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◆きっかけ
ふとさかなクンのことを思い出し、魚の図鑑を手元に置くなら魚大好きなさかなくんが書いたものが良いなと思い、著作あるのかな?と検索して。2017/4/9
◆感想
い図。小学生の頃、TVチャンピオンで見たさかなクンはとても生き生きしていて、この本からもその時のさかなクンと変わらない温かさや、そして更に増している熱量を感じた。
ウマヅラハギのくだりのお母さんの態度がもう…。お母さんに感情移入してしまってじーんと胸が熱くなった。私なら、お魚好きなら算数できるようになるともっと色々学べるよ!とか、余計なことを言って勉強にも気を向けさせようとしたり、してしまいそう。それをせず、子どもを信じて忍耐強く見守る、そして必要な時はサポートするお母さまの姿に胸打たれた。懐が広い…!
これは本棚に置いて、子どもが幼稚園や小学校に上がる時に、読み直したい。子どもらにも何かのきっかけで読んで欲しいなと思った。2018/2/15
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ちょっと待って、なにこれ、面白過ぎる。
もう、全員読むべき。オススメとかいうレベルじゃない、読むべき、これは。
これ、文章もさかなクンが書いてるのかな、特別上手いとかじゃないけど、すごく引き込まれるというか、絵が見えるというか、ストーリーがあるというか。
まじで泣いた。
もう、ずっと感動。
さかなクンの夢中っぷりもかっこいいし、あとお母さんが温かく見守る感じも最高。
いやー、びびった。
何気なく読んだら、まさかこんなに感動するとは。
まじかよ、なんだよこれ。
さかなクン、素晴らしい!
いつかまた読み返したいなあ。
印象的なとこ
おじいちゃんがタコを殺しちゃってさかなクンがショックを受けるシーン。本当に本気で心の底からショックを感じていることが伝わる。
お母さんが、勉強しなさいとは一切言わず、温かく見守ってるとこ。
ヤンキーに絡まれるけど釣りして仲良くなるとこ。
お母さんがバスクラリネット買ってくれるとこ。
テレビチャンピオンにでるとこ。
進路夢を叶えるとこ。
もう全部。
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すごく面白かったです。
さかなクンが今に至るまでに、こんな紆余曲折あったなんて知りませんでした。それでも中身はお魚三昧だったけど。
夢中になれるものがあると、それが心の支えになり落ち込んだ時も大きな力をくれる、という言葉が印象的でした。
この本を読んで、さかなクンからその言葉を聞くから心に響いてくるんだと思います。
周りの人に愛されるさかなクンの人柄も伝わってくるし、そしてなによりさかなクンの家族が素晴らしかったです!
特にお母さんには何度となく涙…。
子供向けの本ですが、年齢問わずいろんな人に読んでもらえたら、それぞれに何か絶対届くものがあるだろうなと思いました。
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小学生の頃にタコに夢中になったことをきっかけに、今のさかなクンに至るまでのことが詳しく語られています。
好きこそ物の上手なれと言うのか、夢中になっていたらこうなったと言う、素晴らしい実体験であると同時に、とにかく面白いです。
そして、さかなクンもすごいけど、お母さんが素晴らしいの一言。こんなお母さんなら、子供はのびのびとすきなことに夢中になれるのでしょうね。
自分も母親なので、自分のことを振り返り、そして子供のことを思う……
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好きなものにとことん一途な姿勢がよくわかる。
自分も親として、自分の子供たちに対し考えを押し付けず、好きなことするのを見守れたらなと思う。
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皆さんご存知おさかな博士の『さかなクン』。けれど、はじめは『さかなクン』ではなかった…?さまざまな大好きなものに夢中になりつづけてきた男の子は、大きくなって『さかなクン』になりました。大好きなもの、夢中になれるものをずっと追い続け、ひとつのことに打ち込んだという経験は決してムダにならない。さかなクンのこれまでの人生を通して、そのことを教えてくれる1冊です。 (えりも町)
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テレビでもお馴染みのさかなクンによる自叙伝。幼い頃(幼魚時代)から現在(成魚)までのことが書かれています。
トラックと妖怪が大好きだった子がタコと出会い魚全般に興味を持っていく。その様子が詳しく書かれています。それも失敗談を核にして書かれているんですね。
タコに出会いたいから海に行き捕まえたのに、炎天下の下でバケツに入れたままだったので死なせてしまったこと。割烹料理屋の水槽にいたウマヅラハギを貰おうとしたら姿造りとなって出てきたこと。魚は食べることも大切とさばいて刺身にしたものの水で洗ってそのまま出したので味がしなかったこと。ハゼの水槽にコバルトスズメをそのまま入れて死なせてしまったこと。そんな失敗の連続がそのまま綴られているのです。
そしてそこにはいつもじっと見守るさかなクンのお母さんの姿も。
失敗を繰り返すことができる環境が、今のさかなクンを生んだのだというのがわかります。つい先走って失敗しないように口を挟むこともなく、失敗した後責めることもなく、自分で考え自分で行動する場を作っていたお母さんの姿がさかなクンを通して見えるのです。
もしかするとそれこそがさかなクンが伝えたかったことかも知れません。失敗はつらいことです。場合によっては周りに迷惑をかけることもあります。しかしその失敗をなかったことにしては、次に繋がらない。失敗を先に取り除かれたら、自分で考えることができなくなる。失敗を繰り返してもいいんだよ。そこから次のステップが生まれるのだから。
それは子どもたちに伝えたいことですし、子どもたちに接する大人も知っておきたいことです。そのことがあのさかなクンの姿そのままに記されていました。
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先日、さかなクンのトークショーを見せて頂きました。
トークショーの感想は、
「さかなクンのお母さんって、すごい子育てをしてきたんだろうなあ」
でした。
それ以来、
さかなクンの生い立ちが書かれた本はないかなと探して出合った本です。
やっぱり!
