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心がえぐられるよう。
自分で自分を愛せるか。
性を乗り越えられるか。
親の期待をてなづけることができるか。
そして、セックスはコミュニケーション。
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何かしら人生に生き辛さを感じている人を救う可能性がある本だと思います(私はその対象ではなかったようですが・・・)
作者が「甘い蜜」と呼んでいるものが、結局は形を変えた他人への依存のように思えてしまい、読了後は安心感よりも今後への不安を覚えてしまいました。
ただ、そういった依存を否定するつもりは全くなく、どんなきっかけでも、前を向いて歩き出せたことは肯定されるべきだと思っています。
結局、その人の救いとなるものはその人のおかれている状況に応じて変わるべきものなのかなって。例えばヤンキーがちょっといいことしたらものすごく褒められて、みたいな状況を不公平だと批判する人っていると思いますが、別にいいじゃん、って思います(ちゃんとしたアナロジーになってるかな?)。
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ひとの肌に触れたいという欲求や母親的な概念への憧れってだいたいの人は持っているし、意識せずそれが満たされている人も多いんだろうな。
ありのままの自分を無条件に受け入れ愛してくれる存在の有無って時には命に関わる。
しかも、子供の間はその存在にべったり寄りかかってればいいんだけど、自分を愛して労る術を身に付けなければ「大人」としては生きていけない。
無条件の愛情を獲得していれば自分を愛する術も身に付くのだろうけど、その前提が弱い人はどうしても生きづらいんじゃないだろうか(虐待を受けた人は子供を虐待する、みたいな)。
そういう弱い部分を抱えた作者が、自分を愛することができる「大人」として生きようと、なんとかスタートラインに立とうともがくお話として読みました。
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レズ風俗についてより、鬱の人ってこんな感じのことを考えているんだなーってことが率直に描いてあることの方が印象に残った。何一つ隠すことなく語っているんだろうな、という生々しさが凄い。
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何か一言では言い表せないけど、コミュニケーションに苦労している人って本当に大変なんだなって思った。
普通の人が当たり前に出来る事が当たり前にできないということがどれだけ大変か。当たり前だからこそ理解されない苦しみ。
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当方アラフォー、妻子持ち、管理職のおっさんだが、グサグサ刺さった。
「自分はもっと自由であっていいハズ」と、頭では理解しているのだけれど、色んなしがらみに囚われて、自分で自分を律してしまうというのはよくあること。
この辺りの乖離に鈍感になるのが大人と考えていたが、それは「自分を大切にしていない」と言われた気がして、大変にショックを受けている。
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「私なんでお金稼いでるんだ…?」(P28より)
この言葉に衝撃を受けた。
なんとなく社会人になってしまった自分にはとてもキツい言葉だった。
タイトルからは想像もつかなかった内容に驚いた。そして、改めて自分の人生を振り返りたい。
もっとこの作者さんの話を聞いてみたい。そう思った。
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タイトルから敬遠していたけど愚かでした。読んでよかったです。本当にとても素敵な方だと思いました。感動しました。
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電子書籍で読みました。
アラサーで就職歴なし、メンタルの持病を持つ永田さんが、レズビアン風俗で抱きしめてもらうまでの話です。
大学を中退後、自傷行為と摂食障害を抱えながら、バイトを転々とする姿を応援したくなります。
休憩時間に腹持ちがいいからとこんにゃくを丸ごとかじったり、カップ麺を乾麺のまま食べて血に染まったり、自尊心の低さから躓いてばかりな描写が、同じ病気を持つ自分から見ても非常にリアルでした。
ある時、自分が母親以外の女性に抱きしめられたいことに気づき
レズビアン風俗に行くことを決意します。
そこで初めて化粧をして毎日お風呂に入ったり、綺麗な洋服を着ることは
自分を大切にすることだと気付きます。
「親の期待に応えるために生きてきて、自分の気持ちがわからない」とありますが
親御さんはこれといって毒親というわけではなさそう?です。
確かにセクシーなタイトルですが
中身は"女の人に抱きしめられたい渇望"を埋められるようになるまでの、永田さんが自分自身と向き合う本なので
最後まですんなりと読めました。
なかなか人には勧めづらいですが、持病を持つ人には必ずヒントが詰まっている作品に思えます。
結局最後までお店のお姉さんに「抱きしめて欲しい」と言えない姿が苦しくて切ないです。
まだそこまでの自尊心がつかないのでしょうね…。
続編があればぜひ読んでみたい作品でした。
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このタイトルに、良くも悪くも引っ掛かった人はぜひ読みましょう。
甘えても良いことにする!
と思えることも必要だよね、
法に触れず、他人も自分も傷つけない方法を
人生のズンドコに沈んでる人は選びましょう、
とりあえず本書を読んどけ、
引き上げられるかも。
とりあえず、
作者さんに当たったおねいさんが優しい人で良かったわ。
作者さんの今後の幸せを祈るよ
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なかなか興味深い内容でした。レズ風俗ってあるんですね。知らなかった。
でもこれは風俗体験記ではなく、結果的に行った話であって心の葛藤を描いたお話でした。
なんというか、些細なことや答えのないことにずっと悩んで考え込んで落ち込んでしまうタイプなんだろうな。
心の葛藤の表現を客観的に説明。とにかく、暗くてぐるぐる回っている感じでした。
本屋で「心理」の本棚に分類されてもおかしくない内容かなとも思う。
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これは風俗レポや潜入ルポなどではなく、弱っている人に寄り添って少しだけ背中を押してくれる良薬としての精神安定剤のような本だと思う。
もっと自分を大切にして良い、甘い蜜を飲んでも相手や仕事を舐めててがんばらないのは「なまけている」だけど、甘い蜜が飲めず空腹で「がんばれない」のは似ているけど違う、というページはマンガならではのわかりやすさもあってグッときた。10年前の自分に与えたら、きっともっと早くに頑張ることができただろうなぁ。
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拒食症、過食症などのメンヘラで腐女子でアラサー女子の作者自身をモデルに、未だ見つからない居場所を求めて行ったレズ風俗(デリヘル?)へ行くまでから行った後までを描いた、自分探しもの。
かなりメンヘラが効いていて読む人を選びそうだけど、大人になりきれない気持ちとか、本当の自分とはとか共感する所もある。
絵もかわいいし。
自分分析、自分語り多めなので、自分と当てはまることが多い人ほど(メンヘラだったりとか、腐女子だったりとか)合う作品かもしれない。
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キャッチーなタイトルに反してなかなか読みやすいレポ漫画。
鬱屈した人生を送っている僕たち私たちよ、色々な感情を抱きながら読んでみよう。
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漫画としては画力や構成など足りない部分もあるが、エッセイとしては体験も心情も群を抜いて描き切っている。風俗についてだが、不器用にしか生きられない人であれば、共感できるものがあると思う。