投稿元:
レビューを見る
オフショアは「課税優遇地」課税の重い国から税のない外国に吹く「カネの陸風」、タックスヘイブンは脱税の温床の「租税回避地」
有価証券を販売する行為は無から有を生み出す。
兵役はBoyがManになる必要な試練。
スティーブ・ジョブズの言葉で「今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか」のように虚しく働いてはいけない。
欧米人思考で大成功したらパッと仕事を辞め次のやりたいことをすれば良いが、欲が絡むと道を誤る。税金を逃れてきた日本人で幸せになった話はあまり聞かない。充実をした人生を送ろうとしてもすべての面で好条件を満たす国はありえない。こんな世界もあるんだという感想。
投稿元:
レビューを見る
いかにもな内容。
財産があるだけでは人は幸せになれない?
相続税免除の海外居住歴が5年から10年になると、PBはさらに仕事がしづらくなるのか。
投稿元:
レビューを見る
五年ルール 被相続人と相続人がともに5年を超えて日本の非居住者であるとき、日本国内の財産にしか課税されない
道は拓ける 後藤光男
税金を逃れてきた日本人の中で幸せになってという話はあまり聞かない
桁外れのカネをもつ日本人や日系コリアン たいてい家庭が崩壊している 夫や息子をのこして女は帰国する
最初に脱落するのは息子の嫁
仕事、目標、友人 新富裕層のため息は、それらが欠ければ異国で生きるのは辛いことを教えている
梶山季之 赤いダイヤ
シンガポール 永住権を取ると外国人でも兵役がある
国外送金等調書 コクソウキン 一回に100万円を越す送金があった場合、日本の税務署は金額、入送金名、目的を金融機関に報告させている
日本の出国税 株などの資産を1億円以上持っている人が海外に移り住む際に、国外にでた時点で売却したとみなし、対象資産の含み益に15%の所得税を課すようにした
もし今日が人生最後の日としたら、いまやろうとしていることは本当に自分がやりたいことだろうか
カード アメックスか発行する黒色のものでセンチュリオンと呼ばれている 日本国内でどれだけつかおうとも、日本の国内の銀行に記録は残らないから、税務署のチェックは受けない。使った分がシンガポールのプライベートバンクで引き落とされる
税金を払わない終身旅行者
2004 シンガポール政府が金融立国を宣言 富裕層を呼びこむ政策を打ち出した
ペーパーカンパニー和製英語 shell company
投稿元:
レビューを見る
これに出てくる富裕層の方々は全然幸せそうじゃない。
金はどう使うかで価値が決まるのであって、自分の大事な時間を無駄にしてまで残そうとするのはどうかなと思う。まぁ残すだけのお金を持ったことがないから想像つかないけれど。
清武さんの作品は本当にハズレがない。引きつけて一気に読ませる勢いがある。
当然これも面白かった。
#読書 #読書記録 #読書倶楽部
#プライベートバンカー
#清武英利
#2016年82冊目
投稿元:
レビューを見る
金や自分らしい生き方、何のために仕事をするのか、などを巡る人間模様が、シンガポールを舞台にテンポ良く展開されるストーリー。シンガポールで繰り広げられる人間臭い、いかにも日本的な登場人物のやり取りが新鮮です。
投稿元:
レビューを見る
良書。道中、ストーリーとは関係ない渡星した人間や税務に関する解説があるが、話の展開は非常にスリリングでおもしろい。真山作品を思わせる経済小説。
金持ちというのはもしかしたら不幸なのかもしれないが、金に対する執着さえなければそうでもないのか。
投稿元:
レビューを見る
1MDB 事件はシンガポールのプライベートバンキングというものの一面を明らかにした。その事件に触発された訳ではないが、金融立国シンガポールの一面を知りたくて手に取った一冊。
清武さんは新聞記者らしく、よく取材している。しかしその取材結果がアトランダムに並べられているところが多く、なんというかストーリーの邪魔をしている。BOSの杉山智一と中村咲子が主人公なのであれば、その二人に関わる物語としてエピソードを紹介していけばよいのではないかと思ったが、実名ストーリーなだけに、それができなかったのかもしれない。
