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プティガトーが食べたい!
検索したらちゃんと存在してるし、オンラインでも買えるので嬉しい。
近いうち買う!
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大正12年から昭和39年までの東京会館にまつわる連作短編集。中でも、4章グッドモーニング・フィズ、5章の幸せな味の記憶がとても良かった。下巻も読むのが楽しみ‼️
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大正11年創業の国際的社交場・東京會舘。芥川賞・直木賞の受賞会見が行われる場所でもあるとのことだけれど、正直初耳。この歴史ある建物が見てきた人間模様が時代順に語られていく。GHQの将校クラブだった時期のバーテンダーのエピソードが面白かったかな。モーニング・フィズ(會舘フィズ)の味が気になる。
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クライスラーの演奏会 大正十二年
最後のお客様 昭和十五年
灯火管制の下で 昭和十九年
グットモーニング、フィズ 昭和二十四年
しあわせな味の記憶 昭和三十九年
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東京會舘を舞台にした、時代背景なども交えながら、そこで働く人々、お客様とのエピソードなどの物語。時代の混乱期にも、働くスタッフ一同が東京會舘の伝統などを守っていく情熱、それらを脈々と受け継いでいく姿、スタッフの思いが今に至るまで、絶えず継がれていると感じる。東京會舘の歴史、目まぐるしく変化していく時代の中で、沢山のお客様に心地よい時間を過ごすおもてなしを大切していることが、事細かな物語から伝わっていると思う。お菓子作りの章で、東京會舘を多くの人に知るきっかけを与えた勝目の存在は大きい。下巻も楽しみ。
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面白かったー(≧∇≦)特に最後の製菓の職人さんの話はぐっときた…ええ話や。・゜・(ノД`)・゜・。みたいな気持ちでいっぱい。下巻も楽しみ。
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大正11年、丸の内に落成した国際社交場・東京会舘。
海外ヴァイオリニストのコンサート、
灯火管制下の結婚式、未知のカクテルを編み出す
バーテンダー…。会舘の人々が織り成すドラマ。
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とっても面白かったです!!
辻村さんの作品にミステリーを求めている人には向かないかもしれないけど、1つ1つのお話が丁寧で引き込まれます!!
東京會舘の歴史がたくさんの人々と一緒に紡がれて行く様子が素晴らしかった。
前の人の話が次の話に出て来たりして歴史の流れが感じられました(^ ^)
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地方に暮らす私には馴染みのない東京會舘ですが、『ツナグ』の辻村さんの作品だったので読んでみた。
特別な登場人物や出来事はないけど、夢半ばで実家に呼び戻された青年が夢を取り戻したり、激動の時代を経た東京會舘で働く人々が優しい視線で描かれていた。特に5話目の、愛され続ける土産用菓子を作った製菓部長とその人を説得し裏で支え続けた事業部長の話は、お互い強い信念を持ち仕事に取り組む二人、その思いが東京會舘に人を繋いでいるのが素敵だった。
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とりあえず上巻読了。
☆は二と三の間かな。
第四章「グッドモーニング、フィズ」と第五章「しあわせな味の記憶」がよかった。
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東京會舘を舞台とした連作小説。上巻は「旧館」。大正から昭和にかけての物語。レトロな雰囲気に浸って読みたい一冊です。
戦時中などの殺伐とした時代を描きながらも、この東京會舘だけはどこかしら時流から切り離されているような独特の世界観を感じました。何に支配されようとも、東京會舘はそれ独自の「館」としてあり続けただけなのではないかと。むしろ各話の主人公よりも東京會舘が主役かもなあ。もちろん、人々の物語がストーリーとしてはメインなのですが。
東京會舘を訪れる人たちよりもむしろ、東京會舘で働く人たちが素晴らしくてカッコよくて印象的でした。とくに「しあわせな味の記憶」に感動させられて。美味しそう、というのにもとても惹かれてしまいました(苦笑)。
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この本で東京會舘を知り行きたくなった。
歴史と伝統は人々の確かな思いで
繋がれていくんですね。
パピヨン絶対食べたい!
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図書館で借りたもの。
『丸の内に実在する東京會舘の歴史を下敷きとしたフィクションです』
実在の場所を舞台に、実際の出来事や実在する人物も出てくるので、ノンフィクションに近く、一気に物語に引き込まれた。
昔の文化や人々の生活が分かるのが楽しい。
登場人物が少しずつ重なっているのも読んでて面白い。
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【収録作品】プロローグ/第一章 クライスラーの演奏会 大正十二年(一九二三年)五月四日/第二章 最後のお客さま 昭和十五年(一九四〇年)十一月三十日/第三章 灯火管制の下で 昭和十九年(一九四四年)五月二十日/第四章 グッドモーニング、フィズ 昭和二十四年(一九四九年)四月十七日/第五章 しあわせな味の記憶 昭和三十九年(一九六四年)十二月二十日
*東京會舘の経てきた時代を、関わりのある個人の視点から切り取って淡々と綴っている。激動の時代を振り返る静かな語り口が好もしい。
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東京生まれながら、東京會舘には興味も知識も全くありませんでした。近くにある帝劇や帝国ホテルにはお世話になったのに。東京の激動期を見つめたこの歴史ある建物を支えた、数々の専門家たちを描いた連作集です。特に洋菓子部門を支えた勝目さんやバーの桝野さんの話には感動。もうその味が完璧に継承されてはいないと思うし、本館改装に伴って変わってしまう部分もあるだろうけど、いつか伝統のお菓子やお酒を賞味したいものです。離れてみてやっと分かりましたが、東京もけっこう面白い。下巻も楽しみです。