投稿元:
レビューを見る
速読術として目新しいところはなかったが、本に対する考え方がユニークで大いに参考になった。
『本を使うことで、あなたはわざわざアポイントメントをとる必要もなく、その人に出会うことができるわけです。』
や、
『積読はタイトルが見えるように』
の考え方は多くの気付きを与えてくれた。
投稿元:
レビューを見る
「本と本の隙間から自分の可能性を発見する」「読書はファッション、本は服と考えてみたら」「元気でも、疲れていても本を読もう!」など、著者は本当に本が好きなんだなーって感じられる。
タイトルの「スピード読書術」に関して、スピードのかかわる部分は全体の20%くらいの分量しかない。しかもスピード=速読だが、一般的なものの紹介にとどまっている・・・。安易に本をとると、あー釣られたってなるので注意。
単なる読書術として捉えると、まずまずの内容。
・本は何度も繰り返して読む
・1か月間1冊と付き合う
毎日5分10分でも同じ1冊を読む、というのは新鮮。1か月も繰り返し読んでいたら、血肉にもなりそう。
問題は、血肉にすべき本は何か?ということだが、これはいわゆる古典的良書が該当するのかと思う。(=何度か読み返さないとわかりにくもの。PFドラッカーとか、D.カーネギーとか、かな)
・本で出会った言葉や生まれてきた気づき・価値観がどれくらい毎日の生活で価値を生み出すかが重要
いっぱい読んでも、心が動かないと単なる流れ作業で消えていくものになる。そのために、好奇心を持って本を読むことが大切
・読み終わったら、自分で自分に本の内容を講義する
・チームで1冊の本を共通言語にする
投稿元:
レビューを見る
フォトリーディングみたいに、速読のテクニックな話じゃなかった。
逆にそれがいい。
本の読み方というか、
ホントの向き合い方。
人と向き合うように、
著者と向き合うのが本の読み方かぁ。
参考になったわ。
投稿元:
レビューを見る
速読・多読のススメなんだけど、「読書は素晴らしい!」という点に重点がおかれている気がする…。
だからこの本を手にしたんですって。
テクニカルな面としては「目次を眺める」や「飛ばして読む」など、
野口悠紀雄の言ってる事とほぼ一緒。
投稿元:
レビューを見る
以前から、速読には興味があり、雑誌などで特集が組まれていると読んでみたりはしていたが、実際に書籍を購入したことはなかった。
この書籍は、単純に速読法を紹介しているのではないところに興味をひかれて読み始めた。
この本でまずおもしろいと思ったのは、わからなくても立ち止まらないということ。
普段、読書をしていて、「ここはよくわからない」といったところは、ゆっくり読んだり、なんども読み返したりするものだが、著者はそうすることで時間を使うのではなく、とにかく読みつづける、そして再度同じ本を読むことで、新たな発見があるものであると書いている。
私の今までの読み方とはまったく違う形である。 じっくり読み、一度読んだら再度読み返すことはほとんどない。 たしかに、何度も読み返すことで、新しく見つかるものもあるし、自分自身に身につくものも多いであろう。
そのためには、早く読むことが必要となるが、本は読めば読むほど読めるようになると書かれている。
確かに、以前に比べれば、本を読むスピードは速くなったような・・・ 本をたくさん読むことで、自分の基礎知識も蓄積され、読解力も高まることもあるのであろう。 多読というものの重要性を考えさせられる。
そしてもう一つ、意識の矢印。
読書をしていると、どうしても自分中心に考えながら読んでしまうもの。 確かに、読みながらも自分の意見を考えながら読んでしまうものである。
著者はそうではなく、人との対話と同じように、相槌を打つように読むべきだと書いている。
おもしろい考え方であるが、たしかにそうしないと、結局、どんな本でも自分に都合のいいようにしかとらえられないようになってしまうのかもしれない。
最後に、アウトプット読書術。 これはこのブログで実践しているが、勉強でもそうだがただ自分でわかった気になっても、実際に説明してみるとなかなか理解不足なことが多いもの。
このブログを始めたのも、読んだあと、自分の理解力の確認と、再度、本を開いて内容を確認することを目的としたもの。
まだまだ幼稚な内容しか書けないが、それでも以前よりは理解力が深まった気がする。
本を読むことは、自分自身を読み変化させること
読書に対して、改めて見つめなおすいいきっかけにしたいものである。
投稿元:
レビューを見る
多読・速読の本5冊目ともなると内容に目新しいことも減ってきた。
特に斎藤孝氏の本と重複する内容が多かった。
