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地方と都市を再考するいい機会になった。
(文章 - 特に接続詞 - が整合しないところが多々見られ、論旨が分かりにくくなる部分も・・・そこが残念)
職と住の近接が起こっている。トフラーの予測で唯一外れた点。つまり通信技術の発達が都市の消滅につながらなかった。むしろ逆で、都市に住むことによる外部経済の大きさが明らかになった。
政府の国土計画は都市集中から地方分散を図ってきたが、都市資源の有効活用からその政策を転換していた。しかし安倍政権になり再び分散へ。すべての自治体が生き残ろうとするベクトル。これは経済的にはデメリット。「地方創生」は非効率なばらまきにしかならない(誰も救えない?)。インフラ供給や住宅供給を地方の中核都市に集中させるべきという「30万人都市」の考え方がある(『「30万人都市」が日本を救う』)。
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センシュアス度という価値観が気になった。
(HOMES総研 島原万丈より)
昔ほど東京は特定の人が
特定のことをできる場所では
なくなってきている。
だからこそ何を考えているかが表れる
住む場所こそ資本である。という考え方が大事になってくる。
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住むのにいい街の条件は、まず活気のある商店街が近くにあること。これをセンシュアス度官能的という!
良い街は古さと若い人が経営するカフェやビストロなど混在した多様性のある街。
ポートランド的観点で考察すると、東京では岩本町、蔵前、清澄白河などがこだわりのカフェが多い。15年前は中目黒。
知的集約産業の場合、分散によるコスト相乗効果は働かない。遠隔化できないこともYahooは認識。アイデアは人と人の接触からしか生まれてこない。アイデアは専門性と多様性の中から生まれる。
2010年代からITベンチャーがシリコンバレーからサンフランシスコになった。なぜなら、クリエイティブのインスピレーションに溢れた街は、優秀なデザイナーなどクリエイティブな人が集まりやすい。
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都市に住むのは「頭がよくなるから」。じゃあ千代田・中央・港の3区以外は悪くなるのかよ?とツッコみたくなるが。そもそも頭の良し悪しは環境ではなく遺伝という説も根強いし。「他人が近くにいると頭がよくなる」というのも根拠が薄い。人口密度で言えば、豊島・中野・荒川が上位。この3区に転入した方が頭がよくなるハズだ。
また、「頭がいい」の定量的指標が大人にはないので、これを本気で証明するなら、3区の小中高生の転入時からの偏差値上昇率を調べるぐらいしかない。
尚、全国学力テスト正答率ランキングでは、石川・福井・秋田・富山の順となっており、寒い地域が高い事がわかる。これは外で遊べないので家に居ることが多い。3世代同居で祖父母が面倒見てくれる。等々の要因が考えられる。ちなみに北陸は幸福度も高い。
千代田・中央・港の3区の収入が高いのは、元々頭がよくて収入の高い人が引っ越してきただけで、引っ越してきて頭がよくなったとも思えない。
結局、人口移動の傾向について述べて、都合のよい理論を引用しているだけで、その理由や根拠に乏しい内容になっている。
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そうか、この人は東京の中で育ってしまった何代目かの人間の感覚はたぶん理解してくれてないんだろうなあ。
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112件とか予約が入ってるから、永遠にこなそう。でも蔵書数も多そうだから・・そんなに読みたい人いるんか・・・
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居住地によってLIFEstyleは大きく変わると、いつも考えていたので興味深い内容だった。
その理由として、人は集まりたくなる(群れる)動物なんだと目からウロコ。確かに人が文化を造るだろうから、その人種の居心地が良い場所が人気になるんだろうな。
また選択に迷ったら読みたい一冊。
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港区に住もうが鎌倉に住もうが軽井沢に住もうが「東京の仕事に関わる」以上、暮らしゆくゆくは人生のプライオリティが住所を差異化する。西高東低が変わりつつある。2020年の人口減のトップ5の駅は阿佐ヶ谷、高円寺、荻窪、西荻窪、中野と見事に中央線沿線。人口増は月島、人形町、八丁堀、葛西、茅場町など皇居の東側。商店街あったり住みやすさが向上してるのも確かだけど、別の「東京らしさ」がしっくり来はじめてるんだろうか。
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西高東低じゃなくなり、東に人気が移っている。
ただし都心寄りの。
荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺は人気がなくなるトップ3とか、本当だろうか?
