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綺月陣さんのヤクザが出てくるお話ですが、大丈夫です!これはまったくエグくないです。グロくないです。こんなエコなヤクザもいいですよ。超オススメです。エグいグロい綺月さんのファンでもこれは楽しめるはずです。
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強面なのに、誠実・エコやくざのミスマッチが笑えます!
4歳の幼い弟を弱冠20歳の身で健気に育てる竜城くんに
惚れ込んだダンディーなエコやくざ、石神龍一郎(36)との
ラブラブ成立までのお話。
綺月先生のさすがの筆力で内容は濃いのに
子供好きでエコに燃えてるやくざのおかげで
ほっこり和める作品です。
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内容(「BOOK」データベースより)
「いきがるな。もっと俺に甘えろよ」両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は生活のために掛け持ちでバイトをしている。昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、夜のバイト先のホストクラブ。トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を自宅まで送ってくれたのがきっかけで、石神は何かと理由をつけてはアパートにやってきた。人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だがその優しい一面に心を奪われて…。
ちょっとグロテスク表現がありますが…
キュンキュンしっぱなしの本でした。
受けと弟が可愛いのなんのって…(*´Д`*)ハァハァ!!!!!!
心暖まるハートフル?w
涙と感動をありがとう♪
この本読むと涙腺が緩みます…
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ヤクザ×フリーター…ホストもバイトだからフリーターよね?
経済ヤクザって言葉はよく聞くけど、エコヤクザって…経済ヤクザも英語にしたらエコヤクザだけど、この本のはエコロジーなヤクザ…。
石神が竜城に惚れたのは、子持ち(弟だけど)だからな気がして仕方ないw
うーん、感想が出てきづらい…。
面白いとは思うし、サラッと読めるかな?ヤクザもの?だけどほのぼの。でも、結構事件は起きている?
まとまってないけど、感想終り!
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タイトル:龍と竜
著者名:綺月陣
イラスト:亜樹良のりかず
■Story■
「いきがるな。もっと俺に甘えろよ」
両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は
生活のために掛け持ちでバイトをしている。
昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が
市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、
夜のバイト先のホストクラブ。
トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を
自宅まで送ってくれたのがきっかけで、
石神は何かと理由をつけてはアパートにやってきた。
人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だが
その優しい一面に心を奪われて…。
■感想■
まず驚いたのが…
作中に出てきた、ジャガイモを入れずに大豆を入れて
作るカレーを作る下り。
ボクがよく作るカレーが大豆入りカレーなので、
作品に思わず親近感が生まれた。(笑)
龍一郎が女に逃げられた部分では、
かなり周りの見えない人なのか…ちょっと「はぁ?」と思ったが
竜城が度量の広い人間でホントに良かったと思うよ。
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ヤクザモノなのに茶の間のだんらん的な雰囲気があって楽しめました。エコヤクザと子連れホストとかコミカル要素も面白くて。願わくば、竜がこのまま気の強さを持ち続けてくれるといいな。
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綺月センセの作品の中では、痛くなくて胸キュンもある893もの。
すべては、弟颯太のため。
竜城は、昼のカフェのバイトだけでは幼い颯太との生活がままならず、夜はホストクラブで働く20歳。
ホストという職業柄、華やかな世界を感じさせますが、そこは愛憎と欲望が渦巻いていて、竜城は酷い嫌がらせを受けながらも生活費を稼ごうと踏みとどまるのです。
そのホストクラブで、竜城はカフェの常連客であるマイカップのエコ893が、市ノ瀬組幹部の石神龍一郎だと知ることに。
竜城は、ただ颯太との平穏な生活を望んでいただけなのに、そのために何度も人生の選択を迫られることになります。
ホストの仕事も、石神との関わりもそうです。
でも、堕ちていくというのとはまたちょっと違うニュアンスがあるんですよね。竜城には、ゆるぎない自分自身というものがあります。男だ、という自覚があるし、流されたりしない。だから、つい石神には意地っ張りで強情な態度をみせてしまう。
そして、いつも自分自身の意思で人生を選択していくんですよね。
ある意味、姐さんとしてジャストフィットな受。
一方の石神は、とてもリアリティあるタイプの893。地上げの合間にカフェで竜城の笑顔に癒され、気に入って通いつめるうち、竜城のケガに気付いて調べさせ893的にトラブルを解決する~という一連の流れがさり気なくリアル。
でも、石神が本当に竜城のことを大切に思っているのがしっかり伝わってきます。家庭の味に飢えているのかなと感じるところもあって、竜城がほだされていくのもすごくよくわかります。
石神と竜城と颯太で、擬似家族のように夕食を囲むシーンに胸があったかくなるんですが、その後さらに大変なことが起きてしまい、竜城は自分が893と関わったせいだと自分自身、そして石神を責めるのです。
石神はやさしいけれど、事件の始末の付け方などやっぱり893だなとおもわせます。
そんな大嫌いな893と添い遂げることを選んだ竜城。前途多難ではありそうだし、身体を張らなければいけないこともありそうです。
しかし、二人はアホらしいほどラブラブなんですよね。犬も食わないってやつです。その気持ちさえあれば大丈夫なんじゃないかと思わせてくれます。
颯太のために、二人は一生懸命いい家庭を作りそう。
全編とおして颯太がかわいくて仕方ありませんでした。
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竜城さんと龍こと龍一郎さんと漢たちの「愛」と「家族」の壮大なお話の始まりは、親の愛を受けることが出来なかった幼い弟と自分だけで懸命に生きる竜城さんと、同じく母の愛なく絶望の中で極道の「愛」により生かされた龍一郎さんとの出会いから。
幼い弟、颯太くんの為に真っ直ぐに懸命に生きる竜城さんがキラキラと愛しくて、龍さんが自分の立場上から触れてはいけないと想いながらも惹かれる感情表現も切なく胸に響き辛さが先立ちそうですが、そこは極道らしい場面や竜城さんの真っ直ぐさが良いアクセントになっていて引き込まれます。
甘え方を知らない竜城さんの弱さを受け止めたいとする龍さんに、両親の弱さばかりを見てきた竜城さんがなかなか心を開かず、また極道は嫌いと言う言葉で龍さんも踏み込めずな焦れ焦れも良かったですぅ、しかも龍さんの言葉攻めチックな所が善きなのですわ!!