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うまくプレゼンできる方々は、みなさん練習して、話できるように努力している。何にしても練習しないといまくできないよな。何もせずにプレゼンできないと思っていた自分が恥ずかしいな。
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TEDの話し方のテクニックが盛り込まれています。大勢の聴衆の心を動かすトークスキルはどのように生まれるのか。人前で話すのが苦手なひとはゼヒ。
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自分らしいスピーチの発見を手助けしてくれる本。この本にはありとあらゆるスピーチのノウハウが書かれている。様々なノウハウを紹介し、その上で最後は、「あなた自身が輝けるやり方を見つけて」というメッセージで締め括ってくれた。私はずっと疑問だった。原稿はあるのとないのとどちらが良いのか。暗記するのとしないのと、どちらが良いのか。スライドはあるのとないのと、どちらが良いのか。スライドはトークの脇役なのか、トークがスライドのサポートなのか…。私らしいやり方ならどれも正解なのだと教えてもらえて良かった。
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ただのTEDについて触れていふ書籍と思いきや、テクニック的なことがきちんと論理的に記載されており、またそれに伴う話しての具体例も相まって、プレゼンをする人にとっての良書である。また文章ではなくなぜスピーチかという答えとして、状態をインスピレーションに変える人間という媒体がいるからと回答していることに納得した。
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私もあがり症だから一生トークなんてしたくないけれど。でも、文章を書いたり、友達とおしゃべりをする時にも応用できるものばかり。これを読んだ直後から、私も友達とのおしゃべりがTEDトーク式の考えに変わっているのを実感する。本を読んだあとに行動が変わる、アイデアを植え付けられるという意味では、この本も素晴らしいトークだった。とにかく、人を飽きさせないためにどうするか。一貫性と意外性。ユーモアを挟むこと。本の中にも素晴らしいユーモアがたくさん含まれていて良かった。
全部が全部、使えるアイデアではないけど。例えば、二文示されて、「こちらの方が良いでしょう?」って言われても、前の文の方が良かったなあってなる事もあった。日本には合わないのかも……?
それと言葉が回りくどい。観客は専門用語を元々知ってるほど賢くないけど、基礎知識がないほど馬鹿じゃない。本当に文章を読んでて思った。他にも色々。彼が「これは駄目」って言った話し方を彼自身が文章で行っている……。
自分はトークする側ではないけど、今までつまらないなあって思っていたものが、どうしてつまらないのかをうまく説明してくれた感じが良かった。
話が自慢ばかりで、とんでもなくつまらない友達にそれとなくおすすめしてみようと思う。
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英語の教材として、もともと注目していたTED。講演者のプレゼン能力は感心するが、これは生まれつきの能力ではなく、身に着けられるとしている。本書では、そのプレゼンの方法を解説してくれている。
一番驚いたのは、一般に欧米人はプレゼンが得意だと思いがちだが、本書を読むと、たっぷりの時間を割いて用意周到に準備していることがわかる。
「世界の見方を変えてくれるものはなんでも、『アイデア』だ。人の心の中に説得力のあるアイデアを植え付けられたら、奇跡を起こしたことになる。それは、お金で買えないほど価値のある贈り物になる。本当の意味で、あなたの一部が彼らの一部になったということだから。」
「演劇や映画や小説の分析に使われる言葉がある。スルーラインだ。つまり、一つひとつの物語の要素をひとつにまとめる、一貫したテーマのことだ。どんなトークにも、このスルーラインが必要になる。」
「A イントロダクション―これからなにを話すかを紹介する
B 背景―なぜこの問題が大切なのかを説明する
C 中心になるコンセプトを語る
D 実際にどんな影響が考えられるかを予想する
E 結論で締める」
