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良書。
すぐに役立つことは、直ぐに役立たなくなる。
大学で教養を学ぶ大切さ。
学生の時、教養の先生から、役に立たないからやるんだ、と言われてたことを思い出した。
宗教と科学は似ている。科学が発達した現代は、宗教のあり方も変わるのではないかと感じた。
歴史は、勝者の記録。半分しか残っていない。
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大人として身につけるべき教養がこの一冊に集約
http://on-the-road.co/?p=1380
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「私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」という問題意識の答えを見いだすための現代のリベラルアーツ「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」。基礎的教養が分かりやすく概観できた。
14-86
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今学ぶべき教養、リベラルアーツ、人を自由にする学問。現代人に必須の7科目は、宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、経済学、歴史、日本と日本人。
何が・どこがわかりやすいのか、よくわからないけど、でもわかりやすいし分かった気になります。
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新書なのに、読むのに時間がかかる。それほど、濃い。一度読んだだけでは忘れてしまうので、何度も読んで覚えたい本。
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自分を成長させたい気持ちはあるのだけど、どんなふうに?どこに向かって?頑張ればいいのか、という長年抱いていた疑問に対して、道筋を示してくれる本。
とにかく、私はこの大人の教養の要素を鵜呑みにして、大人として知識を深めていこうと思った。
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私たちはどこから来て、どこへ行くのか?を主題に、宗教、宇宙、人類の旅路、人間と病気、 経済学、 歴史、日本と日本人と7つのテーマを取り上げる。池上氏の文章は平易だし、入門編の域はでないが、取り上げる材料も時機に適切で、何かに偏ることなく、広く大局的に論じているのがイイと思う。深く学ぶ前の取っ掛かりとしては最適だ。
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日本人皆が押さえておきたい、ベーシックな教養の目次みたいな本。
高校生にプレゼントしてあげたいと感じさせる。
これをベースに、自分でどこまで知識を深めていけるかが重要。
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とても読みやすい教養本。今こそ、こういう教養が必要なんだという筆者の問題意識がひしひしと伝わってくるし、その問題意識は正解だと思う。よく、今の若いものはゆとり世代でものを知らないと宣う方々がいるけれど、実は若いものだけではなく、若くないものだってものを知らないのだ。で、自分の知らないことは、知らなくてもかまわない本質的でないものであると決めつける。本当は、人によって知っていることと知らないことが異なるってだけなのにね。
だからこうやってビックバンと歴史と量子論と経済学が並べて書いてあって、基本的なことが理解できるような本は必要なんだと思う。少なくとも、あんまりレベルの低い他者攻撃はしなくてすむような気がする。教養って安易に他を憎まないことを含んでいると思うから。ま、啓蒙主義の考え方はちょっと差別的なニュアンスを含んでいるって言われれば、そうなのかもしれないけど。
筆者の語り口調はあくまでとっても優しく、読む人が対象にスルってはいっていけるような格好のナビゲートをしてくれる。そのくせ、時々鋭い目つきできりりと周囲を含んでいるってにらめつけるようなところがあって、この先生にならついて行きたいなと素朴に思えてしまう。ある意味理想的。
唯一の欠点は、あまりにも読みやすすぎていするすると読めてしまうところ。あっというまに読み終わって、物足りなくなる。まあ、ひとつひとつの話題の説明内容がものすごく「かいつまんで」って感じなのは確かなので、物足りないところは改めて別の方法で深めていけばいいのだろうとは思う。とりあえずおもしろかったし楽しかった。
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最近、リベラルアーツの著書の多い池上氏の本。
最近、大学で言われていた一般教養の軽視から、リベラルアーツ重視の歴史の変化の説明を述べて、リベラルアーツとして7科目あげている。
7科目は、宗教(世界宗教がメイン)、宇宙(地動説からヒッグス粒子)、人類の旅路(アフリカの人類誕生説など)、人間と病気(スペイン風邪やインフルエンザウイルス)、経済学(スミス、マルクス、ケインズ、フリードマンの主要4理論)、歴史(勝者による歴史と西欧中心の歴史観)、日本と日本人(外国を意識することで日本ができる等)であり、どれも新書1冊分の内容であるので、1章あたりの内容は濃いと思う。
あくまでリベラルアーツとしての知識の入り口として本であって、詳しく知りたければ参考資料等の新書を当たるべきだと思う。自分も知識がいろいろと足りないと感じさせられた本だった。
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この人の著書はとにかく明瞭、分かり易い。混乱を来たす事なく頭に入ってくる。難解な言い回しやテクニカルタームが満載だと、さぞや有難い内容だろうと錯覚しがちだが、世の学者や表現者達はもっと『分かり易さ』に注力するべきだ!
その上で内容については、『温故知新』という四字熟語の価値を再認識。確かに、何処から来たかを深く知ることは、何処へ行くのかの一番のヒントになる筈。
少し間をおいて再読します。
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池上さんが「今、学ぶべき教養」として7科目をとりあげています。「宗教」「宇宙」「人類の進化」「病気」「経済学」「歴史学」「日本と日本人」
「うわっ、「宇宙」とか「人類の進化」とかってわからんし。理系やん」と思っても大丈夫。文系でもすんなり読めるように書かれています。
名前は聞くけど何のことかよくわかっていない語句や、概要は知っていたけど詳しくは知らなかったことなどがやっとわかった!と思えました。マルクスの「資本論」が最後、言いっぱなしで終わっていたなんて・・・。
また、やっぱり私は歴史が好きなので、一番楽しく読んだのは歴史学のところ。
多様な歴史観があることを知ることが大事で、一方に都合よく書かれた歴史観ではなく、多様な歴史観を知って、そこから次に何をすべきかを学ぶ必要があるという話でした。
歴史学関係の先生方も「なぜ歴史を学ぶのか」的なことを書いたいろいろな入門書を出されていますが、それらの本よりこの章に書かれていることでコンパクトにまとまっていて、私の心にすとんと落ちました。
また、序章で「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる」とありましたが、そういえば、ヒラのビジネスマンはすぐに役立ちそうなビジネス書をよく読むが、経営者は「孫子の兵法」などの古典をよく読むそうな。(なんか別の本でそういうことが書かれていたと思う)
うーーーむ。選ぶ本で自分の立ち位置が決まっちゃっているとなれば、学ぶために読む本はきちんと選ばないといけないなwなんてことを考えてしまいました。
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池上さんの本ははじめて読みました。当たり前の事を当たり前のごとく、しっかりと書かれているという印象を受けました。
当たり前の事を当たり前に書くというのは、すごくスッキリします。最近のマスコミにしても何だか偏りのある言論ばかりの様な気がしていたので、センターを歩かれている感じが、良識の拠り所という感じがしてホッとします。
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それぞれの内容はダイジェストだったが、まとめ方が簡単かつ丁寧でわかりやすかった。社会に出ている私たちは勉学をする機会は減ったけれども、教養を得ることは継続してやらなければならない。
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これで教養を学ぶ、というよりも、これからどのように教養を深めていくべきか示唆してくれる本。文系の私としては、ビッグス粒子や放射性年代測定法、ウイルスと細菌の違いなど知らないことも多く、理系分野の教養もバランスよく持っていたいなと考えさせられた。