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https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18063
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東京の歴史、政治、ライフスタイル、世の中の変化などの視点から東京という都市を解説している。
非常に面白く読めたので、東京の地理についてもすんなり頭に入ってきた。
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ー 現代においては、自分の置かれた状況を改善する手段として、住んでいる場所を変えることができるかどうかが問われていくのである。
移動は、その人が持つ能力が試される機会でもある。職業的能力、経済力、コミュニケーション力、テクノロジーへの適応力。これらが高い人であれば、どこに住もうが生きていけるだけではなく、より自分の生き方の好みに見合った場所を探し、楽しく生きられる場所を探して移動を続けていくことができる。いや、備わった能力の問題ではない。むしろ重要なのは、ここぞという時期を見極めて「えいやっ」と移動することのできる勘や行動センスかもしれない。 ー
思っていたより内容が薄くて、困惑。東京の街に対してはステレオタイプな説明しかないし、最後は「都市に住むとは海水を飲むことである。飲めば飲むほど喉が渇く。」的な締めくくりで、読みたいのはそういうことじゃないから、と突っ込んでしまった。
結局どこに住めばいいのか、という示唆はほとんど得られなかった。
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かつては、東京の西側(皇居を中心にして西側)の方面に住居を構えるのが定石だったそう。郊外の一軒家にしても団地にしても、東京の西側が理想とされたのだ、と。「西高東低」なんて言われ方がしたくらいだそうですが、いまや、東京中心地や東側の下町方面へ、人口移動が盛んになってきているみたいです。そこには、職住近接という流行が存在する。さらに、職住近接を肯定する、集積の論理が働いているようです。集積の論理の点ではアメリカのポートランド(アメリカには2つポートランドがありますが、オレゴン州のほう)を例に解説されています。そこでは、住んでいる人たちの意識が「本当にいいもの」志向で、なおかつ、それを自分たちでやっていこうとうしている。根本に自主性や自律性があるんです。そして、そんな魅力的な「本当にいいもの」の揃った町が、ぎゅっと自転車移動圏内に凝縮されていて、買い物に便利なうえに楽しいし、異分野の人たちの密な交流からさらにおもしろいものが生まれたりする。集積の論理とは、そういった「かけ算性」の論理だと思います。本書では、また違った角度から語っている箇所がありますので、興味のある方は手にとって見てください。昔ながらの“閑静な住宅地”とは逆に「住宅地によいバルがあって」など、ほどほどに賑やかな住宅地の方に人々の好みがシフトしていってる、と本書にあります。そしてそういう集積の仕方が町の活性化の源だ、と。(この集積の論理を押さえないコンパクトシティ推進には意味はないのでしょう)働く場所、住む場所、食べる場所、買う場所。それらが近接してこそなんですよねえ、集積の論理っていうのは。静かなところが好きな僕はちょっと疲れそうだな、と思いました。本書ではほかにもさまざまなトピックを扱い、多角的に東京一極集中について述べている。いかにも「新書」というような読みやすさと軽さとまとまりのよさ。そして著者の情報処理に抜きんでた力をぞんぶんにいかした類の本、といった印象でした。
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今のところ
2,3年前に聞いた話が多くてあんまり発見はないな〜。
一つ、北千住=足立区でないあまり住む場所として魅力を感じていなかったが、興味持てたのは収穫か。
読んだ方々には、蔵前いいところなのでぜひ遊びにきてほしい。
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久々に評論を読みました。
このような、地理のお話、都市開発のお話が好き、
なにより東京が大好きななのでとっっっても面白かったです。
住んでるあたりの話がでてきてより楽しめました。
西高東低の東京は今後も変わらなさそうですね。
私も、東京に、都心に住むのは時間と経験を買っているという考えなので、本当に納得しました。
また、在宅勤務の話も響きました。
実際に在宅勤務をしている身として、
対面でのコミュニケーションの大切さを痛感しています。Yahooの方針、素晴らしい。
また、都心に住むと頭が良くなる
の理論、賛否はあると思いますが私は納得です。
自分次第と言えば確かにそうですが
それくらい私は環境は大切だと思ってますし、
これを読んでさらにその思いが強くなりました。
そしてエドワードグレイザーさん凄くないですか?
未来の予測が的確すぎます。びっくりしました。
彼が唯一外したという在宅勤務の普及も、
コロナウイルス流行という予期せぬことが起こったからとはいえ、かなり現実のものとなっている現状…。
コロナウイルス流行で世の中が変わった今、
速水さんにはまた現代社会について、都市について、本を出版して欲しいです…
ほんとにこういうお話好きです。
今後も東京に住むことに価値を持とうと思いました。