ルポ小説なのであれば、相応しい構成の仕方があったのではないか。
投稿元:
レビューを見る
私のごときささやかな所得者には、節税と脱税の境界も手法も知れず、源泉徴収にすべてを委ね、年末調整でわずかばかりの税控除を得ている。タックス・ヘイブンなんてのも生涯縁のない世界だけれど、パナマ文書がさらされて、富裕層、各国政治家の資金運用の実態には興味あり。カネを儲けるほどにせこくなり、目減りを恐れる。資産を墓まで持っていこうと躍起になり、住みたくもないところで生活し、無為な日々を過ごす。その果て、相続をめぐって一族は崩壊する。そんな人々のカネ守りをし、コバンザメのようなプライベートバンカーもまた虚しいと知る。
投稿元:
レビューを見る
相続税もキャピタルゲイン課税もないシンガポールを舞台にし、日本人富裕層を相手に資産フライト、租税回避を手助けするプライベートバンカーとなった杉山智一(実名)が主人公の半ノンフィクション。久しぶりに265ページ一気読み出来た。
投稿元:
レビューを見る
オフショアの国、南国シンガポールを舞台に金融資産1億円以上の富裕層を対象とするプライベートバンカーたちの生き様を描いた一冊。
租税回避地で苦しい我慢の生活を強いられる超富裕層、そしてシンガポールに可能性を見出して行き詰まり感漂う日本から脱出した人たちの生活・仕事などいろいろと新鮮な発見がありました。
投稿元:
レビューを見る
清武英利さんってご存知ですか? 山一證券の破綻などをスクープしたジャーナリストで、元読売巨人軍取締役球団代表です。読売本社と大もめになって、退職したんですけど。その清武さんが筆を取った本です。いや~、意外とおもしろかったですね。彼は専業の小説家ではないので、ストーリーは少し食い足りなくて、お話のつなぎもイマイチなんですけど。シンガポールで暮らす日本人の寂しい人生と、彼らからお金を引っ張ってきて自分の銀行に入れさせる、超大金持ち専用の銀行家「プライベートバンカー」の実態が実に興味深いです。
プライベートバンカーの採用条件はとても厳しく、入社してから1年以内に「1億ドルの運用資産残高を集めること」「100万ドルの収益を上げること」の2つの条件を飲まなければならないといいます。自分の力で大金持ちに100億円を入金させた上で、1億円の利益を上げるという2つの課題をクリアしなければならないんです。その裏側の話がすごくおもしろいですね。ノンフィクションライクなフィクションで、主人公は実在の人物の名前をそのまま使っているというふうにあとがきに書いてあります。
(公式メルマガ「ブックトーク」34号より一部抜粋)
投稿元:
レビューを見る
死ぬまでに困ることのない資産を持ちながらも、節税・脱税のためにシンガポールに移住する様は、お金が無くてお金に振り回されているのと同じように思う。精神的な豊かさがない。大切な子息にお金を譲るためとはいえ、価値観がズレている。可哀想な気がするのは気のせいだろうか?
税金ゼロのために人生後半の貴重な5年間を無駄に過ごせるのか?
国税庁が5年ルールを改正してしまうリスクあり。
幸せの絶対的総量は全人類平等
永遠の旅行者が果たして幸せか?
投稿元:
レビューを見る
プライベートバンカーと言う名前は聞いても、実情はどうなのか?そんな業界を垣間見る内容です。事実に基づいたストーリーは、作り物ではない点で良いと思いますが、構成が今一つ残念な印象。読んだ後で、結局「どうなったの?」と言う疑問が残る点もスッキリしない感じです。そうは言っても、一挙に読んでしまうほど面白いと言う事実もあり、それ故にもう少し書き方を改良して貰えればと思います。
投稿元:
レビューを見る
シンガポールにて富裕層の金を運用するバンカーたち。ノンフィクションではあるが実在のバンカーたちが描かれていて、すごい世界だなーと面白く読めました。
投稿元:
レビューを見る
作者に気付いてえぇ,となったけど,おもしろかった。全体的に興味深かったし,幸せの絶対的総量は全人類平等というのは実際そうなのかなと思う。