ゆいいつ目新しいのはマンダラート(興味のある分野・友人の愛読書) ただし実践するかどうかは疑問。
投稿元:
レビューを見る
速読のノウハウというよりは、たくさん読もう、本に書き込んでより自分に残るように使おう、という読書術の本でした。
投稿元:
レビューを見る
速読の本と言うよりも、読書術という感じ。どうやって本を読めば有意義かというのに重点があって、役立ちそうなことが多く書いてある。
投稿元:
レビューを見る
本を知識量を増やすための効果的なツールとして使う方法について書かれている本。
スピード読書術と書いてありますが、トレーニング的な要素より、日々の意識付けや、思い込みを無くして読む方法などテクニック要素が多い内容になっており今日、明日から使えるものが多くありました。
すでに読書術の本をある程度読んでいる方でも、「そんな方法もあるか」と言う新しい気づきもあるんではないんでしょうか。
【私的読書メモ】
・約に立っていない本に対しての思い込みを捨てる
・理解するためには速く読む
・5時間かけて1回読むより、5時間かけて5回読む
・速読しその場で理解できなくとも、無意識に知識は蓄積される
・苦手、敷居が高い本はまず眺める
・「なるほど」と相づちを付きながら読むと速く読める
・著者が読んで欲しいように読む
・意識の矢印を自分ではなく、本(著者)に向ける
・本が出版されてからも編集作業は続いている
・古本にして売る利益と、本の内容を吸収して得られる利益を考える
投稿元:
レビューを見る
速読というより本との付き合い方が書いてある
もっと本を読みたいと思った
本のことが好きになる本だった
投稿元:
レビューを見る
読書って大事だけど、今まであまり読んでこなかったから効率的・効果的に読みたいと思って読んでみました。
まず大事なのは読書に対するハードルをなくすこと。今までははじめからきっちり読んで途中でやめるってことが多かったけど、その原因はわからないとこが出てきたり、読むことに飽きちゃったり。だから飽きる前に全体を読んでひと通りこの本で著者がいいたいことを把握するのが大事。わからないとこは飛ばして読む。そしてそれを繰り返す。一回読んだだけでは理解できないこと、忘れることが多いから繰り返すこと。それに加えて絶対的に本を読む時間を多く取ることが大事。意識的に本を読もうとしないとなかなか読まない。携帯いじっている時間を少しずつ読書の時間に変えていこう。
もう一つ印象に残ったのは意識の矢印の話。意識の矢印は自分に向いているものと相手(本)に向いているものの2つある。どちらの矢印も大事だが、矢印がどちらに向いているか認識しコントロールすることが重要。この矢印は自分に向きがちでその結果本を読みながら本の主旨と別の方向に思考が発散してしまう。したがって、まずは矢印を相手に向けて著者が何を伝えたいかということをより深く理解することにつながり本を深く読み込むことができるようになる。その上でもう一度自分に矢印を向けると著者が伝えたいことを理解した上で自分がどのように考えるかという深い思考を行うことができる。このことは本だけでなく普段の会話でも重要。
まとめると大事なのは
①わからないところを飛ばして速読することで素早く読み切る。
②繰り返し何度も読む。
③本を読む時間を長くとる。(無駄な時間を読書の時間に)
④意識の矢印を意識して、本に向けること。
投稿元:
レビューを見る
実は分からない本ほど早く読む、何度も読むというのはなかなか斬新。確かにそうだな、と。じっくり精読するような本に限って分からず、時間もかかりがちだが、読み方を変えるといいかも。
投稿元:
レビューを見る
宇都出さんの本は4冊目です。
少し古めの本なので『どん速』と比較すると荒削りな印象がありました。
でも芯の部分は変わりません。
その芯の部分からは少しはずれますが
「マンダラート」すごくいいなと思いました。
簡単に試せるし何よりおもしろいです。
あと宇都出さん、センスオブワンダー大好きすぎ 笑
投稿元:
レビューを見る
★2008年8月6日 61冊目読了 『速読・多読でビジネス力が高まる!スピード読書術』宇都出 雅巳 評価C
投稿元:
レビューを見る
読書したいのだが、時間がない。時間はあるのだが読む速度がおそいのでなかなか読めない。などの読書できない悩みをお持ちの方にはとっておきの本。 決して、速読やフォト・リーディングの本でないので、それを期待してはいけません。が、このような特殊な読書方法を使わなくても、この本に書かてれている内容を実践すれば年300冊くらいは読めるようになります。というのも、この本の内容は、私の読書スタイルにほぼそのものだから。