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weak ties やserendipityという最近他の本で読んだ言葉が出て来たのは意外な発見。
「ニートって言うな!」で批判されていたので読んでみたけど、読む前の印象とはちょっと違った。
若者の雇用の周辺化は構造的な問題だという認識は共通してて、その上で、制度にいくのか、人の心にいくのかというアプローチの違いにも見える。
そのあたりは、批判された言い方を変えたのかもしれないけど。
両者は、若者が「閉塞感」や苦しい状況に陥っていることを前提としてるけど、その視角じたいを問い直したい。
希望学が発展していくようなイメージはあまり持てなかったなぁ。釜石市での調査は面白い事例だとは思うんだけど、ネーミングの問題なのかな?今の枠組みで言うと「希望」の重要さが、脳科学とか科学的な分野で実証されると、また注目されるのかも。
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希望学を研究している東大教授、玄田氏の本。
希望とは何か、からスタートし、自身の体験を絡めながら、非常にやさしい文章で進んでいく。
本書で一番重要なのは、希望を絶対的に良いものとして捉えていない点だ。
希望は失望に変わることを認めている。
そして、失望も、絶対的に悪いものとして捉えていない。
この複眼的な捉え方は、インタビューなどによる調査によって生まれているし、著者の大らかさによるものだろう。
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希望ということを学問として探求した面白い著書です。この混迷を極めた世界で生きていくヒントがちりばめられてます。ゆるやかな信頼でつながった仲間を作ることの大切さ、わからないことを容認する態度の必要性を気付かされました。
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著者の言いたいことはまぁ分かるし、希望に対する考え方も同意できる。
でも、本書を評価するには「まだはやい」かな。
でも年の瀬に読んでおきたい1冊でしたよ。
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(「BOOK」データベースより)
希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ。でも、どうやって?著者が出会った、さまざまな声のなかに、国の、地域の、会社の、そして個人の閉塞した現状をのり越えて、希望をつくり出すヒントをさがしていく。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかなメッセージ。
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ぼんやりした印象。輪郭、中身ともにふわふわした感じ。ーー「挫折は、希望を持つ上で重要。人生に無駄なことはない。困難なことにも時間をかけて向き合えば、希望が見えてくるだろう。」といった内容が繰り返し語られる。合間に少し調査結果の考察あり。
タイトルは『希望のつくり方』だが、内容は”希望学試論””希望学の試み”といったもの。”つくり方”を求めて読むと、肩すかし感を持つかもしれない。”○○学”というとキャッチーだが、軽率さともうらはら。ただ、著者らはそれを承知で、現代日本における希望なるものについて何らかの論考をまとめたかったのだろうと思う。
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前半はちょっと薄っぺらいな、という感じ、幸福や希望に関しての統計データもあまり好きではないけど、途中から目に留まった言葉があったのでメモっときます。
・ウィークタイズ=緩やかな信頼で繋がった仲間のこと。遠くにいてたまに会うくらいの関係の友人。まったく違う環境に居る彼らが何かヒントをくれることがある。
・ケチになるな。(目先の損得勘定にとらわれない。それが無駄だとは限らない)
・大きな壁にぶつかったときに大事なことはちゃんと壁の前でウロウロしていること。
・絶望の反対はユーモア(作者の言葉ではないが)
・まんざらではない(仏語ではC'est la vie. 英語ではThat's life)
ところで政治は国民を幸福にするのではなく、不幸にしないことが大事だという作者の意見がありました。菅元総理が同じこと言ってましたね…
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希望学ってなんだか胡散臭い新しい学問だなぁと思いつつ。。。前半はぼんやりと、後半はじんわりと読んだ。希望は与えられるものではなく、自分でつくりだすもの。こうやって書くと当たり前みたいだけど、でもまあ読んで良かったな~。
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こんな事書くの失礼に決まってるけど、
ダサいおじさん向けの本だなと思った。
読んでてワクワクする要素が一切ない。
読むと元気なくなる。
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「希望」というあいまいなものを定義し、しっかりと捉えて「希望」とは何か、どんな時に希望が持てるか、どんな人が希望を持っているのか、などの統計分析結果を交えながら語る本。
統計の結果は面白く、なるほど、と思えたり、こいつは朝礼の3分スピーチのネタに使えるなと思ったり、ちょっと心が温かくなったりしたのだけれど、途中で飽きてしまったのかなかなか最後まで読み進めず、思いのほか読了に時間がかかってしまった。
まあ、希望を持って行こうぜ、ってことだな。たぶん。
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希望学という言葉が気になったので読みましたが
ちょっと内容があっちに行ったりこっちに行ったりで読みにくかったです。
ただ一つ。2006~2008年に行われた岩手県釜石市での調査というのがとても興味深く、詳しく知りたくなったので、「希望学」の2巻、3巻(東京大学出版会)は読んでみようと思います。
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希望学という抽象的なタイトルで講座を開いている。希望は、自分でつかんでゆくもの。何かを得ようとする強い気持ち、実行、実現があるところに希望が生まれるという。これまで宗教などですでに言われてきたことであり、新たに得られるところなし。これは学問ではないでしょ。
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希望とは作り出すもの。希望とは、自分が語れる物語で成り立つものであり、挫折を通して修正しながらももつことができるものである。1番好きなところは、目先の損得勘定にしばられて判断しないこと、やってみたら偶然意外な出来事からひらめきが得られるかもしれなくて、そこからまた希望が生まれるかもしれないということ。ムダを邪険に扱わず、大きな壁の前でもあえてうろちょろして、人生のアソビの部分も大切にしたいと思った。
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著者は希望を次のように定義する。
「Hope is a Wish for Something to Come True by Action.」
特に、Action、つまり自分が行動を起こさない限り、希望は生まれない、自ら作り出すものである、という部分になるほどなと思った。
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情報の正確さ、証拠不足を感じさせる。そのため、説得力に欠けていると思った。とくに宗教については、知識不足が感じられあまり深く学ばれていないように思う。希望に関することだけではなく、宗教についても深く研究し、書き直したほうがよいと思う。