「だれかのトークを聞くのと、だれかの作文を読むのとでは、まったく違う体験だ。トークは言葉だけじゃない。全然違う。言葉を伝える『人』も大事なんだ。人同士がつながらなかったら、インパクトは与えられない。これ以上ないほど明快な説明と鋭い論理で、だれよりも素晴らしいトークをしても、はじめに観客とつながれなければ、メッセージは伝わらない。内容を理解してもらえても、そのアイデアは活用されず、頭の片隅に追いやられて、すぐに忘れられてしまうだろう。」
「ストーリーを語るときには、次の4つのことが大切だ。
・観客が共感できるような登場人物を主人公にすること
・好奇心、社会的な関心、実際の危険を通して緊張を盛り上げること
・適度な量のディテールを盛り込むこと。少なすぎるとストーリーが生き生きとしない。多すぎるともたついてしまう
・最後に笑いや感動や驚きできちんと締めくくること」
「説明の達人のワザ
ステップ1 聞き手のいる場所からはじめた。…
ステップ2 好奇心に火をつけた。…
ステップ3 ひとつずつコンセプトを持ち出していった。…
ステップ4 たとえを使った。…
ステップ5 例を挙げた。…」
「・説得とは、だれかの世界観をよりよいものに差し替える行為だ。
・その核になるのは、長期的なインパクトを与えられる論理の力だ。
・論理を、直感ポンプ、探偵物語、ビジュアル、その他の下地づくりのツールによって補うと、もっとも効果が出る。」
「観客を引き込む4つの方法をここで紹介しよう。
1 ドラマの一片を伝える
2 好奇心に火をつける
3 パンチのあるスライド、ビデオ、物を見せる
4 チラ見させて全部は出さない」
「僕がTEDにここまで惹かれた理由のひとつは、トークが印刷物にはないなにかを与えてくれると知ったからだ。でもそれは当たり前じゃないし、いつもそうとは限らない。そのおまけのなにかは、熟考し、時間をかけ、育むことではじめて手に入る。努力によって得られるものなのだ。
ではその『おまけ』ってなんだろう?それは情報をインスピレーションに変える人間という媒介だ。
トークを、並行に流れる2つの情報の潮流だと考えてみよう。言葉は脳の言語中枢で処理される。聞いた言葉も読んだ言葉も同じように処理される。でもその上の層にはメタデータの流れが存在し、(無意識に)聞いた言葉を評価し、どう扱うかを決め、優先順位をつけている。文章を読む場合には、それはない。話し手を見てその声を聞いているときにだけ、これが起きる。
その追加の層が、なにをもたらすかを紹介しよう。
・つながる:『この人、信用できる』
・夢中になる:『なにもかも、すごく面白い!』
・好奇心を持つ:『声の中にも、表情にも、なにかを感じる』
・理解する:『ジェスチャーでその言葉を強調してるんだ―やっとわかった』
・共感する:『どんなにつらかった感じられた』
・興奮する:『わぉ!情熱が乗り移りそう』
・確信する:『目に信念が現れてる!』
・行動する:『チームに入れてほしい。参加したい』
これをまとめると、インスピレーションということになる。…
ひとが特定の講演者に強く反応するのはなぜなのか、どのような仕組みでそうなるのかについては、謎が多い。それは人間の中に深く刷り込まれ、何十万年もかけて進化してきた能力だ。…そうしたアルゴリズムの詳細はわかってないけれど、それを動かすカギになるものについては意見が一致している。それは大きく2つに分かれる。
声を使うものと身体を使うものだ。」
「…オンラインの動画は生で見るほど強いインパクトはないだろうと僕たちは思っていた。オンラインではほかにも気が散ることがたくさんあるので、小さなスクリーンで見る動画にそれほど集中を保てるはずがない。でも視聴者からの熱烈なコメントに僕らは驚き、喜んだ。…
…2007年3月、僕たちはサイトを立ち上げ直し、100本のトークを公開した。それ以来、TEDは年次カンファレンスというよりも、『価値あるアイデアを広める』ことに力を注ぐメディア組織になっている。
それから、コンテンツを無料で拡散したらカンファレンスにお金を払う人がいなくなってしまうかもしれないという心配はどうなったかって?実際には反対のことが起きた。カンファレンスの参加者は、素晴らしいトークを友達や仲間と共有できることを喜び、トークが拡散するにつれカンファレンスへの申込みも増えていった。」
「なにを追いかけるにしろ、本当になにかをとことん追求すると、次の2つのことが起きる。
・意味のある幸せの形を見つける。
・本で読むよりはるかに重要ななにかを見つける。語る価値のあるなにかを。」
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”プレゼン能力は生まれつきの才能ではない”
という言葉にすべてが詰まっていると思います。仕事でもプライベートでも役立つ本です。