電子書籍
詩みたいな物語
2024/03/15 21:50
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投稿者:テルテルミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去で傷付いた若者同士のお話。
境遇は違えども、心にずっと棘が残ったままという似たもの同士。反発し合あって近づいて、自分がどうしたいのか、静かな冬の間に己を省みる…BLだけど、BLです!って軽々しく言わないでほしい物語です。
読み始めは、ああ〜このタイプかぁと思いつつも、気づいたらあっという間に全部読んじゃっていました。
季節感が物語を盛り上げてるなぁと思いました。
紙の本
切ないです。
2017/12/01 23:21
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投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
「エトランゼ」に似てますね。二人共、過去のせいで、切ないです。じわじわとゆるゆると春が訪れる感じがいいです。これから・・・ですね。
紙の本
漫画なのに勘ぐってしまって楽しめん。
2016/11/01 13:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱりか。「海辺の~」を読み「春風~」は手を出さないと思った。面白くない訳じゃない。
キャラがちょっと可愛過ぎるけどシッカリした絵とストーリーで良いのですが言葉にならない表情や行動で察しなきゃいけないのが私には合わない。
きっとニリンソウとかにも意味があったりするのだろうが、じゃ、なんで最初に「忘れた」って言ったの?とか余計に何かあるのでは?!と勘ぐってしまって楽しめん。
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ちょっと恥ずかしくなるぐらいベタベタに美しくてあたたかくて綺麗な話。でも好きなんだよもう大好きなんだよ〜〜
紀伊カンナ先生はなんでこんなに切ない表情がうまいんだろう。セリフの間の置き方とカメラワーク?が映画見てるみたい。
濡れ場がなくて本当によかった。
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良かった………
なんか、世の中には優しさが溢れてるなって思わせてくれる作品。読んだ後あったかい気持ちになった………
海辺のエトランゼのときは、紀伊カンナ先生の描きたいことがうまくつかめなかった感じだったけど、やっとわかってきた。
紀伊先生の作品は全体的に紀伊カンナの世界って感じで、表現も価値観も全部まるっと出来上がったものをぽんとこっちに渡してくるところとか、ジブリとか、細田守とか新海誠とかと似ている感じがする。実際影響受けてそう。
表現もやっぱり紀伊カンナワールドなんだけど、エトランゼよりもっと自分の好きなもの描いてる感じ。でもそれが心地いい。全部ぽわぽわしたもので出来てそう。
あと、私は紀伊カンナ先生の「他人からすると些細なことが、本人にとってはすごく大事なんだ」ってところすごく好き。でも、登場人物たちは自分が大切にしてるものが、世間では大事にされないって悟ってるんだよね。この匙加減よ。
それから、親との関係特に好き。大好きな親じゃない、当人も出来た親じゃないし、恨んでいるけど、やっぱり愛着はあるという。そのはっきり白黒つけないところが良い。なぜならそれが親というものだから。
あ、あと、最後のチビッコが出てくるシーン、私はむしろ次世代に何かを伝えたいという意志のようなものを感じて、すごく感動しました。あの子たちがいずれ大きくなったとき、男同士の関係に、何か今よりもっと変化を与えられているだろうか?
本当良かった。ジブリor細田守でアニメ化待ったなしでは?
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ゲイがノンケを好きになった迫り倒して同居人に持ち込み~そこまではよくある話。ノンケはゲイ君と一緒にいたいけど恋人同士にはなってない終わりかたなんかな。その方がかえってリアルだからいいかも。名前はつけてないけど一緒にいると幸せな関係…。一緒にいることでそれぞれの過去の傷も癒されていく。エロなし。そういうBLも大好きです。カンナ先生の素朴な感じの絵も良い!
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絵の感じがすごく好き。ご飯の描写がすき、美味しそう!登場人物はエトランゼと同じ感じで、しっかりさんとほんわかくんの組み合わせ。心が癒される、というか、絆されるというか、気持ちよくなれる作品でした。ほんと買い。
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最後のシーンがとても綺麗だった。温く、明るい描写で、冬が開けるとともに2人の関係も、、、
みたいなことを読んでて思った。
全体的にぽかぽかしてるような作品。(絵柄の影響も大きいと思うが。)
植物が可愛らしく描かれてるのは個人的にポイントが高かった。
読後感が素晴らしい。
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こういった依存ではなく補い合うような関係を繊細にあたたかく描かれるとたまらない。さみしい、さみしくない、ひとりでいたい、ひとりでいたくない、誰でもいい、誰でもいいわけじゃない。些細なやりとりがツボに入ると泣きたくなってしまう。
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明夫も海もまあまあおだやかながら、互いに対照的な部分もあったりして、良さが出ていた。
第4話の終盤、ある経緯で明夫が「そんなのもう別の人間だろ/お前じゃなきゃ意味ないだろ」と言ったシーンがすごく素敵でした。明夫は海を個人として見ているんだな、と。
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心があたたかくなる。植物が好きだが人嫌いの学生と、同じアパートに住むゲイの学生。二人の距離の近付き方が良いなぁ。
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こちらは一巻完結。
やっぱり一巻ものだと、ある程度ストーリーにはテンプレートができてしまうものかなあという気もする。
でもいいのだ、絵がかわいいから。
そして終盤の、泣いた海にアキがかけた言葉がとても良い。
ラストは映像としてすごい綺麗。
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【映画を観ているようだった】
海辺のエトランゼの映画を観てから、こちらを手にしたのでコマ割とかセリフ回しとかが1つの映画のように感じられた。ムダに台詞や効果音、背景がない分ストーリーをちゃんと読み取れたし気になる言葉も拾い取れた。
作者さまの他の作品を読んだことがなかったけど、これを機に読みたくなった。
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一本の映画を見終わった感覚
アニメのイラストレーターなのかな、ってくらい漫画っぽくない絵を描くよね
背景も素敵
セリフがないときのコマ割りも素敵
ちゃんと意味を持たせている
BLじゃない方がいいんじゃない…その方がもっと売れるんじゃない?
映画化される時点で売れてるんだけど、
天気の子とかおおかみおとこと〜みたいなお話をかけば万人受けするような作品を生み出せるのでは…
畑が違うか…?
大好きなBL界で素晴らしい作家さんを見かけると
BLじゃない方がもっと売れるんじゃ…って心配になる感覚……何?w
作家さんには売れて欲しいけどBLが一般的にはなってほしくないってことかな
わ