは
②今日も隣にいる「オレ様」族
③暴走する人に共通する素地
④悪の芽を育てる最適環境
⑤個人にとどまらない恐怖の被害実態
⑥あなた自身がつぶされないために
⑦気が付けば予備軍かもしれない
本書のような類の本を読むときはそれに対処するためと自分がそうではないかのかそうならないようにどうすべきかというようなこともしっかり考えながら読むことにしている。
オレ様といえば、ジャイアン。
ジャイアンは周りの愛から笑って許されるものの、日常生活のオレ様は許されたものではない。
この世にはドラえもんの秘密道具はない。自分で気づき、治し、それに対応していくしかない。道具はないが、気づきと処方箋として本書を活用したい。
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http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18162
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具体例があってわかりやすい。
気がつかないうちに、自分が「オレ様化」していないか振り返りながら生活することが大事。
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傲慢な人への対処と、自分が傲慢な人ではないか、のチェックができないかなと思い読んだが、内容が薄く満足出来なかった。
傲慢な人・組織の事例が多く記載されているが、ソースはニュースもしくは筆者の周りの話で、
その分析も心理学的な内容は無く、困った人だ、くらいで終わっている。また分析内容も推測が主で根拠が薄く、説得力が無い。
傲慢さの要因は「生まれつき」で、周りが忖度やヨイショをすると助長されるとのこと。これもまあそうだよね、という印象。
期待していた対処法も「忖度しない」「組織の風通しを良く」など、簡単に想像できることばかりだった。
事例は読んでいて気分のいいものでは無いが、何か得るものがあるはず、と我慢して読んだのに…
何も得られませんでした。