さかなクンのお母さんってすごい。
どうすごいかって?
ぜひ、本書を読んでみて下さい!!
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何気なく読んだ子ども向けのさかなクンの自伝。これがまた、感動しっぱなしで、ずっと胸にグイグイとこみ上げるものがあります。
興味を持ったらまっしぐら。勉強はほったらかしでひたすら自分が感動したものにだけ夢中で取り組む子ども。そんな、ある意味難しい子どもを曲げる事なく真っ直ぐに育てとお母さん。このお母さんでなかったらさかなクンは存在していなかったと思います。
彼にも報われない、先が見えない時があって、それでも自分のやりたい事と真摯に向き合った結果が、今の彼を作っているんですね。胸が熱くなる本です。
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息子を信じて支え続けたお母さんが本当に素晴らしいと思います。たとえさかなクンのような結果が伴わなくとも、そんな子供の育て方ができる親になりたい。
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さかなクンが素直な理由がよく分かる本。
幼い頃から興味を持ったら一直線!
お母さんが本当に凄い方です。
教育方針に筋が通っていて、ブレない。
そして、それを素直に受け止めて育ったさかなクン。
素敵な親子関係だなぁと…
楽しい内容だと思い読み進めてたけど、思わず涙が流れるシーンが…それも何度も。
子育て真っ最中、この本に出逢えて良かった。
ぜひたくさんの人に読んでほしいです。
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2016.7月
すごいよさかなクン!夢中になれるものがあるって幸せ。好きっていうことはすごく強いパワーを持つんだね。彼のひたむきさが周りの人を味方に巻き込みながら、出会いを広げ、夢を引き寄せて叶えていく。あと何って、さかなクンのお母様がすごい。自分はこんな風に徹底的に腹くくることはできないけど、せめて邪魔はしないように見守って行きたい。魚に全く興味なかったけど水族館行きたくなっちゃったし。さかなクンに全く興味なかったけど、他も読みたくなった。すばらしい。
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母が読むべき本だなぁーと思った。さかなクンのお母さんすごい。
海ではイジメはないのに狭い世界である水槽に連れてくるとイジメがはじまるという話、さかなクンらしい目線で優しく強いメッセージが感じられ、グッときた。
漁港のイベントで実際にさかなクンのお魚講座を見たことがあるけど、知識と人を惹きつける話し方と絵と、本当にすごい人だった。
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親が読むと子育てを考えさせられる。やりたいことはさせるが、マナーや思いやりについては厳しく。手を貸さずに待ち、失敗を体験させる。と、書くと簡単だが、なかなかできることではない。
子どもや親はもちろん、将来を漠然と考えている若者は読むと得るものが多いと思う。
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図書館でたまたま見つけた本だが、これを読んで一気にさかなクンとそのご家族のファンになった。さかなクン、いつまでも若いけれど実は自分より年上だと初めて知ったが、そう言われてみれば気づいた時には今のスタイルで出ていたなあ。当時から魚の知識には感心ひとしきりだったけれど、本人も書いている通りちょっと変わっている印象を受けたことは否定できない。子供を持った今、親の立場としてさかなクンのような一点集中型の子供が自分の子供だったら…と想像するのだが、さかなクンのお母様の素敵なこと!安易に図鑑やらを買い与えないけれど、毎週末水族館に付き合ってあげる、遠い魚屋さんにも行かせてあげる、必要なときには高額な買い物もピシッと与えてあげる。とことんさかなクンの個性に付き合う姿勢に感動した。同時に、周りの人には色々言われたんだろうなあとも想像、でも子供にはそのことをおくびにも出さない。本人の自己受容を高め、個性をそのままに生かしてあげた子育て、すごいなあと思う。テレビのキャラそのままの文体の本、きっと本人もそのままなんだろうなあと想像できる素敵な本。