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『楽しく学ぶ数学の基礎』(星田直彦、2008年、サイエンスアイ新書)
小学生~中学生で習う算数・数学の基本を解説しています。もちろん、「そんなの知ってるよ」と思う所も多々あるのですが、以外な発見も多かったです。
たとえば、「整数を7で割って、割り切れない場合、小数に142857が必ずでてくる」というもの。実際にやってみてびっくりしました(笑)
8÷7=1.14285714...
11÷7=1.57142857...
100÷7=14.2857143...
365÷7=52.1428571...
大人になり論理的な考え方ができるようになってから改めて算数や数学を学んでみると、いかに数学が論理的な学問かがよくわかりました。
(2009年10月10日)
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テストの答えを出すことに追われて「どうしてそんな事するの?」という質問が忙殺されていった学生時代。
あの頃味わえなかった「数学の感動」を味わおうじゃありませんか。
というコンセプトの元、中学教師の著者が、数学の基礎を優しく解説しています。
数学に詳しいお兄ちゃん(?)と数学は苦手な妹(?)の掛け合い形式で進行するので、小難しく考えずに読み進むことができます。
著者いわく「大人の為に書いたはずなのに、中学生にこそ読んで欲しい本になっちゃった」とのこと。
私も中学時代にこの本に出会えていたら、もう少し数学が好きになっていたかもしれません。
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中学校で数学を教える著者が、かつて中学で挫折して以来数学が嫌いになった大人に向けて、“(理解できたという)感動”を与えるという目標で、中学数学を基礎的概念から丁寧に段階を踏んで解説した一冊。その教授法は授業者の側としても参考になる
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学生の頃、公式を覚える事で数学の問題に解答する事で数学のおもしろさを知ることとのなかった人にお勧めです、「なぜそうなるか?」という部分をわかりやすく解説されています。
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巨大な体系の一部を切り取って理解するのは難しいということです。暗記にはわかったと思い込むことが有用です。
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初歩的すぎるかもしれませんが復習の意味も込めて読んでみました。
既知の内容ではありますが数学史に関しては理論補強ができました。