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大奥から見た徳川家の系図。丸わかり…
面白いです。
てか、そんな事まで残っているの?という資料がひしめきあっている。
教科書では決して教えてくれない。
家光が実は同性愛者であった事、と言うか、戦国武将がその気が多かったのも正統派の本では教えてくれない。
連綿と続く徳川幕府の側面をチラとでも見せてくれれば、勉強の面白さもあったのだろうが…
踊った人、踊らされた人、美女だらけ。
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[ 内容 ]
側室無用の恐妻家・秀忠。
男色に耽り春日局を慌てさせた家光。
美女五〇人をリストラした吉宗。
五四人の子をつくった家斉―。
将軍には世継ぎ問題がつきまとい、寵愛と権力を求めて愛憎劇が繰り広げられる。
その舞台こそが大奥であった。
正室・側室を頂点とするタテ社会のなかで、三〇〇〇人もの女たちが妍を競い合う。
渦巻く嫉妬、めぐらされる謀りごとの数々…。
天下を揺るがした大スキャンダル・絵島生島事件などのエピソードをひもとき、将軍と美女たちが織りなす「表」と「裏」のドラマを描く。
[ 目次 ]
第1章 大奥の夜明けどき(初代家康の不遇な結婚生活 将軍でも女性には敵わない ほか)
第2章 大奥を彩る愛憎劇(病弱な将軍の性生活をみる 五十六歳の和製シンデレラ ほか)
第3章 大奥の内幕を探索(将軍は一日をどう生きたか 御台所の日課を公開すると ほか)
第4章 大奥繚乱の行く手(美女群の解雇を決断した男 女運が薄かった吉宗の素顔 ほか)
第5章 大奥終焉の笛の音(爺さま将軍が立ち上がった 智泉院事件の処分と波紋と ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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学者ではなくアマチュア研究家くらいの人みたいなので仕方ないかもしれないが、作者の主観が強く根拠があるのか推測なのかわからないところが多い。綱吉暗殺説は妄想であると「信じたい」と書いといて、その後で綱吉が殺されたのがさも周知の事実のように書くみたいな手法が凄く気になる。それ以外にもそれを確定事項のように断言するのは…という箇所が随所にある。 2007年と少し古いということもあってか人物評も結構旧時代的。堅苦しい書籍ではなく気楽な読み物ということか